引用の範囲に収まっているのならば、まったく問題はないですよ。
どういうのが「引用にあてはまり、あてはまらないか」について、著作権法という法律できちんと決められています。
ネットだと誤解している人をけっこう見かけますが、引用していいですかとか権利者にいちいち許諾を取る必要はありません。
つまり、形式にのっとってさえいれば無断でOKです。
問題になるのは引用とは呼べない「無断で転載している」「剽窃している」行為です。
ご質問にあるような、
・ご自分の主張を補い、客観的な根拠として説得力を与えるために
・適正と思われる範囲を
・出典を明記したうえで
・引用部分を明確に書く
やり方だとまったく問題ないです。
安心して引用してください。
ちなみに「出典の明記」についてもやり方があります。が、これ、ざっくりとは文系と理系、ジャンルでちょっとずつ違いがあります。
また質問者さんの書く程度によっても適切な書き方があると思いますので、ちょっとお調べになってみてください。
基本的にはその著作物のタイトルと著作者の名前があれば問題ないかと思います。
さらにもうちょっと、一般的な引用の定義について、非常にざっくりとですが書いてみます。
・公表された著作物からに限る。
・あくまで自分の主張を補強するために引用する。
引用のほうが長いとか主張の主たる部分を占めるとかもってのほか。
・常識的に考えて、引用する目的が正当であり、範囲が適正である
関係ないものを引っ張ってきたら引用とはみなされないってことです。
・引用であることを明確にする。
カギかっこで囲んだり、ブログとかだと、引用部分だけ段落を与え斜体で書く、blockquoteタグほか、スタイルシート等でそこだけ引用と強調するデザインを使う、などするとよいかと思います。
・勝手に変更を加えない
まあ当然ですね。語尾を変えるだけでもNGです。
で、これ意外とひっかかるのが要約です。数行で簡単にまとめるぐらいなら問題ないのですが、著作物を著作物たらしめる部分がその要約で完全に理解できるような長文の要約を書いてしまうとダメなんですよね。
だいたいこんなところかと思いますが…。
お礼
大変詳しい情報をありがとうございました。 参考にさせて頂きます。