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不登校に精神科薬物療法は効果があるのでしょうか
昨年の二学期から不登校になった中1男子を持つ親です。 いろいろと相談機関にお世話になっていますが、これといった変化もなく、最近知人から精神科受診を勧められました。 ただひたすら毎日ゲーム三昧の生活を送っていますが、相談機関には嫌がらずに出かけたりするので人と会うのは苦痛ではないようですし鬱状態でもありません。思い通りにならない時には攻撃的になったりしますが異状なほどではありません。 精神科を受診してなにか薬を処方してもらえれば、状況が改善したりするでしょうか。 ご経験者の方にご回答いただければ幸いです。
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不登校のご本人さん、困っていることがあるから行かないのでしょうねえ。 相談機関に嫌がらずに行くのは親を困らせたくないからなのかもしれないし、もともと素直な子なんでしょうかねえ。 病院に付き添うという言い方がいいですかねえ、病院や相談機関に連れて行くということは普通の生活に戻れないご本人さんが逆に付き合うということなんで…ご本人が困っていることを自身の意思で相談できる…誰かに言おうという意欲を導き出す…自発的に言葉に出して言えるような子になってもらう…そんなお話という薬を考えられるのはご両親しかいないかもです。 原因として、例えば朝と夜が逆さまの生活になって遅刻するのが嫌で行かなくなったというのが原因なら体内時計を調整する薬とかあるみたいですし、勉強のストレスや人間関係のストレスで不眠になったり鬱になったりすれば、その薬もあるし、いじめで行きたくないならそりゃそうだと思うし。 ま、あまり無理にああして、こうしてとか言わないで、少しずつ、他人にはわからない親子の感覚で、自分の望みではなく前述した自発的な考えができるような話をすればいいと思います。 子を愛していれば、親が真剣に心配していることを子どもは感じ取れるのではないでしょうか。 でも、あまりあせらせても逆効果でしょうし、人任せにしても子どもに伝わらないものがあると思います。 思春期を過ぎれば元に戻ると思いますんで、とりあえず病気やケガをしないで元気ならいいということでお過ごしください。
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- zabusakura
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不登校の原因にもよると思います。ご本人は、原因が、わかっているのでしょうか? それとも、わからないのでしょうか? 原因が、わかって、それを解決して行かないと難しいと思います。 夜、眠れないから、朝、起きて登校できないなど、なんらかの病気なら服薬で改善する可能性も あるとは思います。 医師には一度も相談、受診は、されてないのでしょうか?相談機関とは、どういう専門家の方が いらっっしゃるのでしょう? 具体的な症状や原因など何も情報が無いので、何とも言えません。
お礼
情報が少なくて申し訳ありませんでした。 状況としては様々対応をしており、その一貫として薬物療法はどういう効果があるのか経験者のご意見をいただきたいなと思ったしだいです。 ご回答ありがとうございました。
不登校になった原因は何ですか? 薬物療法は症状を緩和する事はできても、根本的な原因は解決できません。 ・学校の授業について行けなくなり解らない授業を聞く事が拷問になり 教師や周囲に解らない事を否定、侮辱、嘲笑されたりした。 ・周囲に白い目で見られてしまう何らかの辛い事があった。 ・クラスメイトに弱みを握られ精神的虐待をされ続けている。 ・家族関係が安定しておらず将来や進路を考える余力が無く 前に進んで行く周囲に取り残される感覚が恐怖でならない。 ・何ヶ月も学校に行かなかった事で人目に晒される不安。 ・学歴に傷が入る劣等感(子供にとっては未来に対する絶望感)。 など幾つかの具体的な理由が重なって本人も上手く言葉に出来ない という可能性が考えられます。 