- ベストアンサー
電子レンジと電気鍋どちらが熱効率がいいか
電子レンジと電気鍋どちらが熱効率がよく節約になるでしょうか? 私は電子レンジと電気ケトルを使っているのですが、水を沸騰させるのを比較するとさほどかわらない気がします。 でも電子レンジの方が水分の振動による加熱なので、熱効率がよく早い加熱ができそうなイメージがあるのですが
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
使いの電子レンジと電気ケトルのワット数に沸騰させるまでの時間を掛けてみて下さい。 ワット数に時間を掛けたものが実際の消費電力ということになります。 同じ時間であればワット数が少ないほうが熱効率は良いと言えます。 沸かす水の量も関係しますので、同じ水の量にして下さい。
その他の回答 (2)
No.1です わざわざお礼を記入頂き有難うございます。 回答の際に説明を省きました。 「水だけだと」とされておられますが、水に何かを混ぜますと沸点上昇という現象が起きて沸騰する時間が若干変わります。 電気ケトルの場合には、底や側面の温度と中心部と水面の温度が違いますので対流が起きます 電子レンジの場合は容器内の水は均一に加熱されます。 インスタントコーヒーなどで、突沸して庫内がコーヒーだらけになるのはこの為です。 電子レンジをお使いの際に容器にどのようなものをお使いでしょうか。 容器も中のお湯で温められます。 電子レンジでは容器もアチチになっていませんか。 つまり容器を温めるだけ余分に電気を喰います。 比較するのであれば、電気ケトルのお湯を同じ容器に入れて容器が同じ温度になるまで待つ必要があります。 お湯が冷めてしまいませんか? 電子レンジでは庫内の空気も温めています。 電気ケトルで水を入れた残りの空間も問題になります。 電気ケトルが保温型ですと加えた熱が効率良く水だけあたためることになります。 比較しようとしますと電子レンジで使う容器も保温型である必要がでてきます つまりどっちが早くお湯が沸くかという感覚と熱効率という物理量はなかなか一致しないということです。 とまぁ~厳密に比較しようと思うと以外に面倒です。
お礼
電子レンジの時は100円で買ったプラスチックのボウルを使ってますね。 確かに、容器も含めて加熱しちゃってますよね。 少量の具材やパンとか弁当の加熱は電子レンジが有利なんでしょうけど、 煮物調理やお湯の沸騰などを電子レンジだと効率悪そうですね 自分も電子レンジで煮物をやってて「けっこう時間かかるのね」と感じていたのですが、電子レンジの構造として分子を振動させることでの加熱だから、一番効率がいい加熱方法であるという過信みたいなものがあったのですが。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
熱効率だけでは節約になるかどうかは決まりません。 問題はエネルギー効率です。 電子レンジは電波を使って食品に含まれている水分を加熱する調理器であり、マグネトロンという真空管の一種を使って、水分子に吸収されやすく、だからと言ってあまりにも吸収されやす過ぎて食品の表層で減衰してしまって内部にまで浸透し難い様な事が無く、尚且つ他の周波数帯に対する悪影響が比較的小さい2.45GHz前後のマイクロ波を発生させています。 マグネトロンも他の種類の多くの真空管と同様に電熱ヒーターを使って陰極を加熱する事で陰極から電子が放出されやすくしていますから、このヒーターで消費される電力は食品の加熱に使われる事はありません。 又、マグネトロンでは2.45Ghzから外れた周波数の電波も多少は発生しますので、電子レンジでは電波法違反とならない様にするために、その様な余計な電波を電子的なフィルターを使って除去している様ですが、この除去された電波が持っていたエネルギーは抵抗器を通して熱エネルギーとして機器の外部に排出されてしまいますから、これもまた食品の加熱に使われる事はありません。 その他にもターンテーブルや空冷用のファン等々を動かすためにも電力が消費されます。(制御用の電子機器類も電力を消費しますが割合としては微々たるものです) このため、例えば出力700W(電波の出力ではなく、実際に食品に吸収される分が700W)の電子レンジであっても、その消費電力は1100W位にもなっている様です。 つまり、電子レンジのエネルギー効率は7割にも満たない事になります。(もしかしますと製品によっては7割を多少超えているものもあるかもしれません) 【参考URL】 環境工学研究所 > 閲覧室受付 > 電子レンジ専科 http://windofweef.web.fc2.com/library/energy/eco/mw/mw00.html 消費電力の見える化 > 電力ネタ > 電子レンジの勘違い、「500W」「600W」は消費電力じゃないョ 05/30 http://electricity-visualization.blogspot.jp/2014/05/500w600w_30.html それに対し、電気ケトルの方は水中に設けられた電熱ヒーターによって水を加熱するものです。 製品によっては制御用の機器が備わっているものもありますが、制御用の機器が消費する分は微々たるもので、電力の殆どはヒーターによって消費されます。 消費された電力は必ず熱に変わる事はどんな機器でも同じであり、電気ケトルの場合はその熱の主な発生源が加熱対象である水中にあるのですから、(ヒーターで)消費された電力が持っていたエネルギーの全ては、水の加熱のために必ず使われる事になります。 但し、電気ケトルの場合は単に金属容器の中にヒーターがあるだけで、電気ポッドなどとは違って断熱構造にはなっていない製品も少なくなく、その様な製品の場合は容器を介して熱が外気へと逃げてしまう分がありますので、効率が100%近くという訳には参りません。 電気ケトルでも電気ポッドなどと同様に真空断熱容器を使った断熱構造を持つ製品もあり、その様な製品であれば、お湯を沸かしている最中に外気へと逃げてしまう熱の量も極少化されますから、エネルギー効率は非常に高くなります。 従って、電気ケトルの中でも真空断熱構造が備わっている製品であれば、電子レンジと比べてエネルギーのロスが圧倒的に少なくなります。 一方、電気鍋は断熱構造にはなっていませんので、調理時間が長い分、外部に逃げてしまう熱が多くなりますし、電気ケトルとは違って加熱対象の内部にヒーターを設置している訳ではありませんから、食品に伝わる事無く逃げてしまう熱も発生します。 ですから、電気鍋と電子レンジでは電子レンジの方がエネルギー効率が高いと思います。
お礼
熱が逃げにくいようなどういう容器を使うかにもよるんでしょうね 専門的な知識が多くてむずかしかったですが、
お礼
んー、やっぱり水の沸騰だけだと、ケトルの方が時短な気がします