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『炎上』メカニズムとは?
- インターネット上で頻繁に見かける「炎上」とはどのような現象なのかについて、賛否が入り乱れる乱闘状態とは何か、個々の声がかき消されることによる発言の意味の喪失に対する疑問を持っている。
- 炎上のきっかけ、炎上の場の共通項、心的メカニズムについての意見を求める。
- SEOを意識したタイトルとハッシュタグを生成する。
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> ただ、あちらこちらで火の手が上がっているという状況に不気味なものを感じます。 Blog、TwitterなどSNSに代表されるネットメディアだけが、ユーザからも意見を反映できる唯一のメディアです。ですから、何かというと「炎上」する不気味なメディアだとお感じになるかもしれませんが、ネット以外の既存メディア(テレビ、新聞、ラジオ、雑誌)は、編集が入ることで、不都合な真実は報道しないようになっていて、視聴者や読者の生の声は実際には反映されません。現在では番組中にTwitterの投稿文が流れるような演出もありますが、チェック済みの平和な投稿のみを紹介しているに過ぎません。 > 「炎上」というのはある「記事」ある書き込みに対して、「賛否(共感 / 批判)入り乱れ > ての乱闘」ということでしょうか? 「炎上」の発端は、ある情報発信者による「投稿記事」です。それが芸能人であればファンもいればアンチもいる為、賛否コメントが入り混じりながらの乱闘が「炎上」。遂にはTVや雑誌など他のメディアにまで飛び火をし、ネットユーザ以外は目にしていない新鮮な内容の為、既存メディアがより大きく取り上げ、大変な社会現象になっているような風情になります。こうなると場外乱闘で「大炎上」となります。 > しかし、共感するにせよ、反論するにせよ、大勢の声 > に紛れて、個々の声はかき消されてしまうのでは、そもそも発言の意味が失われてしまう > のではないかという疑問があります。 「炎上」初期の時点で、発信者に共感する一部の冷静な声は多勢の罵倒に掻き消されます。発信者の発言は飲まれそうに感じますが、何が「炎上」の元になった投稿なのかがセットで報じられることが多く、通常の発言よりも強力に拡散することになります。 「炎上」を上手くコントロールできると、「プチ炎上」なら発言者にそれほどダメージは無く、かつその健在ぶりを広くアピールすることができ「美味しい」状態でもあります。 > 「炎上」発生のきっかけ、炎上の場の共通項、心的メカニズムなど、ご意見をお聞かせく > ださい。 以下、要約します。 > 「炎上」発生のきっかけ 直近では「みのもんた氏」が開設したTwitterで、たった2回目のTweetが大炎上しました。また、常に炎上の気配を漂わせていて最近加速しているのが「ほりえもん」です。内容はご存知だと思うので割愛します。 > 炎上の場の共通項 「炎上」の火種となる発言の主は、認知が高く、好感度が低い方に限定されます。「その発言はモラル的にどうか?」「そんなことを言うなんて人間として間違っていないか?」「また上から目線か」「どうせ口だけ」など、一般人の不満の捌け口となります。好感度の高い方も稀に「炎上」しますが、「それは分かる」「こんなに叩かれてかわいそう」「叩いている奴がおかしい」と援軍の声も多勢で「炎上勝ち」することもあります。「炎上勝ち」をすると、世間の話題になった上に共感を持つ人がさらに増え、好感度が増します。ファン商売の方にはプラスに働きます。 > 心的メカニズム 発言から炎上~鎮火までは長くても1週間です。長く「炎上」していても皆が飽きてしまう為です。炎上初期から鎮火までの間、参加する人の順番と心的メカニズムは次のようになります。 アンチファン+ウォッチャー ※まずは、叩きたくて仕方が無いアンチと、ファンでは無いが常日頃から動向を気にしているウォッチャー等が参戦。すきっ腹に「エサ」が投げ込まれた彼らはここぞとばかりに反論。「炎上」が始まります。 ↓ ネットのご意見番 ※世の中のあらゆることに意見を言いたくて仕方が無いユーザ達が参戦します。持論を織り交ぜながら、共感/反論と様々な意見が飛び交い、炎の勢いが増します。 ↓ 野次馬+便乗ブロガー ※「炎上」の報道を目にして、興味を持った野次馬ユーザが多数参戦します。