扇の別れ？

質問

文楽なんですが、
義太夫の語りの中で子供がデキたので、名家の姫が１６で、
浪人と出奔して、その’浪人・旦那’と別れてという語りの中での、別れ方？の描写として
’扇の別れ’と字幕に出ました。
多分、ガイドイヤホンか何かを聞いていれば意味がわかったのかもしれないですが、
どのような意味合いの別れなのかが、分からない。
で、’扇の別れ’をして、今では、「にわかそこひ・緑内障？で目も見えない」と続く。
娘を連れて、今は乞食のように過ごしているという、文楽、’奥州　安達ケ原。

実は、駆け落ちした浪人が、最後に敵役の安倍貞任だということなんですが。

扇の別れとはなんでしょう？
扇腹とかいうので、刃物の代わりに、自害せよとの意味あいなのかと。
自害せよなら、ストーリーとしての余分だからでしょうけど、娘が手を引くほどに
大きくなっているので、’自害せよ’の何かがほしいのですが。
それに、貞任の身内からは、貞任の女房とどうも認知されいるし、捨てるなら、
最初から捨てちゃえばいいのにとか、おもうのだけど、どうでしょう？

回答No.1

fujic-1990 · ベストアンサー

私自身は初見の言葉なので合っているのかどうか不明ですが、「おうぎのわかれ」で引くと、「扇の別れ」が広辞苑に出ていました。

　「相愛の男女が再会を約して別れること」だそうです。

　由来は、謡曲「班女」だそうです。

　書いてあることをそっくり引用するようなしかたはまずいので、このあたりでやめておきます。意味は通りますか？

お礼

早速にご回答を示唆いただき、ありがとうございます。
ええ、それなりに意味は通ります！
ただ、再会を約束して・・・だと、話のストーリーがいささか頓珍漢ではと
私は思う’感性’です。

名家の姫を誘惑して、妻にするならそれなりの思惑があってのこと。
再会するまで、生活はどうする？と敵方のボスならそれなりに本拠地でかくまうだろうし、なんで目が見えないで子供と乞食まがいに別れていての’今’なのかもよくわからない。

お前なんかいらないから死んでしまえ、ポイ！の扇バラ説のほうが貞任の
悪人に箔がつくとも、おもうが、それもどうかと思うし。
’秋の扇’としての、女として盛りを過ぎたからで、姫が身を引くにはそりゃないのではとか。

何しろ、この姫の姉姫は義家に嫁いでいるんだから、
妹は駆け落ちでそれも敵方？のボスで、かなり差が出たというところに不幸もあるんだろうなとはわかるのですが、’扇の別れ’と美しく語られても中身は？というこだわりだったのです。

お礼が遅くなり申し訳ないです。
マイページが変わって、どこをどうすれば書き込めるのかが
じっくり見てもわからなくて、今日になって、やっとわかりました次第です。