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電子書籍の小説の模写
小説の模写って電子書籍のでも効果あります?
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- kagakusuki
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回答No.1です。 >文章力アップを目的にしています ネット上に存在するサイトの中には、文章力が全く身に付いていない極初歩の段階においては、小説の模写が文章力の初歩を身に付けるのに有効だとしているものも見られる様ですが、電子書籍の小説はもとより、例え文豪と呼ばれる様な人物が書いた小説であろうとも、模写するだけで文章力がアップするなどという話には疑念を覚えます。 何故なら、模写とは小説の内容など何も考えずにただ漫然と文字を写して行くだけでも出来てしまう作業に過ぎず、それではその作業を行う上で、小説内の文章の意味や、使われている言葉の意味、使われている表現方法、何故その部分ではその様な表現になっているのかという事、文章の裏に隠された意味、等々を理解する必要が無いため、文章力の基礎となる読解力を鍛える事にはならないからです。 加えて申し上げますと、回答No.2様も仰っておられる様に、全部が全部という訳ではないものの、電子書籍の小説の中には素人が書いた文章が何の校正もされないまま掲載されている場合も少なくなく、稚拙な文章や誤字脱字、甚だしく文章力に欠ける文章、日本語として誤った表現が平気で使われている小説も多々あります。 小説投稿サイト等で素人やアマチュアの書いた小説を見ますと、誤字や脱字は兎も角として、文頭と文末で誰を主語として書いている文章なのかという事が入れ替わっていたり、誰が何に対して何をしたのかという事をに関する表現が滅茶苦茶になっていたり、話の前後で書かれている内容に矛盾が生じていたり、文脈が成り立っていなかったり、等々、日本語としてまるで成り立っていない怪文章のオンパレードな作品が少なくありません。 その様な作品の中には、数行ごとに用修正箇所が存在しているものが少なくなく、どこがどの様に間違っているのかという事を全て指摘する場合には、その小説の本文の何倍もの文字数が必要となるほどです。 これは例え出版社の目に留まり、書籍化される様になった作品の場合であっても、小説投稿サイト上に掲載されている文章に関しては例外では御座いません。 その様な文章をお手本にしたのでは、間違った言葉の使い方や、日本語として成り立っていない文章の書き方が当たり前の様に思えて来て、返って文章力を損なう事にもなりかねません。 文章力の向上を図るのでしたら、何よりも自分の文章を考えてその文章を書く練習をしなければなりません。 只、正しい日本語の使い方が解かっていなかったり、正しい言葉や漢字の使い方を知らなかったり、知っている語彙が乏しかったり、といった日本語文章の書き方が解っていない段階では、文章を書く事自体が出来ないと思います。 「自分は日本人なのだから日本語の文章を書く事くらい出来る」と思われるかも知れませんが、口で話している言葉は声の抑揚や顔の表情、身振り等で意味を補っている事もあって、かなりいい加減な言葉の使い方がされているものであり、文章力が無い方は、その話し言葉をそのまま文字に書き起こした様な文章となっている事が多々あり、それでは伝達手段が文字しかなく、抑揚も表情も身振りも無い文章では、書いた人間が意図した内容が読み手にまともに伝わるものではありません。 ですから、まず正しい日本語を身に付けて、使う事が出来る語彙を増やすために、発売されている本をなるべく沢山読む事です。 発売されている本の大半は、出版社に所属しているプロの校正者が、日本語として間違っている箇所を訂正した文章が掲載されておりますので、日本語として間違っている箇所が大幅に少なくなっています。(全く無くなっている訳ではありません) この場合の本とは、小説の事だけではなく、随筆、歴史書、科学書、等々、何でも構いません。 只、もし小説を書くための文章力を養うのでしたら、文学的表現や、語彙を身に付けねばなりませんから、小説の割合を多くした方が良いと思います。 但し、新聞や雑誌の類は、時間不足で校正されていない文章が掲載されていたり、限られた誌面の中になるべく多くの情報を詰め込むために敢えて正しくない表現を用いていたりする場合がありますので、定期刊行物の類は参考にしない方が良いと思います。 