さらに、世の話題になっている内容は、個人ユーザのブログにとっても格好の投稿ネタになる為、アクセスをアップしたい便乗ブロガーも多数参戦。隅々まで拡散されます。炎の勢いはここがピークです。 ↓ 東スポ ※東スポ一面を飾ると「炎上」もいよいよフィナーレです。掲載当日にテレビでも紹介されることがありますがネットユーザにとっては3~4日前の退屈な振り返りです。 ↓ 鎮火 ※アンチファン+ウォッチャーは次の「火種」探しに忙しく、いつまでも古いネタにかまっていられず「鎮火」します。 <補足> ・「鎮火」後、ネットユーザが忘れた頃に、文春、新潮が取り上げることもあります。 ・せっかく「炎上」が収まりそうな時に、発言者がさらに不用意な発言をすることを「油を注ぐ」と呼びます。昔のブログならマネジメント事務所が投稿記事を事前にチェックできましたが、Twitterなど本人任せのものはタレントのコミュニケーション能力が明暗を分けます。「油を注いだ」状態の炎の勢いはものすごく、事務所も静観せざるを得なくなります。
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- eroero4649
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えろえろさんっす。 >つまり「そんなことをしてなんの得になるのか?」ということです。 これはまあ個々の興味の問題ですからとやかくいっても仕方がないです。うろ覚えで恐縮ですが、確か質問者さんは絵画芸術が好きだったと思いますが、これとても全く興味のない人からすれば「絵なんか見たって腹が膨れるわけでなし」となってしまいます。「ベラスケスって素晴らしいねえ」「オッサンの絵を見て何が楽しいんだよ。変態だなあ」 >みのもんた氏のツイッター発言のどこが「問題発言」なのかわかりません。 元々みの氏は朝のニュース番組でズバズバ辛口のコメントをしていました。悪いやつがいると「とんでもないやつだ!」なんて説教していたのです。ところが、その息子さんが捕まっちゃった。するとみの氏は途端に我が子可愛さと自己保身に突っ走ってしまったのですよ。それまでそういう人たちに対してものすごく強い口調で批判していた人が、いざ自分のこととなるとその人たち以上に我が身(&我が息子)可愛さになっちゃった。こりゃ批判されますわね。 しかも息子さんが捕まった理由が窃盗なんです。みの氏はとんでもないお金持ちなんですよ。そのコネで、息子さんも世間的には高収入と呼ばれるテレビマンの仕事をしていたのです。人よりお金を持っているのに、自分よりお金がない人間のお金を盗むのは、そりゃ二重の意味でアウトじゃないですか。お金がなくて盗むのは同情の余地があるけれど、お金持ちが貧乏人のお金を盗んだらいけませんよね。たぶんこれが他人の事件だったら「お金を持っているのに人の金を盗むとはとんでもないやつだ!」ってみの氏はいってたと思うのですよね。 それでミソつけた人が、また「自衛隊に対してもどんどん言わせてもらうよ」と偉そうな口のききかたをしたわけです。ほら、東日本大震災のときに復興大臣みたいなのが現地入りしたときに「おい、お前ら~しろ」って言い方してたやつがいたじゃないですか。あれはムカつきましたでしょ。 >何故、「非常識な奴だ」(失笑)ですまないのか?何故寄ってたかって「叩きのめす」必要があるのか? 子供のとき、学校で大縄跳びをやったと思います。社会に生きるっていうのは大縄跳びを飛ぶようなものです。あれはやる人全員がリズムを合わせないと上手くいきませんよね。縄を回す人もお互いに呼吸を合わせないといけませんし、飛ぶ人たちもそうです。ある社会の中で生きる以上、自分のリズムだけではなくて周囲とリズムを合わせていく必要があるのです。 だけどホリエモンという人はまあそういうことができない人なのです。そして失礼ながら、質問者さんもそういう方ではないかと思います。「他人は他人の勝手でいいじゃないか」というのはある社会の中で暮らしていく以上はそういうわけにはいかないのですね。それはサルとか狼とかシマウマのような社会集団で生きる動物は全てそうです。みんなが行く方向に(行きたくなくても)合わせないとライオンに食われてしまいます。一匹狼というのは、狼界の社会不適合者だそうです。 >「炎上」する以上は「関心を持たれている」=「冷ややかに見捨てられているわけではない」ということでしょうか。 そうでしょうね。