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低解約返戻金型終身保険の仕組みとは?
- 低解約返戻金型終身保険は、解約返戻金が少ない代わりに保険料が安くなっている保険です。
- ただし、契約期間中の解約返戻金は少ないので注意が必要です。
- 契約期間が終了すると、一気に解約返戻金が増える仕組みになっています。
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- leadwater
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保険会社で勤務しているものです。 保険商品は以下の3つの数字を組み合わせて設計されます。 「予定利率」「予定事業費率」「予定脱退率」 「予定利率」は「契約者から払い込まれた保険料を運用する利率」となっています。 契約者から払い込まれたお金をそのまま寝かせておくよりも増え、 結果として万が一の際の保険金を支払いやすくなるためです。 「予定事業費率」は「保険会社が使うコスト」を表しています。 保険商品の募集や維持にかかる費用を、保険商品ごとに割り当てています。 「予定脱退率」は「死亡や解約で契約が消滅する割合」を表しています。 予定していたよりも死亡や解約が多いと、その分支払いが多くなり、剰余が減ってしまいます。 低解約返戻金型終身は、一定期間の解約返戻金を少なくすることで「予定脱退率」を下げ、継続率を上げることにより、資金をより長く運用できる環境を整えることで、高い運用利回りを確保しています。 「一気に」増額しているのは保険会社のそういった意向の結果であって、解約返戻金自体がある時点を境に一気に増えるということではありません。
- chie65536(@chie65535)
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>だったら原資の保険料が少ないのに返戻金が満了したタイミングで増えるのはおかしくないですか? 途中解約すると「払った金額よりも解約払い戻し金が少ない」って状態になる筈です。 全員が全員、満了まで払い込むとは限らないですから「途中でやめちゃった人達の差額分が、保険会社に入る」事になります。 保険会社に入った差額分は「満了まで払い込んだ人の返戻金」に充てられます。 また、保険会社は「受け取った保険料を元に、投資などをして運用する」ので、運用して資金を増やせば「保険料で受け取った額よりも多くのお金を払い戻す事が可能」です。 「保険料」として預かったお金を、何もしないで寝かせておく保険会社なんてありませんから。必ず「運用して増やす」という事をします。