どの程度の日数が経過していますか。数か月経っているのであれば
改めて御香典は持参されなくて構いません。御伺いする前には必ず
先方に電話を入れ、〇日の〇時頃はいかがででしょうかと聞くよう
にします。相手にも都合があるので、これは相手の日に合わせる事
が大切です。御香典は必要ありませんが、白封筒に「御線香代」と
書き、中に2~3千円入れます。これは御遺族に手渡さずに御仏壇
の左隅に置きます。御遺族には御線香代を置いた事は告げません。
本来は本物の御線香を持参するのですが、家庭によって好みがあり
ますので、最近では本物の御線香は持参せず、これで御線香を購入
して下さいと言う意味から現金を入れるようになっています。
手ぶらでは失礼ですから、御仏前に供える御供物と手土産は持参さ
れた方がいいでしょう。
どうしても御香典を持参したいなら、3000~1万円の範囲内で
持参しましょう。御香典は薄墨で書くのがマナーですが、これは葬
儀の際の事ですから、葬儀後は薄墨で書く必要はありません。
表書きには「御香典」「御仏前」の何れかにします。
もし四十九日法要前であるなら、四十九日法要後に御伺いされた方
が良いでしょう。