名前は伏せますが、ある一発屋芸人さんが炎上芸人になろうと思ったのか、挑発的な発言をネットでどんどんやっていたのですが、炎上どころか誰にも相手にされていませんでしたね。ネットニュースで「あの〇〇がネットで問題発言!」みたいに記事になっても世間の反応が「ふーん」「この人がなにをいっても興味ない」でしたからね。そしてネットニュースの記事もアクセスカウンターが回ってナンボですから、その人を取り上げてもアクセス数が少なければ次からは記事にもなりません。 >誰も見ていないが、自分のこころ(良心)が見ている、という自覚はないのでしょうか 質問者さんは、純粋だなあ・笑。私はもうそういうセリフは人にいわれることはあっても、自分の口からはもうおこがましくていえません・笑。良心はないわけではないですが、だいぶ汚れていてあちこちキズがついていますね。
お礼
こんにちは。 >>つまり「そんなことをしてなんの得になるのか?」ということです。 これはまあ個々の興味の問題ですからとやかくいっても仕方がないです。うろ覚えで恐縮ですが、確か質問者さんは絵画芸術が好きだったと思いますが、これとても全く興味のない人からすれば「絵なんか見たって腹が膨れるわけでなし」となってしまいます。 うーん。趣味の問題・・・ 例えば誰かが、SMの趣味があるとか、女装が好きだとか、そのような趣味であればまあ人それぞれ、で済むのですが、どうも炎上って「ファシズム」の温床のような気がして。だって力のある与党政治家だとか、一部であっても熊本の被災者が不安視している川内の原発を止めようとしない九州電力のHPが炎上なんて聞きませんよね。 (これに関しては質問者が知らないだけかもしれませんが) >みの氏に関してはそういう経緯は知りませんでした。 でもまあ個人的には所詮は一テレビキャスターという感じです。 >子供のとき、学校で大縄跳びをやったと思います。社会に生きるっていうのは大縄跳びを飛ぶようなものです。あれはやる人全員がリズムを合わせないと上手くいきませんよね。縄を回す人もお互いに呼吸を合わせないといけませんし、飛ぶ人たちもそうです。ある社会の中で生きる以上、自分のリズムだけではなくて周囲とリズムを合わせていく必要があるのです。 そういう状態を「全体主義」と云いませんか? >一匹狼というのは、狼界の社会不適合者だそうです。 まあそうでしょうね。社会的不適合者であることは認めますよ(笑) >>誰も見ていないが、自分のこころ(良心)が見ている、という自覚はないのでしょうか >質問者さんは、純粋だなあ・笑。私はもうそういうセリフは人にいわれることはあっても、自分の口からはもうおこがましくていえません・笑。良心はないわけではないですが、だいぶ汚れていてあちこちキズがついていますね。 いや、純粋ではないですよ。 例えば「売春」にしても、それが個人の(仮にそれが未熟なものであったとしても)意思で行われたものなら、「良心」などという言葉は持ち出しません。(基本的に「正義漢」「正義派」というのが肌に合わないのです) 思考停止状態に陥って、徒党を組んでというのが嫌いなだけです。 こういうのが常態化してほくそ笑むのは一部の政治家だけですからね。 巻き込まれるのが迷惑なだけです。 みの氏やホリエモンなど比較にならないような「権力サイド」での炎上があって、それを質問者が知らないだけ、であるなら、是非また教えてください。 再度の回答をありがとうございます。
- ミッタン(@michiyo19750208)
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>発生のきっかけ どこか気取っている感じ&庶民目線じゃない 例:梨花さんのブログに付けられたタイトルは「質素な朝ごはん」 そこにイクラが載っていた >炎上の場の共通項 もともと好かんタレントやアイドルなのに、輪をかけてKYな発言をする こりゃもう、エエターゲットですよ >心的メカニズム 「赤信号皆で渡れば怖くない」です 匿名をいいことに叩きまくる、この3つが重なると「炎上」になります
お礼
