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16ビットと24ビットの音の「細かさ」とは?
- 16ビットと24ビットの音の「細かさ」について解説します。
- 16ビットは65,536段階に対して、24ビットは16,777,216段階で音の強弱を表現できます。
- 24ビット録音では16ビット録音よりも音の強弱を細かく捉えることができます。
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No.8です。補足をいただいてありがとうございます。 >ビット数にかかわらず0dB FSを同じ音量で再生するという点が抜けていました。 抜けていて構いません。『0dB FSを同じ音量』なのがADC/DACチップのDefaultですから。 データー上では16bitと24bitは常に8bit(256倍)の差が有ります。 参考までにテキサスインスツルメント社のADコンバーターチップの特性比較ページがありましたので下の参考URLにリンクしておきます。 24bitADの実際のダイナミックレンジ(0dB FSからのSN比)がどんなものか判ります。 256倍の差の大部分が、実際には活用できないノイズに占められているのです。 16bitを24bitにコンバートすると、上位16bitはそのままですが下位8bitは 0 で埋められます。 ノイズ付きで24bitサンプリングしてノイズを除去すると、ノイズが記録される部分は下位8bitにありますので、そこを 切り捨てれば、16bitを24bitにコンバートしたものとたいして変わらないデータになります。 24bitという器は、たしかに256倍の大きさなのですが、そこに入るデータは器を満たさないのです。 聴いて違いを感じられるかどうかは、再生装置や聴力、またレベル設定によって結果が違うでしょう。 しかし、24bitという大きな器は、実質16bitや20bitのデータを器の範囲で自由に盛り付け(レベル配置という意味です)できますので、マルチトラックレコーディングで元データを欠損させる事無く合成する事ができます。 24bitの利点は、解像度が何倍細かいかという事より、エフェクトを加味したりミキシングを重ねる「音楽制作の自由度」にあると思います。
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うーん、なんでdBが出てくるのかわかりません。 音響データなどで、簡単に考えれば、アンプへの入力は、1VP-P などが多いですが 信号は交流波形ですが、その上の電圧と、下の電圧が1Vな訳で、16ビットだ、 24ビットだというのは、その高さが65,536段階あるのか、16,777,216段階あるのかという違いです。 つまり、1段階の電圧の差が小さくなっていくということであり、電圧が高くなるという意味ではありません。 なので、スピーカーで再生される音の大きさはまるっきり関係ありません。 音響信号の波形というのは、たくさんの音が組み合わされているため、正弦波ではなく、とてもいびつな波形をしています。 このいびつな波形が、細かい段階があるということで、なめらかなカーブを描くという意味であり、音が大きくなるという意味ではありません。 他の言い方をすれば、16ビットの信号で、1000個のサンプリングで半波の正弦波を作った時、 そのピークを信号として1とした場合、1000個のうち約半分が0で、約半分が1という四角い波形になってしまいます。 同じ波形を、24ビットで表せば、256倍あるわけですから、0から256、256から0までの滑らかな波形を作り出すことができます。 同じ信号レベルで、細かいデータで記録再生できるということであって、信号レベルや音量が変わるというものではありません。 でも、実質的に、それを聞き分けられる人はまずいないですが、、、
お礼
256倍は分ってたのですが、音量の段階が256倍になる代わりに、ダイナミックレンジも広がる。それをどうして「256倍細かい」というのか、そこが納得いかなかったのです。(同じダイナミックレンジで段階が256倍だと「256倍細かい」と言うのなら分る) しかし、ヒントを頂き解決しました。回答ありがとうございました。
- vaidurya
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n倍で表現することが間違いだと思いますよ。 ほとんどの人が、CDの音質に不満を持っていませんし そもそも、充分な聴取環境を所有していません。 ですから、事前説明無しに往来で、あるいは当人の家や乗用車で聞かせても 違いを感じ取れない人も大勢いるでしょうし 良いヘッドフォンや、オーディオルームで聞いてもらっても 感じ取っているいい音は、普段より 良い機材を使っている分の劇的な差異であって ハイレゾの効果を感じ取れているわけではないと考えられます。 ですから、結局は、自分の感性がその価値のすべての基準になります。 ゆえに、それは256倍と表現する人はそう感じているのかもしれませんし せいぜい2倍と感じながら、雑な計算で256倍と言ってもいいだろうと考える人もいます。 仮に数字として正確に計算しても その数字が、万人に対して適切な説明にはなりませんから 気にしないのが一番です。 ロスレスが出てきた時も じゃあMP3では何%が失われていたのか? そんな数字を強くアピールする人はいませんでしたし 違いを、数%として感じ取れる人もほとんどいないはずです。 というか、違いを理解できない人も大勢いますし MP3からロスレスに変換して満足しているような珍妙な人もいたのは それが、ほとんど感性の問題として、大きな個人差を持っているためです。 数値化して議論する価値が、ほとんど無いわけです。
お礼
実際の音についてはその通りではないかと思いますが、全く理屈の話としての質問でした。回答ありがとうございました。
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お礼
>24bitの利点は、解像度が何倍細かいかという事より、エフェクトを加味したりミキシングを重ねる「音楽制作の自由度」にあると思います。 やはり確かな点はそこですね。 再生時のメリットについては、理論的には分りましたが、実質的には結局よく分りませんでした。 愚問に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
補足
ベストアンサーを選んで解決済みにしたはずだったのですが、ボタンの押し忘れか何かがあったようです。失礼しました。