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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:心因性疼痛)

心因性疼痛の悩み、医師から見放されてしまった私はどうしたら良い?

このQ&Aのポイント
  • 心因性疼痛に悩む私は、精神科での通院が続いています。しかし、痛みの原因がわからずに治療が進まない状況です。
  • 検査を受けた結果、内科的な異常はなく、精神的な要因による心因性疼痛と診断されました。しかし、精神科の医師も処方を変えることを躊躇しています。
  • 足の痛みはストレスからくるものだと理解している私ですが、痛みが治らないことに悩みを感じています。ペインクリニックも最後の希望でしたが、医師の対応にガッカリしています。どうすれば良いのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.1

例えば、手にケガをして、痛いと感じたとします。 それは、ケガをした部分から、神経を通じて信号が脳に送られ、 脳が信号を分析して、これは「痛い」という信号だと判断して、 痛いと感じます。 では、心因性疼痛とは何か? それは、脳の誤作動なのです。 本来ならば、脳に信号が送られてきてから、脳は情報を処理するのですが、 情報を送られてこないのに、脳が勝手に情報を処理することがあります。 有名なのが、条件反射です。 心因性疼痛とは、痛いという信号が脳に送られていないのに、 脳が勝手に、痛いと判断してしまうために起きる症状です。 実際には、患部がないので、痛み止めは無効です。 ペインクリニックのメインの仕事は、痛いという信号が脳に行くのを 止めることです。 心因性疼痛は、その「痛い」という信号自体がないので、 ペインクリニックの領分ではないということになります。 ただし、心因性疼痛に取り組むペインクリニックもあります。 心因性疼痛は、慢性疼痛とも言います。 慢性疼痛で有名なのは、幻肢痛です。 幻肢痛というのは、事故などで切断された手足が痛むという 切断されて存在しない手足が痛む症状です。 慢性疼痛で検索してみてください。 治療は、脳の誤作動をもとに戻す必要があるのですが、 薬や手術で治るわけではないので、地道な努力が必要となります。 (Q)因みに痛みが出る程のストレスはカウンセリングしても自覚するところにはありませんでした (A)ストレスとは何か、ということが重要です。 多くの人は、ストレスと言うと、不安、不満、嫌なことなどによる ストレスのことだと思っていますが、それは正しくありません。 ストレスとは、次の行動に移るための心と体の準備です。 原始時代、食料を確保するために、狩りに出かけたとします。 ところが、途中で、猛獣と出会ってしまいました。 いつでも逃げられるように、心臓がドキドキとして、すぐに体を 動かせるように準備します。同時に、襲われたらどうしようという 不安が襲ってきます。 猛獣ではなく、滅多に見られない獲物を見つけました。 今度は、いつでも追いかけられるように、心臓がドキドキして、 すぐに体を動かせるように準備します。 同時に、逃がしたくないという思い、獲物を食べたいという 期待を抱きます。 前者が、一般的に言われている「ストレス」です。 負のストレス、マイナスのストレスと言われています。 一方、後者もストレスです。 正のストレス、プラスのストレスと言われています。 このように考えると、ストレスを感じないためには、 次にやることがない、何も考えず、ゆったりとした状態 ということになります。 そんな時間がどれだけ取れるでしょうか? 逆に言えば、常にストレスを感じていることになります。 原始時代のように、猛獣に襲われて死ぬかもしれない という生死にかかわるような強いストレスは滅多に ありませんが、一方では、10分後には出勤しなければ ならないとか、分刻みで、小さなストレスをため込んでいるのが、 現代社会なのです。 そのため込んだ小さなストレスが、限界容量を超えたとき、 色々な症状が出てくるのです。 人によって、ストレスに強い、弱いということがあります。 ストレスを感じる人、感じない人ということもあります。 質問者様は、ストレスに弱く、ストレスを自覚しにくいタイプ ではないでしょうか。 ストレスに弱いとは、精神的に弱いという意味ではなく、 肉体がストレスに弱いということです。 ストレスを自覚しにくいとは、例えば、何でも積極的に 考える、前向き思考の方です。 負のストレスと正のストレスでは、負のストレスの方が 強いストレスです。 難問にぶち当たったとき、途方に暮れて悩みを深くすれば、 負のストレスとなり、積極的に立ち向かえば、正のストレスと なります。 しかし、正のストレスに転換するのが上手な人は、 逆に言えば、ストレスを知らず知らずにため込む危険があるとも 言えます。 さて、肝心の治療方法ですが、 先に述べたように、治療薬はないのです。 そこで、抗うつ剤などを代用することになります。 ですが、原因は、先に述べたように、脳の誤作動です。 つまり、脳に誤作動をしていることをわからせる必要があるのです。 個人的には、認知行動療法が治療の可能性があると思っています。 http://www.maruishi-pharm.co.jp/med2/files/anesth/book/55/6.pdf?1390888086 ご参考になれば、幸いです。

korirara
質問者

お礼

お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 長く詳しいアドバイスをありがとうございます。 大変納得の行くものでした。 >実際には、患部がないので、痛み止めは無効です。 これに関しては、以前整形外科でレントゲンを撮って頂いた時、あらゆる種類の痛み止めと言いますか、通常の痛み止めの他に、末梢神経系の病気に効果を示すと言われるお薬を何種類か、1週間処方されましたが、全く効果がありませんでした(検査結果も異常なし) >ペインクリニックのメインの仕事は、痛いという信号が脳に行くのを 止めることです。 >心因性疼痛は、その「痛い」という信号自体がないので、 >ペインクリニックの領分ではないということになります。 患部がないわけですから、当然ですよね。 ストレスの、解説も大変解り易かったです。 精神科では、「何か思い当たるストレスはないか」とは聞かれますが、イマイチ思い浮かばず…。 アドバイスに沿う事とと、最近自分自身自覚し始めたストレスに、以下の様な物があります。 それは、以前境界性パーソナリティ障害を煩っており(今は精神科医・10年以上お世話になっているカウンセラー共に太鼓判付きで完治しましたが)20代を病気で振り回され、定職どころか、アルバイト経験もロクに無く過ごしました。 現在30代後半ですが、30代前半の頃友人の助けがあり、実家から戸籍を抜き、飛行機と高速バスで5時間かかる場所へ転居し、四苦八苦しながらも新しい生活を始めました。6年位です。 中々上手く行かず、肝臓を壊して入院したりしながらも、最後の2年間はやり甲斐のある職に就け、心療内科のお薬もだいぶ減りました。 しかしながら事情があり、2年前に実家に戻ってからまた働けなくなり、年金暮らしの親への申し訳なさや、正社員として毎日働いている妹と自分で勝手に比べては、早く仕事をしなければ、と焦りは募るばかりです。 私のストレスは、30代後半にもなって家庭も持てず、未だ親に金銭的物理負担と心配をかけている事、どうにかしなければならないのに、どうにも出来ないでいる情けなさや焦りから来ているのだと思います。 長々とすみません。 大変役に立つアドバイスを本当にありがとうございました。

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