こんにちは、michiyoさん。 今回は最新回答から逆にお礼を付けてゆきます。 これはわかりやすい説明ですね。 >どこか気取っている感じ&庶民目線じゃない >例:梨花さんのブログに付けられたタイトルは「質素な朝ごはん」 >そこにイクラが載っていた ははは、でもそれで「炎上」って。 炎上というからにはやはり「怒っている」わけですよね。 イクラが質素な朝食に上っているのは「おかしい」けど、それに他人が文句をつけてどうなるという気がします。 >>炎上の場の共通項 >もともと好かんタレントやアイドルなのに、輪をかけてKYな発言をする >こりゃもう、エエターゲットですよ でもタレントやアイドルであれば、「ファン」も当然いるわけですよね。 そうなるとバトルということになるのでしょうか? >>心的メカニズム >「赤信号皆で渡れば怖くない」です >匿名をいいことに叩きまくる、この3つが重なると「炎上」になります なるほど。 いつもご意見をありがとうございます。
- o09080706o
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「炎上」は批判性を超えて、否定して潰すところまでいくような気がします。 ネットユーザーが自覚・無自覚に加害者にまわった「いじめ」に近いものだと思います。 老若男女が「いない人の悪口」で盛り上がる文化がある限りは、こういうことはおこるのだろうと思います。
お礼
こんにちは。 「炎上」という言葉の持つ意味、語感と、冷静な批判とは異なるようですね。 だいたい上記の回答に挙げられている堀江氏の「赤ん坊に睡眠薬」云々は、そもそも、まともに批判する価値もない低次元のもので、普通はみな馬鹿にして通り過ぎてゆくだけのような気がしますが、何か言いたい人がいるんですね。でもそうなると同じ低次元の争いとなって、ただただ見苦しいだけのような気がします。 まあもっとも、「野次馬」なんていうのは、いつの世にもいるものですけれど。 お返事をありがとうございました。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2131/8006)
「炎上」というのは比喩表現で、ネットスラングの一種です。 パソコン通信の頃からあったもので、要するに喧嘩が始まったのを見て、無関係な人達が喧嘩に参加して煽り行為をおこない、野次馬の書き込みが急増したり、興味本位のアクセス数が激増するネット上の社会現象です。 当事者が知らない間に、知らないサイトで炎上が起こっていることもあります。サイトからサイトへリンクを伝わって炎上が広がる現象も起こります。 炎上が起こると、サーバーアクセスが急増して繋がりにくくなったり、アクセス出来なくなるので問題化しているだけの話で、それが無ければ野次馬の喧嘩に過ぎません。
お礼
こんにちは。 へえ、パソコン通信の時代から「炎上」というような現象があったんですか。 >喧嘩が始まったのを見て という場合の「喧嘩」とは、特定の発信者と、それに批判を加えた人ということでしょうか?でもそれは、「発言」に対する「反論」「批判」であって、喧嘩ではないのではないでしょうか。 「野次馬」はどこで、喧嘩が行われている場所を知るのでしょう? こちらがあまりに世間知らずで、わかりやすい説明もいまひとつ理解に及びませんでした。 お返事をありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11203/34801)
先日に何かの記事で読んだのですが、アメリカのジャーナリストがTwitterやFacebookなどのSNSを調査したところ、アメリカでは年間800件を超えるネットの炎上事件が発生し、事件が起きない日はなかったそうです。つまり正月から大晦日まで、毎日どこかで炎上していた。アメリカですから正月もありませんが、感謝祭だろうがクリスマスだろうが炎上していたってーことですね。どうもだいたいどこの国でもネットが普及している国ではほぼ毎日どこかで炎上しているようです。韓国なんて炎上がきっかけで自殺したタレントや一般人が何人もいるほどで、それを防止するために韓国では基本的に本名を出さないとネットでは発言できないようにしているそうですが、それでもなお炎上で自殺に追い込まれる事件は根絶できないようです。 >ある「記事」ある書き込みに対して、「賛否(共感 / 批判)入り乱れての乱闘」ということでしょうか? 私もそんなに詳しいわけではないですが、時々起きる炎上事件を見てもほとんどは「賛」はないですね。「否」がものすごい津波となって押し寄せてくるようなイメージです。 例えば群衆がある人をリンチしているとしますよね。もしここで「やめろ!」といって止めに入れば興奮した群衆に一緒になって滅多打ちにされる危険がありますよね。そういう感じです。だから襲い掛かる人は全体としては一部で、多くの人はそれを傍観しているという感じです。他の方の解説にある「観客」というのがそれです。 