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SEO対策に優れた記事と一般的に優れた記事の違い
googleのアルゴリズムが改良されて、今はいい記事さえ書けば上位表示されるという話を聞くことが多くなりました。 そこで質問ですが、 SEO対策に優れた記事と一般的に優れた記事は何が違うのでしょうか? まったく同じように考えて良いのでしょうか?
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訪問客にとって優れた記事とSEO対策として優れた記事ではおのずと違いがあります。訪問客にとって優れた記事というのは、検索語に関してあらゆる情報が丁寧に書き込まれている記事ということになります。しかしSEO対策として優れている記事は、目的のキーワードでGoogle検索した時に上位表示されやすい記事ということになり、そもそも目的が違います。もちろん訪問者が満足するような記事内容で、なおかつSEO対策上も優れている記事がベストです。 SEOはSearch Engine Organization(検索エンジン最適化)の略称なので、検索エンジンを意識したコンテンツを作ることがSEO対策として優れている記事ということになります。一方、検査結果で上位表示されても訪問者にとって不要な記事であれば上位表示した意味がありません。訪問者が読むことなくすぐに離脱するサイトでは売り上げに結び付けることができないからです。どちらに対しても優れている記事でなければいけません。 一昔前のSEO対策は被リンクに頼り切っていてコンテンツはあまり重視されていませんでした。ワードサラダといった意味のないコンテンツでも上位表示されていた時期もあります。しかし、いまでは人工的な被リンクを大量に付けると順位が上がるどころか、検索結果から消えてしまうようになりました。これはGoogleが人工的な被リンクに対してペナルティを強化したからです。 またGoogleはほぼ同時に内容の薄いコンテンツに対してもペナルティを科すようになりました。訪問客にとって役に立たないコンテンツはSEO対策上もマイナスになりました。そう言った意味では訪問客が満足するような記事は、SEO効果がある記事ということができます。しかし、普通に記事を記述するよりもSEO効果がある記述方法があると言われています。それは共起義を記事の中にちりばめる方法です。 「共起」をウィキペディアで調べてみると‘ある単語がある文章(または文)中に出たとき、その文章(文)中に別の限られた単語が頻繁に出現すること。’とあり、日本語の例として‘「崩御する」という単語に「天皇が」という言葉が多く用いられることや、他に他動詞には「を」が、「行く」には目的地を示す「に」が頻出することが挙げられる。’となっています。 SEO対策では上位表示したいキーワードの共起語を含めて記事を書くとSEO効果があると言われているのです。オンラインでこうした共起語を抽出してくれるツールも存在しています。そうしたツールで「SEO対策」の共起語を調べてみると下記のような単語が出てきます。 「SEO 対策 サイト 検索 リンク キーワード コンテンツ Google 表示 順位 上位 ページ エンジン ユーザー ツール 無料 サービス 内部 情報 外部 ブログ 評価 結果 ホームページ 内容」 これらの共起語は普通にSEO対策に関する記事を記述していれば、自然に使われる言葉が多いですが、中には意識的に使わないと記事の中に盛り込まれない単語もあります。SEO効果を考えて記事を書くのであれば、こうした共起語を意識して使うことが必要です。サイト訪問者を意識した記事を書いてから、さらに共起語を意識して付け加えたり、修正したりすればどちらにとっても優れた記事になります。 もともと共起語はキーワードに深く関係している単語です。編集するといっても無理やり記事内容を変える必要はありません。共起語に置き換えできる単語もあり、少し表現を変えるだけで共起語を含んだ文章にすることができます。 共起語以外にもSEO効果があるコンテンツとして長文が有効だという話をよく聞きます。うぃきおえぢあの木庭津ページは以前ほどではありませんが、今でも検索結果の上位に表示されているページが多いですが、タイトルの共起語が多く含まれ、長文の傾向にあるという特長があります。これらが上位表示の理由のひとつであることは間違いないでしょう。 しかし、訪問者とって長文の記事は必ずしもプラスになりません。長文にSEO効果があるといってもだらだらと長い文章を書いていたのでは、たいていの人は読む気が無くなるでしょう。長文化するのであれば読み手にとって読みやすいという点も考慮する必要があります。訪問者が読みやすいというのはたとえそれほど長文でなくても意識しておくべき点です。 長文というのはそれだけ情報量が多いということです。Googleは情報量が少なくアフィリエイトリンクが多いといったコンテンツは、低品質のコンテンツとしてペナルティの対象にしています。基本的に情報量は文字数に比例するといっていいでしょう。もちろん文字数が多くてもワードサラダのように意味のない文字の羅列も低品質コンテンツとして扱われます。長文というだけでなく訪問者に有益な情報を提供することが必要です。 長文を読みやすくするには見出しを活用する必要があります。つまりh1,h2,h3といったタグを利用してメリハリをつけるのです。最近ではhタグを使うだけで順番に目次を作成してくれるプラグインなどもあります。これを活用すれば自動的に目次ができるので、訪問者は必要な情報だけを読むことができます。 SEO対策として共起語、長文という要素が重要と言いましたが、もう一つ更新頻度もSEO対策上重要だと考えられます。ネット上には更新されずに放置されたホームページやブログが無数にあります。しかし、こうした放置サイトが検索結果の上位に表示されることはほとんどありません。情報は常に最新のものを提供するということが必要で、Googleもそれを重視しているからです。 更新という点を考えると最初から長文ではなく、最新情報を追加して結果的に長文になるというのが最もSEO効果が高いと言えるでしょう。