勤め人でしたので、まずは職住接近をしました。
通勤で疲れてしまうと、勤務において、最高のパフォーマンスが発揮できないと考えたからです。
若い時は深夜に及ぶ残業もこなしましたが、それでも翌朝は8時に出社してまた全力投球する事ができたのは職住接近で通勤の時間と体力を節約したからと思っております。
都心では不動産価格が高いので自宅を購入する事はなかなかむずかしかったけど、50歳まで賃貸で家賃を払いながら、職場へ30分程度の場所に住み続けました。
次に、学卒で勤めた会社は給与水準が良くなかったので、一部上場の企業に転職しました。
転職時の給与は1.2倍程度で、給与水準は世間並みでしたが、自分の専門分野では出世が期待薄だったので、6年ほどで専門分野が求められる別の日本企業に再度転職しました。
その企業は上場企業では無く、給与水準が向上したわけではありませんが、自分の専門分野の事業でしたので、この企業に転職する事で自分の専門分野をいっそう磨く覚悟ができました。この企業で働いている6年間の間に専門分野の国家資格を二種類、獲得しました。
6年ほどで、遅まきながら子供ができて、妻が退職したので、この会社の給与水準では都心で三人家族の生活を賄うには苦しくなりました。
この6年間の間に、外資系への転職の可能性を考え、英語の学校に通い、TOEICのスコアを確保するなど、外資系への条件整備をしていましたので、思い切って外資系に転職をしまいた。給与は1.3倍程でしたが、この外資で自分の実力が世界レベルに達するように専門分野の経験と研鑽をつみました。
この会社は、専門能力を磨くには良かったのですが、外資の中でも特にカネに厳しかったので、3年ほどで別の外資に転職しました。採用時の給与は1.2倍程度でしたが、この会社で10年頑張り、3年ごとに内部昇進し、最後には初任の給与の1.9倍ほどまで昇給しました。
ここまで、自分の人生を豊かにするための「カネの問題」に挑戦しましたが、同時に英語の勉強と実用を続けて、新入社員時代には苦手だった外国人との仕事が出来るようになりました。
50歳のときには、都心のタワーマンションを購入するなど「カネの問題」をあらかた解決しましたが、自分の体がボロボロになっているのに気付いたので、食事に注意して体重を適正体重に戻し、加えてジムで筋トレをし、30分ほどプールで有酸素運動をするなどして、体脂肪率を減少させました。
今、これから老後を迎える年齢になりましたが、「カネの心配」と「健康が心配」が無いので、何でも好きなものを食い、好きな場所に行き、好きなクルマにのって、好きな人と会う生活が出来ております。感謝の気持ちでいっぱいです。
この豊かな人生を迎えることができたのは、「カネの問題」を解決し「健康の問題」が起きないように注意・努力したことの結果と思っております。
お礼
ありがとうございました。