で、質問者さんのイメージとしては聖書におけるキリストの処刑のような、哀れな贖罪の小羊を市中引き回しにした上で十字架にかけるような光景を思い浮かべていると思うのですが、実態はかなり違うと思うのです。そういう事例はたぶん炎上事件の10%以下、いやひょっとしたら「まれ」といいたくなるほど少なくて、実際はほとんどが「本人が自覚していない配慮に欠けた発言」が原因になっていると思います。 例えばあのホリエモンが、飛行機に乗り合わせていたときにずっと赤ちゃんが泣いていたことがあったそうで、それに対して彼がTwitterで「睡眠薬でも飲ませろ」と呟いて炎上したことがありました。こんなのさ、そもそもネタにする必要もないですしどうしても誰かに愚痴りたかったら「乗り合わせた飛行機でずっと赤ちゃんが泣いてた。参った」とだけ書けばいいはずです。そうすりゃ世間の人々が「いやーそれは大変でしたね」と反応したと思います。だからいちいち「睡眠薬を飲ませろ」なんていわなくていいのですよ。 みのもんたさんがTwitterデビュー早々に炎上したのも、70過ぎて高齢のためネットでの発言の作法というものを知らなくて、「テレビじゃいえないこともネットでは自由にいえるものだ」と勘違いして発言したのがそもそもの原因です。一般人が炎上しちゃうのも、使い方が間違っているケースですね。コンビニの冷凍庫に入ったバカ息子も、不特定多数が見られるTwitterなんかでそんなのを公開するからそうなっちゃう。LINEのグループで見せているだけなら「あのバカまたやってる」と身内だけで終わりです。「Twitterは不特定多数が見ている」という自覚が皆無だったのでしょうね。 ただ、芸能人(あるいは著名人)の中にはその炎上の特性を生かしてそれを逆手に取る「炎上芸(能)人」がいるのは確かです。そもそも、芸能人や著名人は「世間から存在が忘れられたら終わり」というのがあります。「悪名は無名に勝る」のが芸能界というところであります。だから炎上でも注目を集められればそれは決して悪いことではないのです。昔なら、やたらとスキャンダルを起こしながら注目を集め続ける人ですね。松田聖子さんとかね。「熱愛発覚か!?」なんて話題を振りまくのも世間の人々の関心を集める方法のひとつと割り切れる人たちです。 一番すごい炎上芸能人は、元モー娘。の辻ちゃんでしょうね。もうとにかく鬼女と呼ばれる同性の人たちからやたらと叩かれる。でも不思議なことがあるのです。彼女がブログに何かを投稿するたびに鬼女たちはこれでもかこれでもかと叩くんですね。つまり、辻ちゃんのブログを叩く人たちは彼女のブログを欠かさずチェックしているわけです。そして誰かが叩くとどれどれと見にくる人たちが集まってくるというわけです。芸能人のブログはアクセス数に応じて広告料が入ってくるらしいので、彼女にとってはアクセスカウンターが回転するのは貯金残高が増えていくような気持ちなのではないかなと思います。元ダルビッシュの奥さんの紗栄子さんなんかも同じです。彼女はテレビや雑誌などでは(事務所の力や自分自身のタレント性の不足から)取り扱ってもらえないのでネットで炎上させて自分の名前を売って回ります。ドランクドラゴンの鈴木拓さんも炎上芸人として有名ですが、炎上芸人として有名になる前は相方の塚地さんが俳優などで多才な活躍をしていたので「消えゆく相方」の扱いでした。 モデルで女優の水原希子さんも時々物議をかもす人ですが、この人はある意味可哀想な子なんじゃないかと思っています。顔を見ると分かりますが、まあ正直飛び抜けた美形ではありません。佐々木希さんなんかとは違うわけです。主にモデルとして活躍していますが、公式の身長168センチ(おそらく実際はもっと低いでしょう)はモデルとしては低身長です。実際、Wikipediaによるとモデルの本場パリで仕事を探すも身長が低いことが理由で仕事が見つからなかったようです。彼女としては「何かをやって世間の注目を集めるようにしないと誰も自分を見てくれない」という危機感があるのではないかなと思います。お金持ちだけれど嫌われ者の子が、お菓子で釣って友達を呼ぼうとすることがあるじゃないですか。あれみたいなものじゃないかなと思います。 あくまで個人的な見解ですが、正直Twitterなんかは企業の公式や鉄道会社の運行情報以外の人たち、つまり一般人はもちろん芸能人も含めてわざわざやるメリットはないのではないかと思います。一般人がやる意味がないのは、誰も一般人の発言になんか興味がないってことですし、芸能人がやる意味がないのは、揚げ足を取られて炎上したら自分の名前のブランドに傷がつくからです。炎上芸能人は、それが仕事だからやむをえないでしょう。ちょっとずつ脱いで仕事をもらうグラビアアイドルみたいなものです。
