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花の名前と受粉の仕方
- よく見かける花で、9月から3ヶ月以上咲き続けました。花の色は黄、橙、白、ピンクで、写真のようになっています。しかし、種がほとんどできなかったですが、2つだけ種ができているものがありました。
- この花の名前と受粉の仕方について教えてください。自家受粉、虫媒花、風媒花の中からどれに該当するのか知りたいです。
- 花の名前がわからないのですが、花の色は黄、橙、白、ピンクと多彩です。また、写真のような形状をしています。種の形成には苦労しましたが、2つだけ種ができたものがあります。この花は自家受粉、虫媒花、風媒花の中でどの仕方で受粉を行うのか教えてください。
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ジニア・リネアリス(ホソバヒャクニチソウ)ではないでしょうか? 画像検索してヒットする画像と見比べてみて下さい。園芸品種なので種苗会社による改良でできたシリーズものがいくつもありますので、細かい部分で違いはあるかもしれません。 この植物は一年草ですから基本花が終わり種子が出来れば枯れてしまいます。もしかするとお住いの地域が温暖だったり置き場所が比較的暖かくてまだ枯れずに咲いているのかと思いますが、この株自体は春まではもたないと思います。 種子のでき方は虫媒花なので昆虫による受粉です。人による人工授粉も可能ではありますが、その方法は今時期には向かずもし受精できたとしても株自体がもう寿命も近い為にこれから種子が実る事はほぼ無いと思われます。 少しながら採れた種子をお住いの地域のこの種類の蒔き時に合わせて蒔き育苗して育てることになるでしょうが、自家受粉の種子の場合は親株の花と同じ花色が咲くとは限らず、特にお持ちの株が実はF1品種(一代交配)だった場合は遺伝的に次世代の花は特徴が目立って劣った物が出る可能性もあります・・・。また、自家採取の種子には未熟の物が混じり発芽しない可能性もあります・・・。 もし似たものをご自分で種子から育てたいとお考えなら、市販のものが普通に売られていますから購入されて蒔かれてはいかがでしょうか。種子袋の品揃えの良い花屋やホームセンターには大抵置かれている種類ですし、インターネットでも手軽に購入でき(普通に買うよりも格安のところもあります)普通の封書便で送られてきます。 市販の種子は発芽しやすい薬剤や初期苗が病害虫にかかりにくい薬剤が染み込ませてあるので蒔き時に適切な土に蒔き(ピートバンや、平鉢やセルトレイに「種まき・挿し木専用土」を入れて使うと消毒済みなので安心)適切な温度が保てれば発芽は難しくなく、本葉3~4枚の時に3号くらいの小さめのビニールポットに植え替え、その後ポットの底穴から根が出てきたら4号ほど(市販苗のポットの大きさ)のポットに植え替えて育て、底穴から根が出始めたら早めに鉢や地面に定植してあげて下さい。 一年草の園芸品種は花をより多く長く咲かせる目的で改良しますので、種子をつけさせると花数が多く咲けず、株の寿命も本来よりも短くなってしまいます。種子を実らせると株が老化するスピードを速めてしまうのです。それに先に書いた通り親と同じ花が咲くとは限りません・・・。 できれば来年もこの種類や他の種類の一年草の花を楽しむのなら、花一輪が開いて何日か経って色が悪く成ったら速やかのガクの下から摘み取ってしまって下さい。こうすることで新しい蕾が多く出てきやすくなりだんだん花数が増えてきます。枝も、摘んだ部分が多くて蕾が少ないものは剪定して(途中で軽く刈り込むと枝が増える)新たな脇芽を出させると株が次第にこんもりし全体の見た目も良くなります。 もしどうしても自家採取してみたいのなら、多めに苗を買って花を眺めて楽しむ目的の株と種子を採る目的の株とに区別し植え場所(又は鉢の置き場所)も替え、種子採り用の株は種子が熟し次第マメに採取し出来るだけ次の花を咲かせるように気を付ければそこそこの量は取れると思います。ただし観賞用の花数より目立って花は少なく、株姿も乱れがちになるので株全体の見た目としてはみすぼらしくなるかもしれません・・・。
お礼
とても詳しくありがとうございました。名前が分かったので調べることができました。ジニア・リネアリスです。百日草に似ていると思っていましたが,知っている百日草とは感じが違うので別の種類かと思いました。僅かですが種が採れたので試してみようと思いますが,書いていただいてるように新たに種を買うか,苗を買うかする方が確かだろうと思いました。