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昨日の地震が3.11の余震
だそうですが、 6年経っても余震なんですか? その余震だというのはどういうことからですか?
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- hekiyu
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あれだけの大地震になれば、その余震は10年以上も 続くと言われています。 だから、今後も当分続くモノと覚悟すべきです。
- Michael-M-Peter
- ベストアンサー率28% (37/128)
はっきり言っちゃえば分かりません。 学者はいろいろ能書きを垂れていますけど、昔の定義と今の定義は違っていますし、さらに今の定義でも疑問を呈する学者も多くいます。従って一応は一番力を持っている学者の定義が通用していますけど、いつそれが変更になるかわからないんです。 昔は最初に大きな地震があってそれを本震と言い、その後同じ震源域で起きる本震のマグニチュードを越えない地震が余震とされていました。 ところが熊本地震が起き、最初の地震よりあとの地震の方が大きかったことから二番目の地震が本震と変更されました。最初の地震は前震と呼ばれます。 しかしこれは二つの断層に起きた地震なので、各々が各々の本震とも言えます。 3.11、つまり東北地方太平洋沖地震(以下3.11と書きます)は太平洋三陸沖を震源としますが、その範囲は震源域は岩手県沖から茨城県沖にかけて幅約200km、長さ約500kmの大きさを持っています。 熊本でもわかる通り実際の震源が別であっても震源域とされた範囲の地震は、本震を越えない限り全て「余震」扱いになります。 もう一つ余震かどうかを判断する基準として発生頻度があります。 本震を後に余震は徐々に減少するとされています。これは元の地層や断層の歪みが収まるまで続きます。今回の3.11地震ではとてつもない歪みが生まれてしまいました。 果たして今の学者にその歪みがいつ解消されるかを理解できているかどうかは分からないのです。だからいつも問いに対して明確な期間を示すことができていません。多分十何年か、何十年かというオーダーです。 だから学会で終了宣言が出るまでは、この地域で起きる地震はすべて余震となるわけです。 もう一つ厄介なのは断層地震には土地が圧縮されるものと両側に引っ張られるものがあります。引っ張られる方が正断層、圧縮されてズレるのが逆断層ですが、日常的に日本では逆断層しか起きないとされていました。それは日本では海側プレートが常に陸側プレートの方に動いて圧縮しているからです。 しかし3.11では陸側プレートが太平洋側に大きくずれたために全体に引っ張られる状況にあり、正断層が起きやすくなっています。さらに言えばその後終息するかと思われていましたが、再び陸側プレートを巻き込み始め、さらに圧縮を示唆する移動まで認められました。 いずれも破壊されやすい脆弱な状況にあり、今の日本では正断層も逆断層もプレート型断層も起きる状況があるのです。だから様々な地震が起きやすいと言えるわけです。 質問者さんは毎年の「梅雨」の期間が、実は秋になってからでないと定まらないことをご存知でしょうか?テレビで梅雨明け宣言を出しても、最終判断は秋ごろになって気象状況を考察して会議の結果で決定されるんです。 地震も同じで、一定期間余震の期間が長くなると終息宣言を出しますが、それでも時折地震が起きます。このときになって初めて同じ震源域でも、余震とするか別の地震とするかが論議されます。それで決定した段階で終息日時が決定されるわけです。 梅雨が明けても雨は降ります。同じく3.11の余震が終わっても地震は起きます。要するにどこで線引きをするかというだけなのです。
お礼
詳しい解説をありがとうございました。
- aokii
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発生場所
お礼
え?場所だけなんですか。
お礼
そうなんですか、回答ありがとうございます。 よければどこで言われていたかという情報が欲しいです。