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がん細胞の石灰化とは何ですか?
- 大腸がん肝臓転移治療でのCT画像結果から、細胞の石灰化と中心壊死が判断されました。
- 石灰化は抗がん剤による栄養の遮断により、細胞が栄養不足になり壊死することが原因です。
- 石灰化が起こることは一般的には良いことですが、今後の薬の効果や増大リスクについても懸念があります。
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(Q)石灰化とは何か? (A)人間は、死んだ細胞を体外に出そうという働きを持って いますが、死んだがん細胞など、体外にうまく出せない 場合もあります。 そのような場合、その細胞をカルシウム(つまり、石灰)で包み込んで、 無害化して、体に悪影響を及ぼさないようにします。 このような作用は、がん細胞だけでなく、いろいろな病気でも 起こります。 (Q)中心壊死 (A)がんは、活発に細胞分裂をするために、大量の栄養分を 必要とします。栄養分を運ぶのは、血液で、がんは、そのために 周囲に血管を伸ばしますが、中心部は、栄養が十分に届かず、 栄養不足のためにがん細胞が死んでしまう場合があります。 抗がん剤により、そのようなことが起きることもあります。 それを中心壊死と言います。 一度、死んだ細胞が復活するということはありません。 (Q)一般的に1年で薬の効果がきれてしまうのでしょうか? (A)抗がん剤が効かなくなるのは、1年と決まっている わけではなく、それよりも早い場合も、遅い場合もあります。 薬が効くかどうかは、ケースバイケースです。 今回、CEA腫瘍マーカーの値が下がったものの、基準値には 程遠く、がん細胞が生き残っており、がんの大きさが変化していない こと考えると、抗がん剤の効果の限界が近いということです。 CEAの基準値は、5以下です。 ご参考になれば、幸いです。
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- takochann2
- ベストアンサー率36% (2426/6695)
質問は二つ (1)癌の壊死巣での石灰化について、(2)壊死部位での癌の再発について ということで、ごく一般的なことをお話しします。例外は無数にあり、個々の患者さんの病態については説明できませんので主治医に聞いてください。 (1)について。一般に炎症や細胞の壊死後には石灰沈着がみられることがあります。がん病巣においては、石灰化がみられることは、間接的に癌の壊死がしばらく前に存在したことを示唆します。石灰化がなくても無効というわけではありません。 (2)について。一般的にがんの壊死は病巣の中心部で発生しやすく、周辺部分では癌細胞が残っていることがしばしばです。残存部分が大きくなれば画像診断でも見えるようになり臨床的な再発ということになります。
お礼
中心のみの壊死では安心できないのですね 腫瘍マーカーからも消えていないとは思っていましたが、意味が理解できました ありがとうございました
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
ここで質問されるよりASKDoctorで質問される方が良いのでは無いでしょうか? https://www.askdoctors.jp/
お礼
こういうサイトがあったことを初めて知りました 教えていただいてありがとうございました
お礼
とてもわかりやすい説明ありがとうございました