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ウィーンとザルツブルグの旅行に関する質問
- ハイリゲンシュタットのベートーヴェンの散歩道を歩く際の時間の問題について質問です。
- ウィーンからザルツブルグへの移動方法と予約について質問です。
- ザルツブルグの天候や魅力について質問です。
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追加です。 1)ですが、遺書の家のすぐ近く、38Aのバスの停留所Armbrustergasseからカーレンベルクの方向(西)へ少し行くと、ベートーヴェンが田園交響曲を作曲した家があります。記念館などにはなっていないので外から見るだけですが、すぐそばなので、帰りにちょっと寄っていかれるとよいでしょう。 http://www.panoramio.com/photo/49644559 それから、路面電車37番を使う経路をお教えしたとき、途中のCanisiusgasseという停留所で降りるとシューベルトの記念館があると書きましたが、その少し手前のPokornygasseで降りると、ベートーヴェンが英雄交響曲を書いた「エロイカハウス」という記念館もあります。ウィーンは見るところが多いので、作曲家の記念館ばかり見ているわけにもいかないと思いますが、もし興味がおありになって、スケジュール的に余裕があるのでしたら、38Aのバスでハイリゲンシュタット駅へ行ってしまうのではなく、37番の路面電車に乗って、さらに二つの記念館を見学しながら帰ることも可能です。37番の終点はSchottentor(ショッテントーア)で、そこからカールスプラッツ(オペラ座前)へ行くには、地下鉄のU2、または路面電車のD番、1番、71番が使えます。遺書の家周辺の地図を画像に出しておきます。詳しい地図は下のサイトで。 https://www.openstreetmap.org/relation/2005214#map=16/48.2543/16.3582 地下鉄と路面電車の路線図はこちらにあります。 http://www.netzplanwien.at/wp-content/uploads/2015/01/Netzplan-Wien_2015.pdf 地図に、バスを含めたすべての路線が書き込んであるものはこちらです。データが大きいので、ダウンロードや拡大表示に時間がかかります。これと同じものは、地下鉄などの大きめの駅のインフォメーションに行くと、Netzplan(ネッツプラン)として売っていますので、一部購入されると、複雑な路線の接続がわかって便利です。 http://www.vor.at/fileadmin/user_upload/downloads/Plaene/Wien_web.pdf 4)ですが、ウィーン・フィルは、御存じのように、普段は国立歌劇場管弦楽団としてオペラを演奏しています。ウィーン・フィルとして海外公演に出ているときでも、ウィーンの歌劇場は通常通り公演がありますので、オーケストラは二手に分かれます。主要メンバーがどのぐらい残るのかわかりませんが、それなりに質は保たねばなりません。ですから、ウィーン・フィルの音が聞きたいということであれば、オペラを見に行くという手もあります。すでに御検討中かもしれませんが、10月27日はドニゼッティの「愛の妙薬」、10月28日はチャイコフスキーの「エフゲニ=オネーギン」、10月30日はモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」、11月5日は再びチャイコフスキーの「エフゲニ=オネーギン」です。 http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node/home/spielplan/Spielplan.jp.php?month=10&year=2015&mode=current あとはフォルクスオーパーですね。10月27日のドン・ジョヴァンニはオペラではなくバレエなので気を付けてください。28日はレハールの「メリー・ウィドウ」、29日はベナツキーの「白馬亭にて」、30日はバレエ「カルミナ・ブラーナ」、31日はビゼーの「カルメン」11月4日はヨハン・シュトラウスの「こうもり」、5日は再び「白馬亭にて」となっております。 http://www.volksoper.at/Content.Node2/home/spielplan/spielplanliste.jp.php *********************** 先日の別の御質問も拝見はしておりました。モーツァルトとベートーヴェンのどちらが天才か、という御質問のときは、仕事に追われていて回答できませんでした。音楽好きの人が好んでする議論かもしれませんが、率直に言うと、専門的見地からはあまり意味がありません。