- ベストアンサー
小学校時点の学力について
- 女子のほうが小学校時点では学力が高いという偏見は誤り
- 男子のほうが平均点が高く、成績優秀者も男子が多い
- 女子がコツコツ真面目に取り組むのはイメージからくる思い込み
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> 女子のほうがコツコツ真面目に取り組むなんてのはイメージからくる思い込みに過ぎないのではないですかというのが自分の意見です。 塾などの教育産業に関わったことがありますか? 学力が高いのが男子が多い、ということ自体が、男の子の方が精神年齢が低いということと、おそらく同義です。 上澄みをすくったときに男の子が多いというのは、男の子のほうが迷わずに勉強に打ち込んだ子が多かった、ということなんです。女の子は勉強に打ち込んでいる子も、いろいろな悩み、迷い、誘惑をもっているんです。 あと、コツコツ型が女子に多いかは分かりませんが、確実に言えるのは、勉強をコツコツしているのに成績が良くない子は女の子が多いというか、私はそういう男の子はほどんど出会っていません。 塾をやっていると、入塾者でこのタイプの子が一番危ういんです。塾では成績を伸ばすのが難しい子です。 ということで、 ご質問者さんの学力と男女の関係は、おそらく正しいと思います。 そして、精神年齢が女の子のほうが高い、というのは、学力と相関が出来るのは、小学・中学生くらいでは、精神年齢が低いほうが学力が高くなりやすいと思うので、正しいのかもしれません。
その他の回答 (2)
- unos1201ok
- ベストアンサー率61% (141/229)
少し気になったので、最近の研究を若干調べてみました。 知能指数に関しては、小学校の段階では平均を比較すると、女子の方が男子よりも常に高い状況を実際の調査で確認しているものが目立ちました。学力と知能指数は違うもの、どちらかというと、精神年齢に関係しますし、それ以上に学力が著しくレベルが高いならば、多少の精神年齢の低さを無視できそうなのですが、違うみたいです。 学力を経年変化で見ていくと、小学校の低学年から高学年にかけて上昇するタイプの人と低下するタイプの人に分類できるみたいです。それと精神年齢を比べると、低学年のときは精神年齢と学力の相関関係はない、あるいは、相関関係が低いそうです。しかし、中学程度になると、精神年齢が高い人は学力も高いという相関関係が成り立ってくる人が増える、学力の低い人と精神年齢の高くない人の相関関係もどうにか認められるみたいです。 男女差ということですと、女子の方が学力低下のタイプの人が目立つ、もちろん、男子よりも学力が上昇する人も女子の方が多いのですが、平均すると、男女差が無くなる傾向が高いみたいです。 また、国語力は一貫して女子の方が男子よりも高い学力を示す、これは平均なのですが、個別にみても、女子の方が国語力が高い人が目立ちます。それに対して数学、算数は空間把握能力や計算能力などが男子の方が学力が高い、反復して継続的に単純に数えたり計算する長距離マラソン的な作業は女子の方が能力低下が少ない傾向もあるみたいです。 理科に関しては、中学で女子の多くの人が学力が落ちる、男子はむしろ学力が落ち込まない現象を日本では確認した報告もあります。日本ではというところがキーで、教え方や自然などの接触の多いところ、教材の使い方によっては女子でも理科が得意になれる方法があると報告しているところもありますので、教科書や教材、理科的な感覚を養う実習などを増やすだけで過去の研究報告になるかも知れません。 学力テストの民間の調査というか、模試などの結果の男女差、これを検討するには、背景を知らないと本質を見落とすことがあります。 まず、男女数の差、もともと男子の方が出産数が多い、昔は死亡率も高いので、それで男女数の差も今よりも少なかったものです。また、多少豊かな私立中学に子供を受験させることができそうな家庭、女子の方が中学受験する人が多めです。成績が下から3割程度でも受験させる人が多い、そういう意味で、幅広い学力層からの受験生が多いのが女子です。 