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PICMGのマザーボードを
PICMGのSBCを普通のマザーボードに刺したり バックプレーンに複数枚刺したり したらどうなりますか? 普通に別々のマシンとして動くのでしょうか。それとも何か特殊な動きをするのでしょうか。
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ご存じでしょうが、PICMGはエッジコネクタがISAやPCIバス用のSBC向け・産業用の為の規格です。通常パッシブのバックプレーンボードに挿し、そのBUSを通じて他のボードとデータを交換します。 >PICMGのSBCを普通のマザーボードに刺したり マザーボードのPCIバスの制御は「マスター」です。SBCも「マスター」。 マザーボード単体や、パッシブのバックプレーンボードにSBCを1枚挿すのであれば特に普通のPCと変わりませんが、バックプレーンに複数枚のSBCを挿したり、マザーボードにSBCを挿したりすると、「マスター」がぶつかることになります。 CPU同士のデータ交換をバス経由でできるようにするためには、バスの制御権を調停する機能が必要です。 複数枚のSBCを同時に挿したことはありませんが、バスアービトレーションをする機能(制御信号がありますから回路も必要だと思います)を組み込んでいれば複数のPCとして必要によっては同期を取りながら動作するでしょうが…。 メーカにもよりますが、元々産業用のプラットフォームでEmbedded指定のCPUを採用するのが普通ですので、少し前の世代のプロセッサやチップセットが使われていることが多いだけでなく、PCなどに比べて少量生産なので一般に高価です。 バスアービトレーションが可能だとしても、一般家庭で使用する手段としてはあまりお勧めはできません。
お礼
非常にわかりやすい説明をありがとうございます。そのままではマスターがぶつかることになり、使用できないと言うことですね。