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大学院への入り方 いろは
- 社会人でも国公立大学院に入学する方法として、指導教授を探し面会することが重要です。
- 受験に当たっては教授の研究内容を論文検索やHPで調べるべきです。
- 大学院入学を目指す際には、福祉学部出身の経験を活かして志望動機をしっかりと伝えることが求められます。
専門家の回答 ( 2 )
- 専門家松代 信人(@sainou) 知的発達障がい児教育の専門家
補足質問について回答させていただきます。 【補足質問】 論文と著者の検索について教えてください。A先生の論文多数、B先生の論文多数、となれば著者からあたると、すごく時間がかかります。私の研究したい、例えば「中高年の引きこもり」から、逆に先生にたどり着けるような検索の仕方はありますか? 検索キーワード、「中高年の引きこもり 教授」をお勧めします。後ろにつけている教授のキーワードで、準教授も含む形で検索結果が出てきます(助教はここでははずします)。 ホームページタイトルの下に出てくる説明文(メタスクリプト)を見ると確認できます。 ちなみにこのキーワードに関わるホームページが約8万ありますので、1ページ目から15ページ前後をみれば、日本の主要な大学教授、準教授の名前とその研究内容を知ることができます。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
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こんにちは。松代信人と申します。 ご質問の「受験にあたっては指導教授を探して面会しなさいということですが、これは本当でしょうか」ですが、本当です。 大学院では教授が絶対的な権限を持っていますので、入試に通すのも教授、学位審査会のメンバーを選定して集めてくれるのも教授、合格の賛同を他の教授に根回ししてくれるのも教授です。自分の研究室で研究をさせるわけですから、自分のことを知っていて、自分の論文を読んでくれており、自分の研究を評価してくれている学生を入れたいのが本音です。研究室で四六時中顔を合わせるわけですから、自分と相性が良いということも本音としては重視したいところでしょう。従って面会しておくと指導教授に安心感を与えることになります。根回しとも言えますが、大学は教授が絶対的な権限を持っている根回しの世界です。教授が「この子を取りたい」といえば、他の教授も極力賛同します。なぜなら、自分の生徒にも他の教授から便宜をはかってもらいたいからです。ただし、英語等の共通試験科目には最低点が設定されている場合があり、これをクリアしていないと担当の教授がいくら主張しても、通せない場合もあります。これも学校によってもまちまちで、最低点をクリアしていなくても教授が強引に合格にさせているケースもあります。 特定の教授の主張だけがとうらないようにするために、試験の合格者のみが、面接以降の対象となる場合もあります。そのときに面会した教授が強くひっぱってくれると有利になります。 事前に面会していないと合格できないか、というとそんなことはありません。試験の合格ラインを中心に合格者を決めている大学では特にそれがいえます。これ以外では、だれがみてもほしいと思う学生であることが要求されます。こういった学生は事前に面会していなくても、希望研究室が複数ある場合には、教授間の取り合いとなります。 次の「教授の研究内容は論文検索やHPであたればいいのでしょうか」ですが、それでよいと考えます。加えて、教授に著書があれば事前に読んでおき、面会のときに持っていくのがよいでしょう。論文についても同様です。 また、質問があれば遠慮なく聞いて下さい。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
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補足
論文と著者の検索について教えてください。A先生の論文多数、B先生の論文多数、となれば著者からあたると、すごく時間がかかります。私の研究したい、例えば「中高年の引きこもり」から、逆に先生にたどり着けるような検索の仕方はありますか?