長文記事を記述してそのまま放置していると情報は古くなり、訪問者にとってもGoogleにとっても価値のない記事になってしまいます。内容が劣化しない普遍的な内容の記事を記述すればいいですが、そうした基本的な情報だけでは、ほかのサイトと比べても付加価値のない記事となってしまいます。 定期的な記事の更新はGoogleにとっても訪問者にとっても有益です。前述したウィキペディアの記事にしても情報の更新は常に行われています。情報の利用方法にはいくつかありますが、大きく分けて一つは検索語に関する基礎的な知識を得るため、もう一つは検索語に関して最新の情報を得るための二つがあります。同じ「オリンピック」で検索してもオリンピックの起源や歴史を知りたい場合と、最新のリオオリンピックの情報を知りたい場合があります。 情報の更新が必要と言ってもすべてに記事を更新し続けるのは無理があります。同じサイトの中でも更新が難しい基礎的な情報と最新のキャンペーン情報といった更新が必要なコンテンツが混在しています。前述のオリンピックに関する情報サイトであれば、ほとんど更新しないオリンピックの歴史情報と、最新のオリンピック記録といった更新が必要なコンテンツの両方が存在することになります。 総合的な情報を提供するサイトではどうしても更新するコンテンツが偏ってしまうことになります。Googleはドメイン単位で評価しているので、それでもサイト全体として評価されますが、より高い評価を得るとすればテーマを絞ったサイトのほうが有利かもしれません。そのほうがサイト全体に対してコンテンツを更新する割合が高くなるからです。 SEO対策に優れたコンテンツをまとめると、情報量が多く更新頻度が高い、さらに共起語が多く含まれている記事ということになります。一方で訪問者にとって優れた記事は情報量が多いことと更新頻度の高さは同じですが、共起語は意味がありません。その代わり読みやすく欲しい情報がすぐに見つかるという点が重要です。 最近の検索結果ではトップページだけでなく個別ページが上位表示されるという傾向があります。以前の検索結果上位表示はほとんどトップページでしたが、それだけGoogleがコンテンツを重視している表れかもしれません。考えてみれば訪問者にとって必要な情報はトップページよりも個別ページにあることが多いのです。SEO効果を考えた記事を作成するのであれば、より検索語を特化した個別ページの更新頻度を考えたほうがいいかもしれません。そのほうが訪問者にとってもSEOにとっても優れた記事を作りやすいでしょう。 長々と書いてしまいましたが、訪問者にとって優れた記事をまず作ってSEO対策にも優れた記事にすることは可能です。訪問者のメリットを優先させることが重要であrことは間違いありませんが、その記事が訪問者の目に触れなければ意味がないのです。SEO対策は商売のためのテクニックではなく、より多くの訪問者に読んでもらうためのテクニックだと考えるといいでしょう。そう考えるとSEOと訪問者の両方を満足させることは矛盾しません。 参考URL http://liginc.co.jp/web/useful/88376 https://promonista.com/seo-writing/ http://seosearch.php.xdomain.jp/seo/main/entry3.html
その他の回答 (1)
- hue2011
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全く同じです。 というより、SEO的に優れた記事なんていうものはもともとありません。 SEOというのは、特定のキーワードに関して検索上位に来るような技を言っているわけで、そもそもこの視点が全く意味のないものです。 例えば小倉優子なんていうものをキーワードにした記事を書いて、記事内容がただ小倉優子 小倉優子 小倉優子・・・なんていう無意味なものにしているものがあったりしますが、これはGoogleでいうと2006年にだけ通用した話です。 仮に小倉優子、で検索順位1位をとれたとして、何か意味があるかと冷静に考えていただきたい。 ユーザーが「小倉優子」で検索しないとその順位は全く意味がないのです。 普通ユーザーは、「バラエティの人」だとか「不倫騒動」だとかで検索するかもしれない。 菊池勲、で検索するかもしれない。 そうしたら、そんなSEO効果なんて何の意味もありません。 記事自体の中に、いろいろこの人の普段の生活やエピソードやこぼれ話が書いてあれば、その用語でこの記事が引っかかってくる可能性があります。 だとしたら、たくさんの言葉、そしてその言い換えなんかを含んで興味を引くような記事であったほうがどれだけ人の目に触れやすいかわかります。 これはSEOなんていう低レベルの話ではありません。記事が充実しているということなんです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 記事が充実しているということは、いわゆる「共起語」が含まれているとSEO対策に強い文章だと考えてよいのでしょうか。それとも共起語は関係なく長文であればSEO対策に強いと考えて良いのでしょうか。ロングテールSEOでさまざまなキーワードが引っかかればメインのキーワードでも順位が上がると考えて良いのでしょうか。
お礼
どうも詳しいご回答ありがとうございました。 ・SEO対策に強い記事=上位表示されやすい記事。共起語は含まれている記事 ・一般的に優れた記事=キーワードに関して網羅されている記事。 ということですね。 SEO対策に強い記事と一般的に優れた記事は同じになりつつあるという話を聞いたことがありますが、一般的に優れた記事に共起語を含めるとSEO対策に強い記事にもなりそうですね。 なるほど。始めに人が読んで素晴らしいと思われるような記事を書いて、あとで共起語ツールで調べて共起語を盛り込む手法は良さそうですね。 更新頻度がSEO対策上重要だという話。検索語に関する基礎的な知識のページだけ作っても更新するネタがないので、検索語に関する基礎的な知識のページと最新情報を載せているページを一緒にするといいかもしれないと思いました。