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『シンゴジラ』を観た方 ネタばれありでご感想を

『シンゴジラ』 如何だったでしょうか? エヴァンゲリオンの庵野秀明氏監督だけあって、実写になるとこんなにグロイのねと、お口あんぐり致しました。 官僚会議では、出演者全員が早口で、私は歳のせいか少し疲れましたけれど、エヴァの曲と相まって緊迫感はあって良かったです。 もう少しゴジラのシーンが欲しかった~なんて、欲張りなことを言いますが、フルCGだから仕方ないのでしょうか。 伊福部昭氏の音楽が使われるか心配していましたが杞憂でしたね。やはり、日本のゴジラはこの音楽がなければと思います。 よろしくお願い致します。

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回答No.1

 50代なかばのゴジラっ子です(笑) ゴジラを自然災害とし、近年日本を襲った多くの自然災害で我々が得た知識を活かしていましたね。クソ真面目な部分はクソ真面目に。オールドファンにとってはゴジラの登場シーンには伊福部昭氏の音楽を使い、またN700系や在来線による攻撃こそがオタクの心を揺さぶったと思います。嘘とホントをメリハリある演出で見せてくれましたね。  あまりにもよかったので封切り後10日以内に2度観に行ってしまいました(笑)

noname#244657
質問者

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ありがとうございます。 2回も観に行かれたのですか。やっぱり大画面で観たいですものね。 私は回答者様より少し年下なのですが、兄の影響でゴジラやガメラは大好きです。子どもの頃に映画館でよく観ました。ただ幼過ぎて記憶が曖昧なのが悲しいところです(笑) 伊福部昭氏の音楽を起用していただいて、庵野秀明氏には感謝感謝です。ハリウッド版ゴジラ、ゴジラ2014も映画館で観ましたけれど、それはそれなりによく出来ていたとは思います。が、どこか淋しかったです。 「クソ真面目な部分」は少しイラっとしました(笑)でも、これが日本なんだ~と改めて思いました。そして首相があっけなく死んじゃって頭のすげ替え。アンパンマンかな?とか。そういう風刺も感じましたけれど。 列車での攻撃は圧巻でした。ここでは先の大戦での反省があったのでしょうか。列車は全て”無人”だったのです。 これからも、人命を重視する日本であって欲しい。そう願いました。

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回答No.4

板野サーカスがあるかと思ったらそれはなかった。ただ、直線のビームが多数出るのをみてそれが近いものだと思った。 あとで、CGに衝撃派の描写がないという感想をみたが、言われてみればそうだった。 実際は、寝たきり・引きこもり・厭世的になって自分の意志で民間人が逃げ遅れているのだろうけれど、そこはざっくり無視して市街戦を描いたと思った。子供向けの特撮ドラマをほんの少しだけ大人になった人たちにみせられるように撮ったのだと思った。全6回のテレビいドラマ(テレビドラマは1回あたり20分くらい)として放送されたとしても違和感ない程度の雑さがある。このくらい雑にしないと2時間に入らないので、そこは許容しようかと思う。 けれど、映画館ででかい映像・でかい音で観られることにはそれなりの価値があるだろうと思う。 災害や戦争の恐ろしさを象徴するゴジラは日本の人々の心の影なんだということを考えると、ゴジラが最後にあの場所に立ち止まったことの意味を考えてしまう。 エンディングをそれをわざわざ九段下の武道館の前あたり(だと思われる屋根がある)から眺めると、皇居の緑地の向こう側にゴジラが居るようにみえる。 戦争が終ったあと、とても扱いにくい元現人神の昭和天皇を、地震・津波が終わったあと、とても扱いにくい原発を、抱えている日本を示しているのかもしれない。 前情報抜きに観たが、ゴジラが野村萬斎だとわかっていたら、もう少しゴジラの動きに注目したかもしれない。だからといって2度目を1800円払って観にいくかというと、そうでもなく、そこは趣味の領域になってくるのではないかと思った。