薬物療法で症状だけ緩和しても、致命傷は「記憶」です。 トラウマ的な記憶に近付くほど症状は急激に悪化し、 無理に耐えて心の傷が更に抉られれば更に重症化させかねません。 認知行動療法なりEMDRなり心理療法を受けた方が良いのではないでしょうか。 相談機関には嫌がらずに行くという事は、 親に心配を掛けたくない恥ずかしくて言いたくない言えない気持ちを 相談機関の誰かは吐き出しても受け止めてくれて 不安を沈めてくれるから行くのだろうと思われます。 あなたは根が真面目で、心配性で干渉し過ぎているのではないでしょうか。 人間は身近な人の喜怒哀楽に引きずられるものです。 あなたが不安そうにすれば周囲も不安へ引きずられて行きます。 勉強で遅れ進学のレールからはみ出た中学生の未来に対する絶望感は 多分当事者にしか解らないでしょう。 親という存在は結局そうしたどうにもならない絶望感は理解せず、 あなたの人生が狂うから頑張って学校に行け 程度しか言わない事が多い。 心配する言葉が不安となり傷口に塩を塗るような激しい拒絶が起こり 対話が不可能になっているなら、 心理療法を受けた方が良いのではないかと思います。 ゲームの世界は現実と違って頑張れば頑張った分だけ キャラが育ちアイテムが増えて行き明確に目に見える結果が残ります。 ネットゲームだと同じゲームで遊ぶ人や仲間の存在が 学校にも家庭にも受け入れられない孤独感を埋めてくれます。 どんどんそちらにのめり込んで行ってしまって目に余る様になったから 力尽くで全て奪い取るという強行手段に及んだ場合は (2015年度)10~44歳の死因の1位の自殺と予備軍の重篤状態に至る事も 十分に覚悟しておくべきだろうと思います。 不器用な愛情や善意は子供に重過ぎるものを抱えさせ無理をさせ 悲鳴を上げさせます。 不器用な親は悲鳴に鈍感でもっと無理が出来ると思い込み追い詰めます。 もし不器用の裏に軽度発達障害があるなら注意すべきです。 遺伝し親子共に軽度発達障害という事もありえます。 診断はされないのに社会ではどうも生き辛く苦しみやすい親子も。 私個人としては、人並の人生を取り戻させようという発想は 恐らく重症化を招くと思います。 無理をして形だけ学歴を得ても、心理的な後遺症が重篤化すれば バイトですら苦痛で続かず離職を繰り返しニートまっしぐらでしょう。 学歴は大卒検定や放送大学で取り繕い 中1の彼がどんな道なら頑張って生きて行けそうか、 可能性を広げ育てる方向に注力した方が良いのではないかと思います。 ゲーム三昧であるならば、こんなゲームが欲しいとか妄想もするでしょう。 Unityという無料ゲーム開発ツールの入門書を買い与えてみたり、 そのゲーム素材を作れるBlenderなどの入門書を買い与えてみると、 スマホアプリ等を作る技術の基礎が身に付く可能性もあります。 何か出来る事が身に付くと人に関心されたりし 泥沼の劣等感から抜け出し生きて行く道筋が少し見える事もあるでしょう。 相談機関の人とある程度親しいならば、心理学関係の簡単な入門書などを 買い与えてみれば気が向けば読んで興味を深めるかもしれません。 〇〇三昧 になれる集中力を別ベクトルに向けられるように 彼の興味が広がる可能性の種を撒いておく事が 現状を抜け出す上で大切な鍵になると思います。 小さい頃に憧れていた職業や、 小さい頃に好きだった何か、宇宙や科学や機械でも何でも 好奇心を開く種を撒いていれば、 未来が見えないゲーム三昧の日々よりも、 未来に仕事に繋がりうる何かに時間を割く様になる可能性があります。 難しく読む気が失せる専門書の内容でも、 難しい言葉を除き映像化された番組(情報)なら多くの人が見ます。 難しく読む気が失せる自己満足なネットの無料情報より、 難しい言葉を除き図解された書籍なら多くの人が見たりします。 彼の様な境遇に陥った人に好奇心の種を様々に撒く事は 自分から脱して行き成長して行く鍵になると私個人は思います。 好奇心(興味)の先に目指す職業が見つかれば生きる希望にもなるので。 以上です。長文失礼しました。
お礼
詳しくご解説いただきありがとうございました。 今後の参考にさせていただきます。
お礼
親が焦りすぎという面はあります。ご回答はじんわり胸に響きました。 ありがとうござました。