他の回答者さまへの補足の中にもありましたが、「小学校で総合の授業として行われる福祉教育について論じたい」というのが、実は質問者さまにとって、とても重要なテーマなのではないでしょうか?
「ふくし教育のあり方 - 小学校:総合の授業で行われる福祉」
上記のように、副題的にテーマを書き添えてみるだけで、だいぶ論文としてどこに向かって書き進めていったら良いのか、筋道が立ちそうな気がします。
で、たとえば<1章:定義や歴史>の中で、小学校での総合の授業で福祉教育が取り入れられたのはいつなのか、ということを調べ、書いていきます。
そのうえで、<2章:現在の総合授業の概要>として、実際にいくつかの小学校へインタビュー、もしくはアンケートを取るなどし、福祉教育の取り組み事例を探していきます。
これは、小学校だけでなく、障がい者施設や高齢者施設などで、小学校での福祉教育を受け入れている施設へのインタビュー・アンケートも行えばなお良いでしょう。
また、そのような事例の調査を経て、質問者さまも挙げられているように、現在の20歳前後、つまりは質問者さまの同世代が過去に体験した福祉教育がどのようなものだったか、またそれが意味のあるものであったかどうか、という生の声を聞き、書き加えればいいでしょう。
そして<3章>として、福祉教育に特化している小学校教諭の方のインタビュー、もしくはそのような教員の方たち数人を集め座談会のようなものを行なって、その様子の録音から文章を書き起こしていけばいいと思います。
で、最後に<4章>で結論として、これまでの1,2,3章の中で書いたことの中から、質問者さまの考える「ふくし教育のあり方」として好ましいものを抜粋しながらまとめていけばいいのではないでしょうか。
ちなみに、1章またはその手間の冒頭で<はじめに>という形で、質問者さまの考える「ふくし教育のあり方」を簡潔に述べておく必要があります。
このような形でまずは全体の構成を箇条書きにまとめた目次のようなものをつくり、いくつか参考となる図書・文献・事例集などを大学の指導教員に照会してみるといいでしょう。
また、1章から順番に書いていくのではなく、自分が書きやすい章、またはまず最初にインタビューなどが取りやすい章から書き進めていき、その都度、全体の目次構成や参考文献などを大学の指導教員と相談するようにしてもいいでしょう。
おそらく何度も白紙に戻ってしまうのは、最初から順番に書いて行こうとするからだと思います。まずは書きやすいところなどから始めて、ある程度の量が溜まったら、歯抜けになっている繋ぎ的な章を書き加えるようにすれば、途中で迷って白紙に戻る、ということになりにくいですよ。
補足
返答ありがとうございます。 テーマについては仮です。 テーマは最後に決めればいいと言われています。 実地研修ではなく、小学校で総合の授業として行われる福祉教育について論じたいのですが…。