こんにちは。目はむき出しになっているのですからそこにインフルエンザウイルスが付着したら感染してしまうと懸念されますね。
まず、眼球の細胞にインフルエンザウイルスが侵入して感染が成立するという確たる証拠や事例は見当たりませんでした。
しかし、咳やくしゃみで飛び散った飛沫が目に入ること自体は容易に想像できます。
目に飛沫が入るということは、目に異物が入ったということになります。
そうなれば体は涙で洗い流すように反応しますね。
この時点で大部分は目の外に排出されるでしょうが、鼻涙管を通して鼻やのどにウイルスが到達する可能性はゼロではありません。
眼球の表面から感染するかどうかは分からないが、目にウイルスが入ったことで別の部位から感染が成立する可能性はあるということです。
目にウイルスが入った場合はどんな症状がでるか?というご質問に関しましては、目にほこりなどの異物が入った時と大差ない、としか言えないでしょう。
この飛沫にインフルエンザウイルスとは全く別の感染性の細菌などが含まれていたら、全く違うことになります。
他の回答者様が触れている「感染性結膜炎・感染性角膜炎」ですが、これの原因菌として挙げられているインフルエンザ菌は、インフルエンザウイルスとは全く異なる病原体なのでご注意ください。
インフルエンザウイルスが目に入ることで「はやり目」のようになる可能性は非常に低いでしょう。
ご参考になりましたら幸いです。
ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール
ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。
健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。
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