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公共ネットワークにVPN接続の安全性
- 公共ネットワークでVPN接続をすることの安全性は?
- 自宅のコンピュータをVPNサーバーにして外出先からアクセスする方法の安全性は?
- ネットカフェからのVPN接続や遠隔操作の安全性は?
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質問者が選んだベストアンサー
自宅ゲートウェイでDNSキャッシュポイズニングなど攻撃への対策設定がきちんと行われていることが前提ですが、動作設定やDNSキャッシュがどんな状態になっているかわからない公共ルーターを頼ってインターネット接続するよりは、自分でちゃんと設定した自宅ゲートウェイ経由のほうが、当然安全性は高いです。 (公共ルーターへの依存を極限まで減らすなら、自宅へのアクセスにドメイン名を使わずIPアドレス直打ちでVPN接続する。) また、他人の通信の傍受に関しても、傍受しやすいところ (下図の(1)部分) はVPN接続だと暗号化されるので安全性が高いといえます。ただ、そこから先の(2)部分は通信相手次第で、ただのHTTP通信だとパスワードなども丸見えになるので、会社の社員用サイトや通販サイトが暗号化通信してない場合は改善要望でも出しましょう。 [出先PC]--(1)--[公共ルーター]--(2)--インターネット [出先PC]--(1)--[公共ルーター]-------インターネット-------[自宅ルーター]--(2)--インターネット =====================トンネル==================== ネットカフェなど自分専用でないPCからVPN接続する場合は、通信の安全性自体は自分のPCを使うのと変わりません。 ただ、操作したPCにはウェブサイトのアクセス履歴や入力パスワードのキャッシュが残るので、自宅PCにリモートログインして自宅PCを操作するほうが安全でしょう。その場合もネカフェPCにはVPNの設定とリモートログインソフトの接続設定が残るので、使用後はそれらを消すのを忘れないように。 …と色々書きましたが、対企業・資産家ならともかく、一般人が狙って攻撃を受けることなんてほとんどないですけどね。 一般人の被害は、自分から怪しいサイトにアクセスしたりメールを開いてスパイウェアを拾う…といったケースのほうが多いので、「ブラウザーにスクリプトの実行を許可させない」などそっち方面の対策も怠らないように。
お礼
ありがとうございます。確かにウイルスやスパイウェア対策のほうが大事ですね。 VPNを通せば公共ネットワークでもかなりの程度安全と言えそうということが分かり安心しました。ありがとうございました。