ヒラリークリントンのFBI再捜査の真意は茶番なの

2016/10/29 22:48

このQ&Aのポイント

ヒラリー・クリントンのFBI再捜査の真意は茶番なのか？
クリントン氏の側近であるフーマ・アベディン氏とアベディン氏の夫、アンソニー・ウィーナー氏が所有する電子機器をＦＢＩが押収した際に発見されたと報じられているが、その電子機器にヒラリーが消去したはずのデータが残されているということなのか？
また、FBIは捜査をしたふりをして選挙前に無罪を言い渡し、ヒラリー・クリントンの身の潔白を主張しているのか？

加藤（@hayyuji9401010）
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国際問題
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92128bwsd
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2016/10/30 12:59 回答No.2

今回のFBIのディレクターComey氏の発表（実際には共和党のあるグループに対して送った「捜査再開」を知らせるレター）は驚きで、金曜日にレターがあかるみになったまま土日に突入したので、何がおこっているのかわからないまま混乱だけ広がっています。今回の発表が異例なのは、 1. 通例として、FBIは捜査に関わる内用でも大統領選出のように政治的に大事な結論に影響をあたえるような発表は避ける 2. そのこともあって、今回発表を行ったFBIは事前に上位組織である法務省に連絡をし、法務省からは発表しないよう支持が出た。にも関わらずComey氏は発表に踏み切った。独断と言われています。 3. そのレターの宛先が、共和党の一部のメンバーからなるグループ。 4. そして、Comey氏のレターには、この調査で重要なものがあるのか、無いのかわかっていないと書いています。じゃ、なんでそんなものを一部のグループのみにだしたの？？？と言うのが現状です。このことから米国のメディアが憶測しているのは（すみませんがWSJなどの有料の記事から情報を取っているのでURL貼り付けられません）Comey氏は、再調査が黙っていてもリークされる可能性が高い。リークされなくても大統領選挙の後に公表すれば、FBIに政治的な意図があり、隠していたとそしりを受けかねない。Comey氏は、７月に一旦捜査打ち切りを発表した人物だが、共和党から不誠実と批判され、プライドに傷をつけられた。つまり、今回の発表は、純粋に、あらぬそしりを受けるのを嫌ったComey氏の倫理観からくるもの。一方で、調査から出てくる内容が重要なのかどうかわからないとComey氏はレターに書いています。そこで、メディア各紙は、すでにFBIはメールを見ているのか見てもいないのか、新たに見つかったメールがすでに見つかっているもののコピーに過ぎないのかどうか、そういったことすらわからないとイライラしています。 Comey氏に政治的な意図がまったくなかったとしたら（おそらく無いと思われています）、上に書いたような別の考えから、こんな大ごとになるとも思わず発表してしまったと言う可能性がかなりあります。謎は深まるばかりですが、アメリカの月曜日ですから日本の火曜日にならないと新たな進展は無いでしょう。 e-mail問題はクリントン氏も謝罪しているように、やってはいけないことでした。しかし、そこで私用メールに調査が入ったり、Wikileaksで民主党の内部情報がリークされたりと言うのは、正義とかモラルの問題が明るみに出ていると言うよりは、とんでもない時代になったと言うことことかもしれません。どういうことかと言うと、極端に言えば、政治家であれば支持者と話したり外交の場で交渉したりしている時に、心で思っていることがいつ曝露されるかわからないような状況と思います。心の中で「お前なんか大嫌いだ」と思っているのに表向きは「あなたのような素晴らしい方と話ができて嬉しい」なんて言う状況がいつ曝露されるかわからない。それと同じように、うちわの話、本音の話と言うのは人間が完全でない以上かくしておいたほうが良いことがほとんどと思います。言ってみれば、これまで皆パンツで汚いものを隠して付き合ってきたのに、これからはパンツを脱いでブラブラと全部だして、付き合うような時代になってしまうのかも知れません。 Wikileaksに関してはロシアのサイバー攻撃で暴露された情報とも言われています。そしてそれをトランプ氏が支援していると、クリントン氏は公然と批判します。馬鹿げているようなのですが、それにトランプ氏ははっきりと反論しません。むしろこちらの方を先に明らかにして欲しい。トランプ氏が大統領になっても、ろくなことはできません。アメリカ大統領は憲法で権限が制限されています。その制限を乗り越えて権力を発揮するためには、国民からの人気を武器として議会に働きかけ、法案や制度を議会に作らせ、大統領が決定権を持つことの承認も議会に扠せ無いといけません。戦後の大統領はオバマさんまで含めて多かれ少なかれそれをやっています。国民にも議会にも人気が無いトランプ氏には行政府の長としての本来の大統領権限くらいしか行使できないでしょう。後は、緊急度の高い軍事的な判断。一番トランプ氏にやってほしくないことは、彼の権限になります。クリントン氏が大統領になっても状況は同じようなもの。ただし、クリントン氏の不人気の裏には、女性だからと言うことがだいぶあるようで、エスタブリッシュメントだからとか庶民の心がわからないとかいわれてますが、実は潜在的な女性大統領に対する不信任の言い訳にいろいろなことが使われていると言う分析があります。そうだとすると大統領になって一つでも実績を出せれば話が変わる可能性があります。何よりも圧倒的な非白人や女性からの人気があります。ただ、路線としてはオバマ路線の延長線上なので大きな変化は無いでしょう。ただ、世界で大きな変化がおこっているので、クリントン氏が路線を変えてくなくても、大胆な決断を迫られる機会は増えると思います。

質問者