noname#244657
質問者

お礼

ありがとうございます。 飛来物体は悉く殲滅。これは現在の日本への警告でもあると思いました。 ステルス機からはダメージを受けたゴジラですが、その後の殲滅ではあまりに遅い。 背部からの熱戦攻撃は今までのゴジラにはなく、斬新なものです。 背部という弱点を固める必要が今の日本にもあると教えられたような気がします。 >災害や戦争の恐ろしさを象徴するゴジラは日本の人々の心の影なんだということを考えると、ゴジラが最後にあの場所に立ち止まったことの意味を考えてしまう。< これがゴジラがただの怪獣映画ではない所以ですね。 >エンディングをそれをわざわざ九段下の武道館の前あたり(だと思われる屋根がある)から眺めると、皇居の緑地の向こう側にゴジラが居るようにみえる。 戦争が終ったあと、とても扱いにくい元現人神の昭和天皇を、地震・津波が終わったあと、とても扱いにくい原発を、抱えている日本を示しているのかもしれない。< 先の大戦、そして天災。また、人災。 それらへの警鐘と過去に学べとの強いメッセージを含んだ作品だと思います。 能楽師、野村萬斎氏を起用したのも、日本文化になんらかの意味を込めていたように感じるのです。

回答No.3

庵野監督というと、今まで、どこかで観たことがある場面を引用してオタク系の視聴者の記憶の引き出しをあけて、視聴者を遊ばせる(普通の人は自分の推測を語り、兵器が好きな人はシミュレーションをはじめ、キャラクターを使った二次創作なども色々と引き起こした)ような作風でした。 今回は関東在住の普通の人が3.11で共有した記憶の引き出しをあけることで、内容や面白さなどは同じなのに強引に時代を代表しそうな名作に踊り出たことを面白いなあと思っています。(震源や津波に襲われた場所に住む人たちの気持ちを考えると、観ていてフラッシュバックにより気分悪くなる人もいるんじゃないかと思えるような怖さがありました。) もし、狙ったとしたら、このタイミングでこの発想(新しいゴジラの監督に、有名な特撮オタクの庵野さんを任命する)をした東宝のセンスに驚かされました。 またエヴァンゲリオンは00年代を通して映画が作られたりテレビで繰り返し放送されたことにより影響も大きく、実際に3.11後に輪番停電が行われたときにエヴァンゲリオンの中の作戦に擬似的に参加するということがSNSで起きました。「TV版のエヴァンゲリオンでオタクに現実に戻るように言った→監督はストーリーの回収を求める声にたたかれた→視聴者は3.11後に現実の中の工夫としてエヴァンゲリオンを使った→監督に戻ってきた→ゴジラ映画」というラリーに参加している気になれたことも、面白く感じました。

noname#244657
質問者

お礼

ありがとうございます。 >(震源や津波に襲われた場所に住む人たちの気持ちを考えると、観ていてフラッシュバックにより気分悪くなる人もいるんじゃないかと思えるような怖さがありました。)< そうですよね。。ゴジラは福島原発。あえてここに挑み、沈静化することによって、日本人の底力を感じさせる作品かと思います。 単なる怪獣映画では終わらないゴジラ。 それはゴジラが生まれたときから語られる永遠のテーマ。 何度叩きのめされても必ず立ち上がってきた日本。その底力を信じ、また、誇って、復興の道を歩んでいこうとのメッセージさえ感じました。

  • dottimiti
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回答No.2

安野モヨコさんの「監督不行届」によると、庵野監督とともに鎌倉に住んでいるそうなので、ゴジラはWアンノ家を意図的に壊していたりするのかな?と思いました。

noname#244657
質問者

お礼

ありがとうございます。 庵野監督は例のエヴァで傷ついた件がありますから。。 一旦リセットしたくて鎌倉にゴジラを上陸させたのかもしれません。 芸術家は繊細なのですよ。

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