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この時期のスズメバチについて
- スズメバチが周囲を飛んでいるが近付かず、お隣の樹に入った。
- スズメバチが複数回同じコースを飛び、一回り大きな個体が飛んでいった。
- 近所でスズメバチの巣の駆除・撤去が行われたが、お隣の樹に巣があるか不明。
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>私の周りを高くとんだり低く飛んだりしながらも、近付きはせず。お隣のお庭の茂った樹に入っていきました。 これは、働き蜂の動きで、樹液のありかを探していたのだと思います。 >先ほど見かけたのより一回りおおきな個体が南に向かって飛んでいきました。 これは、恐らく、新女王蜂だったと思われます。 > 今の段階でお隣の樹に巣があると判断できるか? スズメバチは、晩秋には、活動(増巣・産卵・育児)を終えますので、 駆除後に、その場所に新たに巣が出来るとは考えられません。 ただ、別の場所に気付かれずに存在していた、ということはあり得ます。 今回は、もしかしたら、そこに巣があるかもしれないですね。 スズメバチは、それまで卵を産み続けてきた、女王蜂や、 その他多くの働き蜂、オス蜂たちは、全て冬を越せずに死に絶えてしまいます。 生き残るのは、秋生まれの、新女王蜂だけなんです。 種類(大型類は8種)によって多少の前後はありますが、 前年の秋生まれの新女王蜂は、春先に冬眠から目覚め、単独で巣作りをはじめ、秋まで活動し、冬を越すことなく、寒さのため死に絶えます。 この約半年の活動期間中は、巣を大きくし、働き蜂を増やしていくのですが、 最後には、次世代を担う、新女王蜂と、交尾相手のオス蜂を大量に生み、育て始めます。 この時期が秋に当たり、最も巣も大きくなるわけです。 新女王蜂が羽化すると、巣立ちまでの数日間は、巣内に留まり、 働き蜂からもらう、樹液などから得られる糖分(炭水化物)を食料としています。 このため、働き蜂は、超大変で、 この期間は、頻繁に木や花に訪れ、樹液や花蜜を採取しています。 人目に付くようになるのも、このためです。 スズメバチは、新女王蜂を巣立たせるために、生きている、 とも言えるわけですが、大事な個体を育てている時期だからこそ、秋は、神経質になり、 刺傷事故も多くなるわけです。 今回は、状況(樹液探しの行動や、新女王蜂らしきハチの存在)を見る限り、 お隣に、駆除されたものとは違う巣がある。 という可能性もゼロではないように思えます。 ただ、頻繁にハチの姿を見ないのでしたら、恐らくそこに巣はありません。 もし、巣があったとしても、危険はありませんので、心配は無用です。 何もする必要はなく、そのまま静観していれば、前述のように、あとひと月もしないうちに、死滅しますので、ご安心下さい。 ちなみに、 分蜂(分封)するのは、スズメバチではなく、ミツバチで、主に春に行われるものです。 また、スズメバチの行動範囲は、10kmを軽く超えます。
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- OnePunchMan
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「今の段階でお隣の樹に巣があると判断できますか? それとも餌を取っているだけなのでしょうか? 」 ➡判断が難しいですね。 スズメバチの行動範囲は2kmくらいらしいですから 2km先から来たのかも知れませんし、 駆除された巣から、たまたま離れていたスズメバチが 戻ってきたのかも知れません。 因みにオーデコロンや香水には、スズメバチの闘争本能を 刺激する成分が入っているそうなので、 オーデコロンや香水をつけたまま、スズメバチには近づかない方が 良いと思います。
- fujic-1990
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そろそろスズメバチは分封が始まる時期だと、先日のニュースで言っていました(マラソンの時指された話だったと思いますが、正確には覚えていません)。 あれが正しいなら、そろそろ分封が始まっているはずです。 「前の蜂は全部死んで新しい女王だけが冬を越して春先から巣を作り始める」とか解説していたので、「え?、ちょっとちょっと、ちょっと違うだろ?」と思ったのですが、春先から巣の拡張か新築かを始めるのは本当です。 巣を撤去するとき、業者が女王蜂以下大半の働き蜂も殺してしまいますので、たまたま不在で難を逃れた蜂も数日で散って行ってしまいます。 生き残った蜂が巣の所へ戻ってくるのは、2・3日だけです(我が家のスズメバチの巣を撤去したときの体験。業者の説明)ので、もう巣のあった所には来ません。 仮に女王蜂が逃げていたとしても、働き蜂を出産することから始めなければなりませんので、スズメバチの巣は1か月くらいでは作れません。 したがって、10月中に巣を撤去したのなら、今お隣の木にもう巣はないはずですし、その巣に住んでいた蜂はいないはずです。 巣はないはず、スズメバチはいないはず、と言っても、もともとあった「もうひとつの巣」に気がつかず、放置してしまっていた可能性もありますので、保証はできません。 でもまあ、ほかの場所のスズメバチである可能性が高いです。 ちなみに、上記のニュースでは、「分封前は新女王に栄養のあるものを食べさせなければならないので、蜂たちは活発に動く、警戒心が高まり攻撃性が強まる」「だから、これまで安全だったからこれからも大丈夫、とは言えない」と言っていました。これは本当です。