では、ひとつずつ
>4つのうち会費と寄付の違いがイマイチよわかりません
会費とは、正会員(理事会などに参加し、運営方針を決めることに参加できる会員)と賛助会員(個人や団体や法人が会費を払い、運営には口を出さない会員)がありますよね
※ありますよね・・というのは、NPO法人を調べたホームページにも載っているので、今なら理解できると思いますという意味です
正会員ではなく賛助会員を意図して選択した個人は、積極的に参加できない状況にあり責任が持てないなどの理由があります
なぜなら先の回答にも書いたように、会長・副会長・理事は選挙によって毎年度(団体によっては2年度)選出されますので、その選挙理事会に参加できないと白票であったり、委任状(誰になっても文句を言わない)を提出することになりますので、あえて正会員にならない選択をする人もいます
また、団体の方針により、若者(その逆も)によって運営される団体もあります
その場合は、適正年齢外の人たちが応援したいとか、主催ボランティア事業には参加したいなどの理由があり、賛助会員を選択する場合もあります
また、賛助会員には法人などの団体が参加できますが、会費制度ですので、一口いくらという形をとっています
メリットとしては、しっかりと運営しているであろうNPO法人に参加しているという宣伝(言い方が悪いけど)にもなります
※税金対策にもなったりしますが、性善説で解釈してください
寄付とは、会員とか関係なく、匿名(会員は匿名ではない)でもそのNPO法人にお金を出したい人などが行ったり、たとえば、そのNPO団体がプルトップなどのリサイクル製品を集めて運営収入などをしている場合、お金ではない形で寄付することになりますので、会費のそれとは別物です
>会員たちは全くの無償でやるのは「趣味」と考えてるのですかね?
ボランティア団体であればボランティア精神でしょうし、郷土の伝統を後世に伝えていきたい団体であれば郷土愛でしょうし、それらを「趣味」という表現に当てはめるかは、質問者様の思考に任せます
>スカラ座は、前経営者が経営難でNPOに経営権を委譲しましたが、収益どころか、スカラ座自体が補助金を必要とするような商売だと思うのですが、それだとどういう背景が考えられますか?
正直、行ったこともないスカラ座のことはわかりませんが・・・推測として、社員を守るためであったり、建物を残したい地域愛であったり、色々じゃないでしょうかねぇ・・
私自身が他県の人間なので、推測を超えませんが、だいたいの場合は行政が条件付きで再生・継続できる法人や団体を公募して、一番安く・信頼できる団体が競売のような形で運営を勝ち取った感じでしょうか・・
>保育園なども補助金で運営されてますが、それとどこが違いますか?
ですから、利益を得ない非営利活動(NPO)法人とは全く違いますよ・・よね
ある目的があり、その手段として運営費を稼ぐNPO法人と目的も手段も同じ保育園運営とでは、そもそもぜんぜん違うことは理解されてください
※納得と理解は違いますが
お礼
ありがとうございます。 本当は税金対策とかメカニズムのところが知りたいのですが、あんまりお手間も悪いので、まあ、なんとなくわかりました。 なんとなく、寄付とか性善説とかボランティア精神という切り口のお話をいただいてますが、わたくしは「ほんまかいな」と、考える立場です。 というのも、同じ寄付でも、税金対策になったり、する方が拍車がかかり、かえって、被寄付側へも多大な恩恵が届くものです。つまり、性善説なんて努力や気持ちの割にろくすっぽ結果も出す、もらう方も文句が言えず、やってる方は自己満足って事が往々にしてあるわけです。というか必ずそうなります。 性善説の対局は、性悪説とは限らず、頭のいい仕組みを、考える人がいるわけです。 企業に寄付を求めたり、出資を求めたりするのはいいですが、企業のお財布担当も、どうなるかわからんもんに寄付の合意を取り付ける事は容易ではない。それは社長ですら大義がいる。 その大義とは「会社も儲かる」とか明らかにやるべきだと誰もが理解する仕組みです。その根底は、悪ではないのですよ。善行をするにも合意がいるわけです。 で、話は戻りますが、趣味でやってるのかってのは、ボランティア精神があってもいいのですが、その人にも嫁や子供がいれば、ボランティアばっかやってられないわけですよ。嫁が許すわけがない。 そこへ、明らかに嫁にも家庭にもメリットがある仕組みであれば、どんどる会員が増えるというものです。 質問に戻りますが、川越の場合、勿論私も全く知りませんが、何らかのNPO法人があり、そこが、コンペで勝ち取ったというものだとすれば、そのNPO法人は、いくつもそういう事業を抱えてるのかもしれませんね。そして、映画館も、儲け事業ではなく、2つ目の(あるいはもっと)NPO事業なのかもしれないですね。 そうして、補助金をドンドン引き出してゆく。 行政も、補助金予算の使い道に困ってるはずですから、いかにも市民のための内容なら渡りに船なわけです。いい使い方だと評価されたいわけで。 保育園も似てると思うんですよ。あれも社会福祉というカテゴリーで、補助金でなりたっており、福祉、つまりボランティアの親戚で、儲けたらいかんのです。だから、宝石をジャラジャラさせた幼稚園の園長はいても、そういう保育園の園長はいないわけです。