男子は中学受験だけでなく、高校でも受験させてもしょうがない、よい学校でなければ、公立に進学させ、高校受験でリベンジさせればとの厳しい親が多い、無理して受験させなくてもの考えがそれなりにあります。厳しい教育ママの家庭もあるので、受験希望の勉強をさせられている男子、成績がほぼ中間程度の子から上の子が中心に模試を受けます。 こうなると、中学に進学した時に、公立の学校では男子は成績上位の部分の多くが私学に抜ける、女子は多少裕福な家庭の子がほとんど私学等へ抜ける、残りが公立中の生徒になります。 気付いたかも知れませんが、私学の男子は優秀な子が多くなってしまう、女子は平均すると男子よりも低めの成績になる、偏りもできます。これがあなたの指摘した成績優秀者の裏の事情になるのでしょう。 また、親の期待も違う、女子に対しては、それほど良い難関大学への進学を希望していない、男子に対する期待よりも低いみたいです。個別にみると、本当の成績優秀者のなかで女子もそれなりにいる、難関大学の卒業生の女子の平均評定の方が男子よりもはるかに高いことも多いものです。ただ、男子が9割、女子1割で、最初から人数が違う、母数が違うものです。 反論するつもりではないのですが、性差により得意不得意がある、語学は女子の方が強いのは多くの論文や調査でも報告が多い、あとは、理系科目ほど平均で比較すると男子の方が良い成績になる報告が多いのですが、同じ教材で同じ人数、同じような学力で入学した人と比較しないと科学的とはいえないかも知れません。 男女同数の入学者、その学校ではほとんどが入学時の偏差値は男子の方が高い、女子の数が少ない影響もあるのでしょうが、受験させる親の期待度も男女で違うもの、その影響の方が大きいみたいです。 あなたの質問文を読むと、基本的に数字の読み方、分析が鋭いことは間違いないと思いますし、誰の話の引用かは不明ですが、その説明をした人も分析力がそれなりに高いと思います。ただ、幅広い実際の小学生の様子、中学生の様子、特に教育現場での経験が少ないか狭いかも知れない、偏見というよりも、検証が難しい問題だと思います。 真実の中に少量の事実とは違う内容を入れると、もっともらしく感じる、見えるものですので、結論としては断言できないし、傾向としてはありそうかも知れない、その程度です。 私も引用文献を引用しないのはずるいのですが、最近の30程度の公表されているものを見ると、私の今回書いた内容に近い似た研究報告もすぐに見つかります。
こんにちは。 ≪小学校の時点では女子のほうが精神年齢が高いから勉強ができて、高校に入ってから男子が一気に女子を抜くという人がいますけど、それは女子がおとなしい、そして一部の男子がふざけてうるさいことからくる偏見ですよね?≫ 確かに偏見です。 1) 高校からは男子が女子より学力が高い、というのが1つ目の偏見であり、 2) 女子がおとなしくて一部の男子がふざけている、というのが2つ目の偏見であり、 3) 算数・理科の2教科でもって、学力をどうのこうのというのが3つ目の偏見であり、 4) N能研とたかだか全国最大のテストでもって、男子と女子との学力を較べることができるとする見方が4つ目の偏見です。 一般的に、女子の方が字を上手に書けます。字の形を細かい部分までていねいに見ようとするし、まねながら身に付けていくことが得意だからかもしれませんね。正確に、見やすい文字を書けるという学力も大切ではないでしょうか? ある実験で、全く同じ内容の答案を、字の上手・下手な人達に書いてもらい先生達に採点してもらったら、100点換算で最大で20点もの差があったといいます。 入社試験、つまり高校生以上の学力になりますね、多くの会社での入社筆記試験では女子が圧倒的に点数が高く、筆記試験の結果だけで新入社員を決めようとすると女子だけになってしまう心配があるそうですよ。 『人は皆、我が師』 という言葉があります。老若男女問わず、多くの人からたくさんの良いところを感じ取り、自分の可能性を限りなく拡げていきましょうね。
補足
申し訳ないけどあなたが言ってることのほうが偏見に思えます。というか根拠がない。 入社試験の記事は俺も知ってるけど、それが真実かどうか怪しいです。例えば裁判所事務官の試験では筆記試験では男性の方が成績がいいのに、面接で女子の割合を増やしてるのは明白ですしね。