そして本を読んだ後で、その本の内容に関する感想文を書く様にします。 感想文を書くためにはその本の内容が理解出来ていなければなりませんので、自然と読解力が身に付く様になり、読解力が身に付けば、おかしな文章を書いてしまっても、書き終わった後で時間をおいて読み直した際に、どこがどうおかしいのかという事が自力で判る様になりますから、自然と正しい日本語の使い方が身に付いて来ます。 それと、自分で書いた感想文を、何日か時間をおいてから自分で読み直してみて、おかしな所が無いかどうかという事や、何を書きたかったのかという事がちゃんと伝わって来る文章になっているのかどうかという事をチェックしたり、こうすればもっと良い表現にする事が出来るのではないかという事を考える様にされると良いと思います。 そうして感想文の類を書くなどといった方法により、小説等の内容が良く理解出来る様になればそれは、使われている言葉の意味、使われている表現方法、何故その部分ではその様な表現になっているのかという事、文章の裏に隠された意味、等々を理解する事が出来る様になって来たという事を意味します。 それらの事が理解出来る様になれば、小説を読んだだけで「こんな表現方法があったのか」とか「成程ここの文章がでこうなっているのには、こんな意味があったのか」といった事が理解出来る様になって来ます。 既存小説等を読んでそういった感心する様な手法を自分で発見する事が出来る様になり始めたら、そういった読解力を身に付けるのに並行して、自分で考えた小説等のストーリーを文章化してみて下さい。 そうすれば自分で小説を書く際にもそういった手法を自分の小説のストーリーに合わせてアレンジした使う事も出来る様になり、文章力が向上する事になると思います。 後それから、文章力のアップに役立ちそうなサイトのページを幾つか見つけましたので、参考にされては如何でしょうか。 【参考URL】 creive【クリーブ】|クリエイターのための情報メディア > Webサービス > ツール・お役立ち > 文章力を高めるトレーニングに!読むだけで文章の書き方や構成が学べる7つの記事 http://creive.me/archives/5680/ ferret [フェレット] > ニュース > 文章力を向上させたい人が読むベき記事12選 https://ferret-plus.com/2246 株式会社LIG > WEB > 文章力をあげる5つのポイント!現役編集者による実践添削例つき http://liginc.co.jp/life/useful-info/160391 ライトノベル作法研究所 > 第4研究室・小説創作Q&A|文章・描写について > 文章力ってなんですか? http://www.raitonoveru.jp/howto/h3/500a.html
- LN-TF
- ベストアンサー率53% (320/596)
小説の模写との事ですが、模写する対象の小説はどのようなものでしょうか? 文章力の向上を目的とされているとの事ですが、いわゆるライト・ノベルや携帯小説には記者が目にした限りでも、表現力以前の日本語としてもおかしなものが散見されました。 青空文庫のようのいわゆる「古典」としてもよいようの作品は別として、一般的には表現力向上のために電子小説を利用するのには記者はかなり懐疑的です。 書籍を購入しても置き場がないとか費用的にきついとかいうのであれば、公共図書館を利用されては如何でしょうか。 文学的に定評があり、表現力もあるという作家の作もあると思います。 ご参考にならば幸甚です。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
何の効果を得る事を目的にしているかによって効果があるのか無いのかは変わって来ます。 例えば、漢字や日本語を十分に知っている人が、「模写の速度を早くする練習」のために模写をするという様な場合には、電子書籍の小説の模写 でも効果はあります。 それに対し、漢字を良く知らない人が、「漢字の練習」のために模写をするという様な場合には、パソコンや携帯機器の画面上に表示される文字はドット数の限界から線や点が一部省略された形で表示されている場合も稀にありますから、電子書籍の小説の模写では誤った文字を覚えてしまう恐れが出て来ますので逆効果です。
補足
文章力アップを目的にしています
補足
ラノベのアンソロジーと短編集みたいのです モンスターハンターのアンソロジーと艦これの短編集(複数の作家さんが分担して書いた物)です