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2004年の大河ドラマ『新選組!』はチャラかったか
2004年の大河ドラマ『新選組!』ですが、チャラかったという評判のようですが、どのようにチャラかったのでしょうか?
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実物のホンモノの新撰組が「若い志士の集団」であり、今で言う「チャラい連中」だったので、チャラく演じても、何の問題もありません。 小説家の子母澤寛や司馬遼太郎が、新撰組に「義を貫き、義に殉じた集団」というイメージを植えつけたと思いますが、当時の新撰組は、現代の「渋谷センター街のチーマーみたいなもん」だった筈です。
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- o09080706o
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喜劇作家がつくっていたので、なにかとギャグが入ったところが、ハードな大河ドラマの平均値と比べてチャラかったと思います。
- 1buthi
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長くなりますのでよかったら目をお通し下さい。 新選組と言えば栗塚旭さん主演の「新選組血風録」がベストで、気取る事なく飾る事ない演出でこういう集団だったという説得力がありました。 大河の「新選組!」はそれ以来の魅力を感じ、俳優も若々しいのでいさぎよさを感じますた。 そのいさぎよさがキザに思えてチャラいという表現になると思います。 最初は、香取慎吾さんがアップになるとズッコケがあるのではないかとヒヤヒヤしましたが、局長になりきっていました。 他の俳優も魅力的で甲乙つけがたいです。 山南敬助(堺雅人)の脱走での沖田総司(藤原竜也)とのからみ、切腹の場面。 新しいエピソードの武田観柳斎(八嶋智人)、河合耆三郎(大倉考二)の哀れさも見事に演出されていました。 松原忠司(甲本雅裕)の壬生心中は子母澤寛の小説を引用するなど工夫がみられました。 キザ=チャラい、という事で。
近藤勇が歴史の表舞台で活躍したのは28歳から35歳まで。それを当時28歳の香取慎吾が演じました。 他の登場人物も、おおむね実年齢に近い役者が演じました。 過去の作品では、35歳の近藤勇を50過ぎのオッサン役者が演じて貫禄を出していました。実年齢の役者が演じたことで「幼い」とか「若すぎる」という印象があったのでしょう。
お礼
そもそもチャライやつらだったのですね! 分かりやすい説明、ありがとうございました!