私は基本的に賛成です。義足が有利になるというなら、テニスは全ての選手がみな同じラケットを使うべきです。陸上選手のシューズは全て同じモデルにすべきです。スキーは同じ板を履くべきです。ボブスレーは全部同じものに乗るべきです。
なぜボブスレーはお金のあるチームが優れた性能のものに乗ることが認められるのに、義足は認められないでしょう?それが有利になるというのなら、義足の反発係数などでレギュレーションを決めればいいだけです。ボブスレーもテニスラケットも野球のバットもスキーの板も全てレギュレーションとルールで使っていいものが決まっています。同じようにすればいいだけのことです。
「パラリンピックがあるのだから、オリンピックに出ることはない」と主張する人たちに対しては、私はストレートに怒りの感情を持っています。かつてジャッキー・ロビンソンが黒人として初めてメジャーリーグでプレーをしたとき、白人の多くがこういったのです。「黒人にはニグロリーグがある。メジャーリーグに入れる必要はない」とね。
もし「日本にはNPBがあるのだから日本人はメジャーリーグには入れない」といわれたらそれは人種差別だとなるでしょう。かつて女子ゴルフのアニカ・ソレンスタムは男子の大会に出場したことがあります。女子ゴルフでは圧倒的な強さを誇り、男子に匹敵する飛距離なども出していたのでゴルフという競技でもあったので彼女は「男女平等の勝負」を求めたのです。結果は予選落ちでしたが、彼女の挑戦は称えられるべきでしょうし、「男子大会なのだから女子の参加は不可だ」というのは性差別です。
スポーツの世界においては、本来は挑戦する者全てにチャンスを与えるべきだと思います。だって、勝ち負け優劣はスポーツははっきりと出るのですから。だからもし義足などが有利になるならば、それはレギュレーションで規定すればいいだけのことだと思います。
もし義足が有利だと思って足を切る選手が出てきたら・・・?バカバカしい。そうしたいならさせればいいです。そもそもスポーツ用の義足で走れるようになるためにパラリンピアンは何年も練習をしています。普通の人なら歩くことさえ不可能です。慣れ親しんだ自分の足をぶった切って、義足に慣れる挑戦をしてそのうえでトップパラリンピアンと同じ成績が出せるならそうすりゃいいのではないでしょうか。
ちなみに私、ゴールボールとボッチャとブラインドサッカーをめっちゃやってみたいです。
お礼
eroero4649 さん、こんばんは。ご意見ありがとうございます。 シューズやラケットを全選手が同じ物を使う必要は無いです。それらは規格にあった物を選手が選ぶ訳ですから公平です。規格内で性能がいい物が有れば誰でもそれを使えば良い訳ですから。ばね義足の場合は全然違う話です。シューズに例えればスパイク履いて走るのと裸足で走る違いですかね。レギュレーションとか規格の違いでは無くアシストが有るか無いかが問題となってるのです。私は、ばね義足は反発力が有利に働いてると考えてます。ですから、私は、ばね義足の選手はあくまでばね義足のカテゴリーで競うべきと考えます。まあ、遠からずIAAFなりIOCが結論出すでしょう。