• 締切済み

西村京太郎のみちのく殺意の旅について

西村京太郎のみちのく殺意の旅という小説でわからないことが2つあります。 1つ目は、第十二章で原田みどりが犯人だと疑われているところです。本には八代たちが旅行で福島に着いたのが18時15分でその10分前にみどりは福島に先廻りできると書いてありますが、みどりが先廻りする必要があるのかわかりません。矢代由紀が殺される前に着けばいいので、先廻りする必要はないと思いました。 2つ目は、矢代が逮捕されたことについてです。矢代は由紀が殺されたときのアリバイがないことと、動機があることだけで証拠はないのに逮捕されるのはおかしいと思います。しかもその動機が、誰の証言もなくて警察の推測というのもおかしいと思いました。東京の警察が福島の警察に矢代を釈放してほしいと言った時に、福島県警は矢代が犯人ではない証拠がないといいましたが、それはみどりも同じだと思います。矢代もみどりもアリバイと証拠がなくて、動機なら警察がつくれるのにどうして矢代だけ逮捕されたのかわかりません。 勘違いや見落としているところがあるかも知れませんが、回答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • kzsIV
  • ベストアンサー率53% (238/446)
回答No.1

殺意の旅 とやら、読んでいないのでよくわかりませんが…… 八代由紀たちが旅行で福島に着いたのが18時15分で、田原みどりはその一行と一緒ではなく、出発地に一行の出発以後も残っていて、福島へはかなり遅れて着いたので、アリバイがあると思われていたが、別ルートを使って先廻りすれば18時05分に福島に到着できるので、矢代由紀を殺すことも可能である(と東京から来た警視庁の警部か刑事は考えた)。 福島県警は、矢代に由紀が殺されたときのアリバイがないことと、由紀を殺す動機があること等を状況証拠として尋問すべく、逮捕状を請求して矢代を拘束し、取り調べをおこなった。 東京から来た警視庁の警部か刑事は福島県警に「矢代を釈放してほしい」と言った時に、福島県警は「ちゃんと逮捕状をとっているんですよ。このままでは釈放できません。もちろん、矢代が犯人ではないという証拠を示してくれればすぐ釈放します」といった。 しかし東京から来た警視庁の警部か刑事は、「矢代は由紀が殺されたときのアリバイがないことと、動機があることだけで証拠はないのに逮捕されるのはおかしい。動機にしたって、福島県警の推測にすぎない。矢代を釈放しない理由が犯人ではない証拠がないというだけなら、原田みどりだってアリバイも証拠もないし、動機なら県警がでっちあげればいいんだから、どうして矢代だけ逮捕するのかわからない」と考えた。 西村小説の特徴の一つは、所轄の捜査を隴曖化し、いつのまにか東京から来た警視庁の警部か刑事に感情移入させるトリックです。

ryuka0530
質問者

お礼

もう一度読んでみたら1つ目は、みどりは先まわりできるという可能性があるということだったのかもしれません。 2つ目は、東京の刑事たちが福島の刑事に対して矢代を逮捕することはおかしいと話している場面がありました。 お礼が遅くなりましたが、回答ありがとうございました。

関連するQ&A