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人を訴える事って。
最近、縁を切った友人から訴えるぞ!などと言われて少し焦りましたことがありました。 まぁ冗談半分で言ったのかもしれませんが。 ところで具体的に刑事は強制力があるとしても民事での裁判ってそもそもどうやって訴えを 受理したり、判断してるのでしょうか?やたらめったら訴えることなんて出来るのでしょうか。 やはりそれだけの事実の裏付けや証拠、訴えるための必要条件があるのでしょうか? たとえば何も証拠も証人もいない、ただ本人の主張だけでも弁護士さんは受け付けるのですか? 少し気になり質問させていただきました。
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民事なので、基本的には契約違反が多いのでは、書面に書かれていて、双方合意の契約が契約不履行で訴える場合、契約書と言う証拠があり、その金額が証明できる(換算でも良い)など、訴訟理由が明確な場合、裁判所は受けます。 民事調停 1.概要. 調停は,裁判のように勝ち負けを決めるのではなく,話合いによりお互いが合意することで紛争の解決を図る手続です。 http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_04_02_10/ つまり裁判の場合訴訟額に応じて裁判所に支払う印紙代が変わります、また明確な証拠が必要です。やたらと言っても証拠もなしには受理されません。また裁判は数年かかるのと法定には毎回書面を準備してでないといけません(基本的に言葉では主張を述べることは出来ません全て書面で前もって(裁判開始前まで)提出です、そうやたらと起こすことは出来ませんし、あまり頻繁に訴訟をするとそれまで起こしたて係争中の裁判にも違和感が生じるので敗訴になりやすくなると思います。 明確な証拠も無く訴訟されたらあいては反訴を起こして被害請求をするでしょうから、敗訴したら莫大な金額を請求される可能性があり(弁護士費用を入れれば100万単位になるかもしれません)、それが複数となれば大変だと思います。 弁護士が受けたとしても、裁判所が受理しなければ裁判にはなりませんから、弁護士も訴訟をしますと安易に受けないでしょう、まずは弁護士が相手と交渉と言う事になり、その結果訴訟できる証拠や根拠がなければ弁護士は訴訟しません、裁判所に受理されないことを弁護士がしたら評判がガタ落ちになるので。
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- fujic-1990
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> 民事での裁判ってそもそもどうやって訴えを 「訴状」という書式があります。 例えば、誰を訴えるのか、や、何を請求するのかなどなどについてどう書けばいいか、とかいうようなフォーマット(記載方法)が決まっていますので、そのフォーマットに従って、誰に対してどんな訴訟を求めるのかなどをハッキリさせた「訴状」に、法律で決まっている額の費用をつけて、裁判所に持って行けば、基本的に受理されます。 「基本的に受理される」というのは、例えば交通事故に関して、死んでこの世にいない加害者を相手に訴訟を起こしたり、「被告は原告に対し、死んだ息子を生き返らせろとの判決を求める」とかいうような、不可能な判決を求めたりしなければ、受理されるという意味です。 訴訟を起こす時点では、事実の裏付けがあるかどうかや勝てる証拠があるかどうかなどなど、は関係ありません。裏付けも証拠も、なにもなくても訴訟を起こすだけならおこせます。 「ただ本人がそう言っているだけ」でOKです。訴訟はおこせます。 ですが、そういう場合に弁護士を頼むのは十中八九無理です。本人訴訟でやってください。 弁護士は勝てないとたくさんの報酬をもらえません(約束した報酬でも負けると払ってくれない)し、負ければ「無能」「へたくそ」という評判が付いてしまって、ほかの依頼人が来なくなりますので、負けそうな訴訟は受けません。
お礼
なるほど、、弁護士をつけないでも訴えることは出来るのですね。テレビなどのイメージでは必ずついてるものだと思ってました。 つまり、ちゃんとした裏付け、証拠、訴えるだけの価値、というのはおかしいですが、つまり筋が通ってないと弁護士は受け付けないのですね。 本人訴訟、、なんか個人同志の喧嘩を大げさにしたような感じですね。 丁寧なご回答ありがとうございました!
- show1968
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ダンナがですね、大変ブラックな病院で働いた事がありまして、 訴えてやろうかとマジで思いまして 「法テラス」に行ったんですよ。取りあえず無料だしと思って。 いろんな項目を相談に乗ってもらいましたけども、 「裁判に出来ます」「裁判に出来ません」「裁判しても、これくらいしか出来ません」 「裁判してもいいですが、同僚の方々を味方にした方がいいです」 …ざっというとこんな感じに返答をくれました。 パワハラ発言の録音のように判りやすい証拠は勿論あるにこしたことはありませんが、 本人が書きだしただけの勤務実態でもいいんだそうです。 勤務実態に関しては、本人が妻に出したメールの記録でもいいそうです。 ほぼ毎日、終電か、その前の電車だったという証明になるといわれました。 素人だと証拠じゃないと思うものが証拠になる事もあるので、 「勝手に判断しないで、聞いてほしいです」と言われました。 あと、裁判をするとは限りません。 「これだけの被害をこうむったので、保障してくれないんだったら裁判するぞ」と 話し合いの場に引きずりだして、補償金を取るのがむしろ、弁護士さんの仕事です。 まともにお金が取れないんだったら弁護士さんは動いてくれません。 そんなもんです。 ちなみに私どもの場合 「あまりたくさんはとれませんから、同僚の方々と一緒にすべきです」 とアドバイスされました。
お礼
少し前からブラック、、なんて言葉を聞きますね。それは大変な思いをされたんですね。心中お察しします。 やはり弁護士も商売、そりゃそうかもしれませんね。 貴重な体験談をお聞かせくださり、ありがとうございました!
- tknkk7
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2016年版”六法全書逮捕条件
お礼
迅速な回答ありがとうございました!とても参考になりました。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。そうなんですね、最近やたら訴えるとか、そういう空気みたいなのを感じてましたので、これを読んでとても参考になりました。些細なことでも数年、、いや、ほんと訴えるのって精神的にもボロボロになりそうですね。 裁判所あり、そして弁護士あり、ですね。ありがとうございました。