この春先、私も自分なりにネットで調べてみました。そこで得た結果報告を記載しますが、当時の私の認識と疑問点を整理しておきたいと思います。
まず、テレビの番組で知りえたこと‥‥
(1) 「江戸時代の植木職人が、エドヒガンとオオヤマザクラを掛け合わせて実生の苗を育て、生命力旺盛 ? な台木に継いでソメイヨシノになった。
(2) 江戸後期にはそれが全国的に広く蔓延した。現在ほとんどのソメイヨシノがこの「接木」による苗である。
私の疑問は、
(3)「その接木した苗から成長した枝を切ってそのまま土に挿したら台木の良い性質を受け継いだソメイヨシノが咲くのか ?
それとも台木の影響が「ゼロ」の「ソメイヨシノもどき」の花になってしまうのか ? ‥なのです。
ここでネットのあちこちで調べて私の知り得た結果をご報告します。
(4) 「ほとんどが接木」と思っていましたが、ソメイヨシノは「全てが」接木によってふえたという「情報」もある。
(5) 花によるソメイヨシノ同士の交配はなく、他の種との交配のみで結実するが食用には不向き。
(6) ソメイヨシノは他種との交配で増え、緩やかに他の種の桜を駆逐していく。
(7) 発生のきっかけには研究家の間で諸説ある。
(8) 挿し木をしてもソメイヨシノが咲くのを見届けるのは骨が折れ、時間もかかるので「やめとこう」というのが私の結論でした。
そして、回答者さんNo.2の方が書かれていましたが、「原木は上野動物園近くに現存している」「千葉工大の研究チームが突き止めた」というニュースは初めてで、傾聴に値します。できれば一節折り取って挿し木してみたいですが、もちろん「禁止」でしょうネェ。
似たような素朴な疑問を抱かれた質問者さん、ぜひ研究してみて下さい。
もうひとつ、興味のあるサクラがあります。 それは「ウワミズザクラ」というもので、大きな毛虫のような真っ白な花が咲き、その実は「杏仁子」(あんにんご)という塩漬けのもので、酒のさかなとか料理の添え物になります。私の庭に、野鳥が糞していった後に発生したようですが、枝の剪定が難しいのか、7~8年たつのに一度しか花を見ていません。残念…
お礼
身近な桜なのに謎が多くて、そこがまたソメイヨシノの魅力かもしれませんね。 個人的には、食用できたらどんなにいいかと思ったことも・・・(子供の時)。 お礼が遅くなり申し訳ございません。回答ありがとうございました。