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オルメテックの使い方

血圧を下げるためにオルメテックを飲んでいます。看護師の方が「今日は低いから飲まなくていいです」と言われました。 血圧は日によっても測る時間やその前後の状況によっても大きく変動するのもので、この薬は血圧の短期的な変動には関係なくコンスタントに毎日飲み続ける事で長期的な平均血圧を下げるもので、下がったら飲まなくてもよくなるものだと思っていました。 そうではなくその日その日の血圧を下げるもので、その効果は短期的なもので、高い日だけ飲んで下げればよいという性質のものなのでしょうか? どういう考え方で服用するものかを教えてください。

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  • kurione
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回答No.2

まず入院中なのか、外来通院中なのか? 脳卒中、CKD(慢性腎臓病)あるのかということで高圧治療は変わります。 オルメティックは緩やかな降圧作用と臓器保護の効果をもつARBという種類の降圧薬の中では1~2の強さをもつ降圧剤です。通常1日一回1Tでほぼ24時間血圧を安定させます。 今回、看護師さんが「今日は低いから飲まなくていいです」と言ったと言うことですが、普通は医師による指示がないと看護師の独断では言えません。考えられることは 1)脳卒中、CKD(慢性腎臓病)などの既往を持っている。普通は血圧が下がっても脳や腎臓(特に脳)への血液量は一定以上に保たれるような機構が存在します。ところが脳疾患や腎臓病の方は血圧が下がると脳や腎臓への血液量も低下してしまいます。そのため時に服用を休むということが存在します。 2)低血圧発作で倒れた事がある。緩やかに下げる低血圧のリスクが他の降圧剤に比べて低いARBですが、普段は高めなのに何らかの原因で血圧が急激に下がることがある場合も 場合によっては休薬することもあります。 3)入院中の場合も血圧の管理が厳密に出来るので時に休薬させることもあります・・・・  ただし血圧の治療というのはあなたのおっしゃる様に血圧の短期的な変動には関係なくコンスタントに毎日飲み続ける事で長期的な平均血圧を下げるものは全く正しいし、臓器保護などの2次的なメリットのため、上記に当てはまるか、この所いつでも低い、もしくはかなり低い血圧でもない限り飲んだり飲まなかったりというこ指示は余りありません。血圧指導はある程度看護師さんに判断を任せていることはありますが、一度主治医の先生に聞いてみた方が良いと思います。 もう一つ下がったら飲まなくてもよくなるものというのも正しいですが、その判断は医師が行います。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。ここまで深い話であるとは知らず、質問の内容が情報不足ですみません。 ・75歳女性、血圧160/90、単に少し高めというだけで血圧で具体的に問題があったわけではありません。 ・コレステロールだけは高く、一定期間薬を飲んで下がりましたが、服用をやっめるとまた上がってきました。 ・オルメテック10mgを飲み始めてから平均的に10mmHgくらい血圧が下がりました。 ・オルメテック10mgを飲み始めてから頭忌めまい症が起きなくなりました。もともと数か月に一回だったので偶然かもしれません。 ・ただし毎日血圧を測っていますが、しょせん家庭用だからか最高血圧の変動は大きいです。(最高が180を超える日もありますが、100くらいの日もあります。驚くのが高低差で常に60~70はあります)。

その他の回答 (2)

回答No.3

血圧が160mmHgというのは、少々ではなくて「結構高い」方です。 ただし100mmHgになってしまうというのは、ちょっと高低の差が 激しいようですね。交感神経系がちょっと興奮しやすいのかも しれません。元々、コレステロールが高い場合などには、ARB という系列のお薬を使う傾向が多いです。これはメタボ代謝に 良い影響があるのでは・・という考えがあるからなのですね。 ARBは大変に良い薬ですが、塩分を過剰に摂取しますと効果が おちてしまうという欠点があります。逆に減塩で効果が強くなる 場合がありますので、下痢をしたり、漬け物を食べ過ぎたりという 事で血圧が上下しやすいです。また交感神経系を抑える効果は 殆どありません。 交感神経系を抑えるのには、N型チャンネルCCBである、 シルニジピンを使うのもひとつの手であると思います。 どうしてもどうしてもARBとの併用が必要というのであれば シルニジピンとARBの合剤も出ております。 血圧の場合は、早朝に血圧が高い時には、その作用時間を考え 寝る前に投与する事もあります。その場合、家庭用血圧計で コントロールする事とされています。(手首式ではなく、カフ式 を使ってください)もしも、性能が心配なら、医療機関に持って いって、はかり比べると良いかと思います。 いずれにせよ、主治医に相談をして血圧が一定になるように 出来ると良いと思います。おだいじにどうぞ。

subarist00
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。専門家ではないので血圧については高いと動脈硬化だくらいの知識しかありませんが、あとは最近のバラエティ番組で腎臓の能力不足が回り回って高血圧を引き起こしたりするのを知っているくらいです。 ただ血圧一つとっても総合的に考えなければいけないし、逆にそれだけいろんな要因のある深い話であることも分かりましたし、主治医に状況を説明するために日頃何を観察して何を記録しておけばいいのかの大変良い道しるべを頂きました。 今週末に定期受診の予定がありますので、あらためてこちらの頭を整頓して臨むことにします。

subarist00
質問者

補足

今回のお二方のご教示は並のベストアンサーをはるかに超えるもので、どう考えても甲乙はつけがたいです。正直なところ鉛筆の倒れたほうをベストアンサーにするくらいしか選びようがなく、今回選べなかったのは申し訳ありません。 通常は甲乙つけがたい場合には先に回答を頂いた方を選んでいますが、複数回回答を頂いた場合でもベストアンサーに選べるのは回答一つだけなので、今回は一つにまとまっているほうを選ばせて頂きました。2つの合計であればこちらが上で、第一の回答も簡潔にまとまっており、決して劣るものではなかったと思っています。 回答内容の的確さ、一般人の知識程度を踏まえて質問を補足しながら説明される気づかいなど、精一杯の謝意を表明します。

回答No.1

基本的には血圧を平均的に下げるために使います。問題は、その血圧が どこまで下がったかによります。例えば、収縮期圧が100mmHgを 切ってしまったら、一時中止をして様子を見る事があります。 入院中であれば、血圧は看護師が測定することで内服を調整する事も ありますし、外来の場合には、自宅での血圧測定をした上で、薬の 強さ・量などを加減することが推奨されていると思います。 またオルメテック以外の降圧剤が処方されている場合には、他方を 継続してオルメテックを中止にする事もあります。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。なるほど基本的には長期的な平均値を下げるものだけれども、短期的に低い日があった場合でも中止にすることもあって、それは程度問題だという事ですね。

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