お礼
こんにちは。 >私もそんなに詳しいわけではないですが、時々起きる炎上事件を見てもほとんどは「賛」はないですね。「否」がものすごい津波となって押し寄せてくるようなイメージです。 ということは、「論争」ではないということなんですね。 一方的に「衆を頼んで」ということであれば、それはほぼ「リンチ」と同義ですね。 >だから襲い掛かる人は全体としては一部で、多くの人はそれを傍観しているという感じです。他の方の解説にある「観客」というのがそれです。 そもそも、ネットに限らず「野次馬」と呼ばれる人たちの心理ってよくわかりません。 つまり「そんなことをしてなんの得になるのか?」ということです。 「いや、損得の問題じゃなく、純粋にたのしみのため・・・」 「リンチを見学するのが愉しみ?」 「火事」にしたって「土左衛門」にしたって、「交通事故」にしたって、結局「他人の不幸」ですよね。 >実際はほとんどが「本人が自覚していない配慮に欠けた発言」が原因になっていると思います。 回答にあるホリエモンの発言はそうでしょうが、新聞に載っていた、みのもんた氏のツイッター発言のどこが「問題発言」なのかわかりません。 また >「睡眠薬でも飲ませろ」と呟いて炎上したことがありました。 にしてもまったく「非常識」な発言ですが、何故、「非常識な奴だ」(失笑)ですまないのか?何故寄ってたかって「叩きのめす」必要があるのか? >つまり、辻ちゃんのブログを叩く人たちは彼女のブログを欠かさずチェックしているわけです。そして誰かが叩くとどれどれと見にくる人たちが集まってくるというわけです。 よく「愛情」の反対は「憎しみ」ではなく「無関心」だといいますね。 ということは、「炎上」する以上は「関心を持たれている」=「冷ややかに見捨てられているわけではない」ということでしょうか。 ただ、「不特定多数が見ている」自覚に欠けるのは、発言者だけでなく、「炎上」に加わっている人たちにもいえるのではないでしょうか? 「匿名」であるから、「何を言ったってかまわない」ということは、自分自身の心を荒廃させるだけのような気がします。 誰も見ていないが、自分のこころ(良心)が見ている、という自覚はないのでしょうか。 とてもわかりやすい解説をありがとうございました。
少し話は逸れるのですが、炎上というのは、昔はちょっと意味が違うものだったと思います。 単に批判が殺到するに止まらず、物議を醸した主体が、さらに火に油を注ぐような発言をして、本人が持つブログの他の記事に次々と批判が殺到するような意味が強かったと思います。 このような定義で言うと、メカニズムとは、問題となる言動がブログや掲示板で紹介され、物議を醸した主体が、次にブログ記事などで、火に油を注ぐような発言をして、さらに批判が広まる物だと思っています。 現在では単にネット上で批判が沢山書き込まれる(それは物議を醸した側がブログやツイッターを持っていようがいまいが)程度の意味で使われることがあり、 昔のような炎上は現在では見られない気がします。 そういう意味ではもしかしたら平和になったのかもしれません。 ただ、問題となる言動がネット上の掲示板やブログなどで紹介されて広まるという流れは、今も昔も変わらないようです。 詳しいわけではありませんが、参考まで。
お礼
こんにちは。 ネット歴15年以上になりますが、未だに炎上に遭遇したことがなく、(したくもなく)よくそのメカニズムが分からないですね。 譬えるなら、「犯罪」を行えば、裁判が開かれ、その犯罪について、弁護側と検察側からの「論理的な」批判・検証が行われて、それによって、最終的に有罪と結審するまでは「無罪」です。(さらに冤罪の可能性は常にあります) 「問題」と言われる発言が、「どのような点に於いて」問題であるのかを、冷静に考えたり、わざわざ言上げするまでもない、低レベルの発言は黙殺する、というのが当たり前の順序のように思えるのです。 『問題のある発言』ではなく『問題にしたい発言』なのかもしれません。 ご意見をどうもありがとうございました。
- zrjpn
- ベストアンサー率12% (18/140)
以下の記事が分かりやすいと思います。
お礼
