- 締切済み
肺の内視鏡手術は安全でしょうか?
済生会病院にかかっています。足の骨折手術前の精密検査で、左肺の片方の背嚢にΦ1.5cm程度の腫瘍が見つかりました。骨折手術が済み、ほぼ完治した時点で、呼吸器内科を受診し、血液検査を受けました。同時にPET検査も受けました。結果は、血液検査では癌はマイナスと言われました。しかし、PET検査では、それなりの集積が見られました。最終的には、組織を直接摘み出し検査するしかないということになりました。外科に回され、外科の先生は、腫瘍の形状からすると、癌の可能性が有ると言われます。左肩付近から挿入する内視鏡を使って、組織を取り、即癌判定(1時間ぐらい必要)を行い、癌であれば、左肺の片方の背嚢の2/3程度を切除することとなりました。この手術は、安全なのでしょうか。詳しい方、ご指導お願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
(Q)左肺の片方の背嚢の2/3程度を切除 (A)これは、「肺葉(はいよう)」を背嚢(はいのう)と 聞き間違えたのだと思います。 人間の肺は、右は3つ、左は2つに分かれていて、 それぞれを「肺葉」と言います。 左の肺は、上葉と下葉の二つに分かれており、 どちらかはわかりませんが、その一つの肺葉の 三分の二を切除するという意味だと思います。 蛇足ですが、左は心臓があるので、肺葉は2つ、 右は心臓がないので、その分、容積も大きく、 肺葉は3つ(上葉、中葉、下葉)あります。 (Q)この手術は、安全なのでしょうか。 (A)安全かどうかというには、何を基準にして、 安全かどうかということになると思いますが、 それがわかりません。 肺癌の手術は、年間6万件以上も行われている手術です。 肺癌の手術で小さな手術と言えば、患部をラジオ波で 焼く手術から、片方の肺を摘出する大きな手術まで 様々です。 片方の肺を摘出するような大きな手術でも、 手術中に患者が死亡するということは、まず、ありません。 日本の医療技術というは、それぐらい、凄いのです。 そもそも、肺癌の手術をするということは、 一般的には、呼吸器外科では若手医師を指導するぐらいの 力量を持った医師が手術をするということです。 そうでなければ、肺癌の手術はできません。 そのような力量を持った医師ならば、手術自体を失敗する ということは、考えにくいです。 ただし、もしも、肺癌だったとすると、その後が大変です。 癌の手術の目的は、本来、癌を取り除くための手術ではなく、 重要臓器に転移して命にかかわるのを防ぐための、 「転移予防」が目的の手術なのです。 言うまでもなく、肺は重要臓器そのものですから、 肺に転移してほしくない、その肺が原発巣なのですから、 肺癌であること自体、すでに、胃がんなどの他の臓器の癌に 比べると、重大事態だということです。 再発防止のための抗がん剤治療、放射線治療など 色々なことを考えなければなりません。 万一、手術後再発すれば、それこそ、命にかかわる 重大事態ですから、再発しないようにするのが第一です。 肺に腫瘍があるというのは、それぐらい大変なことなのです。 「たぶん、癌ではない」という、曖昧なことが許されないのです。 だから、生検をして、まずは、癌であるかどうかを 確かめる必要があるのです。 ご参考になれば、幸いです。
- bakamr
- ベストアンサー率32% (149/463)
絶対安全とは言えないでしょうが、安全でなければやらないでしょう。 不安なら、セカンドオピニオンをされてはどうですか。