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シラバス 強く推奨する
大学の時間割を考えている大学2年です。去年はほとんど必修で考える必要がなかったので、今回初めて自分で考えています。 シラバスを見ていたらこの講義は◯◯Aと○○B連続とした科目として考えている 両方取ることを強く推奨すると書かれていました 強く推奨っていうのは強制的みたいなことなのでしょうか? 後期同じ時間帯に抽選科目を申し込もうと考えているので… 正直抽選科目の方が受けたいと思っている講義です。落ちれば両方取れるものなのですが もう履修相談は終わっているので…
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- moritaroh
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強く推奨っていうのは言葉通り、強制的に履修を行うものではありません。 強制的に履修するのは「必修科目」だけで、強く推奨するっていうのは「両方履修しないと講義内容として意味がないですよ」ということです。 たとえば前期に行う「◯◯A」と後期に行う「◯◯B」とで連続した講義内容であり、前期の「◯◯A」だけでは中途半端な内容しか教えられないので、しっかりと学ぶためには後期の「◯◯B」を履修してください、ということです。 また、「◯◯B」はあくまでも「◯◯A」を履修したことを前提に講義が進められるので、先に「◯◯A」を履修した方がいいですよ、という意味もあるかもしれません。 いずれにしろ、講義内容としては2つの科目で1つ、という状況になっているのだと思います。 さて、ではなぜこのような面倒なことになっているのか、と言うと、これは目的と手段の不一致、ということです。 大学は、学生指導に関しては「専門性の高い学生を育てる」という名目とともに「社会に出るにあたって幅広い知識を持つ学生を育てる」という目的もあります。と、同時に、学生をちゃんと卒業させなければいけない、というもうひとつの(ノルマ的な)目的もあります。 しかし、学生側にとっては、大学を卒業する「手段」として定められた単位数以上の科目を履修し単位(成績)を取ることがあるものの、大学に行く本来の「目的」は知識をつけることであるべきです。 必修科目は、最低限、その大学の学部・学科に在籍している以上は学ばなければいけない科目であり学生側にとって目的も手段も一致しているのですが、選択科目になると「興味」と「卒業に必要な単位」とが天秤にかけられてしまうので、目的と手段が一致しないこともあります。 必修科目以外に、学生にとっての「幅広い知識」として、さまざまな選択科目などが用意されているのですが、そのような科目を履修する目的は、学生個々の意識に委ねられています。 その講義の内容を自分にとっての知識としてちゃんと学びたいのであれば、「◯◯A」も「◯◯B」も履修しておかなければ『知識として意味がない』のですが、大学卒業が目的なのであれば、必要な単位数が取れればOK、ということです。 まあ、卒業に必要な単位数を稼ぐために、という目的で履修する科目があっても構わないですが、願わくば、できるだけ「幅広い知識をつけたい」という目的意識のもと、「この講義内容に興味があるから、ぜひ知識として身につけておきたい」というスタンスで履修してほしいところです。 さて、かといって、「◯◯A」と「◯◯B」を続けて1年間で続けて履修する必要はありません。 たとえば「◯◯A」を2年次前期に、「◯◯B」は3~4年次後期に履修する、という方法もあるでしょう。 そのあたりは、質問者さまご自身の興味のある他の科目とのスケジュールに照らし合わせて考えればいいと思います。 要するに、履修については、その年だけのことを考えて履修するのではなく、卒業までを考えて計画的に履修するようにすればいいのです。 ただし、たとえば抽選科目に落ちた場合、その授業時間に該当する他の科目を後になって履修できるかどうか…それは大学によって異なるでしょう(通常はそういった場合の措置として履修登録の修正期間などが設けられるのですが…)。 履修相談は終わっている、とのことですが、教務係など大学事務に行けば、個別に履修について質問・相談できると思うので、聞いてみるといいですよ。
- potatorooms
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さらに翌年取るつもりのものもみておくといいですよ。片方だけとったらその講義の理解が追いつきませんよ。暗に悪い成績を取りやすいですよってことでしょうから。 そこでの土台になるものなら、4年次の専攻によっては、必須になるものかもなので。 行く気のない専攻に必須のものなら、あまり気にしなくてもいいでしょうし。
背景を推定して説明すると,以前は「通年で4単位」とする科目も少なくありませんでした。近年,セメスター制といって「半年ごとに1科目2単位として完結する」ことが,全国的にふつうになりました。つまり,以前の科目を2分割したわけであり,ここから「両方取ることを強く推奨する」がでてくるのです。とくにAで基礎事項を説明していると,Bだけを履修するととても困ります(受講生がね 笑)。 教科書も通年用として編集されていることがあり,Aでは第1章~第3章を講じ,Bでは第4章~第6章を講じるようなシラバスになっているかもしれません。片方だけをとると中途半端な印象になるでしょうし,なかには「半分しか使わない高い教科書を買わせた。けしからん」と苦情をいう学生もいます。 こういう事情です。あとはあなたが判断してください。じつは,ぼくの担当科目にもこういう2科目があり,シラバスにはやはり「両方とったほうがいいよ」と書いてあります。とらなかったからといって教員側が損をするわけではなく,恨んで藁人形に釘を打ったりはしませんから,心配しなくてもいいです。