こんにちは。 確かに、わかりやすいですね。 炎上は「極上のエンターテインメント」ですか(苦笑) ただ個人的には知名度の高い人、ステータスの高い人を叩くことはまあエンターテインメントとして「許容?」できるとしても、 所謂社会的に力を持たない人たちに対する攻撃は単なる「言葉による暴力・暴行」でしかありませんね。 おもしろい記事を紹介していただきありがとうございました。
- citytombi
- ベストアンサー率19% (1721/8628)
炎上する以上はその「火の元」がありますが、その人の発した内容が、一般常識や社会的マナー・感覚と照らし合わせて、「奇異」「おかしい」「間違っている」「変わっている・変」と感じた場合に、その「火の元」を批判した意見がまた「火の元」となって、それが次の意見を呼んで・・・という具合にどんどん広がっていくんだと思います。 そして当初は傍観者であった人が、“面白そう”という感覚でちょこっと意見を書き込みますが、その人は自分の意見に対する反応を楽しんだり、わざとおかしなことを書き込んでほくそ笑むような人も入り混じって、どんどん拡大していくのでしょう。
お礼
こんにちは。 わたし個人の感覚としては、著名人であろうが、市井の人であろうが、彼ら彼女らが何を言おうと関係ないので、そこまで、誰かの「発言」に熱中するという心理がよくわからないのです。 それに「じゃあ自分はいつでも正しいのか?」「自分はヘンではないのか?」「自分は過たないのか?」ということを考えると、迂闊に人を批判なんかしたらそれはブーメランのように自分に跳ね返って来るように思います。 ただ、「炎上」が、citytombiさんの仰るような、「意見」の「対立」であるかは微妙のようですね。「意見」である以上、当然ある程度は「筋の通ったもの(反論)」であるはずです。ひょっとしたら単なる罵詈雑言にしか過ぎないのかもしれませんね。 ご意見をありがとうございました。
- tknkk7
- ベストアンサー率11% (378/3310)
メカニズム:人間個々の、利害得失も考えづに感性の赴くままに、ネット投稿されたのでは SNS(ソーシャルネットワークシステム)での、投稿者様お感じになられる事は、インターネット社会での、文書投稿は、個人的な見解を、色々な観点から”あぁだ・こうだ・・・と、他者評価をしたがる、これは、単に、あら。?・・・だと、感じる方々が、炎上:ディベ-トまさしく、討論テーブルを、提供してしまった、大失敗!具体的には、ジャーナリスト風チックに、みの_もん◎氏の、発言が、これは、”九州熊本大地震に関して、暴言か実態を熟知もされて、いらっしゃらないのに、現場悲惨状況も、見ずをして、安直にフリートークされて、いらっしゃる・・・のような、社会人マナーを、欠いた無責任かと、言う事なのでしょう。::詳細実態は、不明ですが、こう言う発言は、如何なものでしょうか。・・・と、言われる事の様です。
お礼
こんにちは。 既成の一方通行のメディアではなく、SNSという、「わたしも、あなたも」意見が言える場であるなら、例えばみの氏の発言はどのように不用意であるのか?どこが非常識であるのかを具体的に指摘して批判し得る場を持ったということですよね。 であれば、徒に、感情的な気持ちをぶつけるのは却ってもったいない気がします。 批判する側も、「お前被災地の現状を知っているのか?」という以上は、みの氏以上に、その状況・実情を把握していなければそのような批判は成立しない。 このようなことを考えると、やはり炎上のメカニズムは分かり難くなります。 ご意見をどうもありがとうございます。
お礼
こんにちは。 なるほど、非常に明快な説明ですね。 発生の心理的なメカニズムとしては、先ず >まずは、叩きたくて仕方が無いアンチ がいて、そこに >「その発言はモラル的にどうか?」「そんなことを言うなんて人間として間違っていないか?」「また上から目線か」「どうせ口だけ」 というような「エサ」が投じられる、ということのようですね。 結局なんとかして「その人」を「叩きのめしたい」という動機が先にあって、「発言」自体に「理論的」な「批判」が加えられるわけではなく、ほぼ情緒的に曲解したり、揚げ足取りのような状況に至るようですね。 わたしはみのもんたをテレビで見たことがないので、どういう人であるのかは知りませんが、新聞に引用されていた彼のツイッターの内容だけ見ると、なにをそんなに怒ることがあるのかと不思議に思います。 笑いを交えた解説、おもしろく読ませていただきました。 どうもありがとうございました。