後世に残るような作曲家は、聞いただけでその人の曲だとわかるような独自の作曲様式を確立しています。そこまでいくには、才能と努力の両方が同じくらい必要です。たしかに、才能型とか努力型といった印象を持つことはありますが、受けた教育や育った環境にもよります。モーツァルトの場合は、父親が優れた音楽家で、幼いころから英才教育を受けたわけです。ベートーヴェンの父親も、息子をモーツァルトのようにするんだと言って、幼いベートーヴェンを無理やりピアノに向かわせましたが、モーツァルトの父親のような優れた音楽家ではなかったので、神童にはなりませんでした。私が興味を持つのは、すべての大作曲家がどういう過程を経て新たなる技法を開拓していったかで、その成長には常に才能と努力の両方を感じます。 もう一つの御質問、ピアノ協奏曲第15番の件ですが、出た時点でピアノ独奏用の編曲をお探しなのかなと思いました。有名な協奏曲でしたら、フンメルやライネッケといった作曲家による独奏用編曲があるのですが、15番はありません。過去に出ていた可能性がないかと思い、オーストリア国立国会図書館の音楽部門の蔵書データに当たってみましたが、独奏用編曲は出てきませんでした。ですから、楽譜店へ行かれてもたぶんないと思いますが、ドブリンガーなどによる機会があるのでしたら、ついでに尋ねられるとよいでしょう。2台ピアノ用の編曲がインターネットに出ていますので、それをうまくアレンジして使うことも可能です。ピアノとオーケストラは同じようなことをやっている個所が多いので、そういう個所は独奏パートを弾けばよいですし、独奏が休みのときは、オーケストラパートを弾けばよいです。両方のパートの音を組み合わせた方がよい個所もいくつかありますが、何とか工夫できるのではないでしょうか。
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- Tastenkasten_
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1)ベートーヴェンの散歩道は私の好きな場所です。遺書の家も、日本から家族、友人、知人が来るたびに案内していたので、少なくとも6回以上は行っていると思います。 ベートーヴェンの散歩道は、路面電車D番の終点、Nussdorf, Beethovengangで降りると直接入れます。オペラ座からD番で行くとかなり距離がありますが、車窓から街並みを見ながらのんびり行こうというのならそれもよいと思います。時間に余裕がないならば、U4でHeiligenstadt(ハイリゲンシュタット)駅まで行き、そこからD番の路面電車に乗り換えることもできます。遺書の家は、すぐそばに48Aのバスの停留所Armbrustergasseがあり、ハイリゲンシュタット駅まで5分です。先に遺書の家へ行く場合は、ハイリゲンシュタット駅からこのバスに乗るわけですが、私のいた頃は、停留所名の車内アナウンスがありませんでしたので、初めて行ったときは、車窓から外を見て停留所を数えたり、通りの名前の標識を見たりしている必要がありました。ハイリゲンシュタット駅から4つ目の停留所です。 バス48A Heiliginstadt ハイリゲンシュタット ↓ Grinzinger Straße グリンツィンガー・シュトラーセ ↓ Fernsprechamt Heiligenstadt フェルンシュプレッヒアムト・ハイリゲンシュタット ↓ Armbrustergasse アルムブルスターガッセ http://www.wienerlinien.at/media/download/2014/Linie_38A_108614.pdf ちなみに、このバスはKahlenberg(カーレンベルク)やLeopoldsberg(レオポルツベルク)まで行きます。時間に余裕があるのであれば、Kahlenbergまで足を延ばされると、ウィーンの街が山頂から一望できます。また、遺書の家のそばの停留所Armbrustergasseのすぐ下(南)のHohe Warteから出ている37番の路面電車は、U2のSchottentor(ショッテントーア)駅まで行きますが、途中のCanisiusgasse(カニジウスガッセ)で降りると、そこにシューベルト記念館があるので、そこに寄ることもできます。 路面電車37番 http://www.stadt-wien.at/fileadmin/user_upload/content/Medien_-_PDF/Strassenbahn/Linie_37_133869.pdf 2)観光シーズンではないので、それほど心配はないと思いますが、窓側の席を希望するなら予約しておくに越したことはありません。指定料金は5ユーロ、出発の2時間前まで可能となっています。インターネットでの購入、予約は、No.1の方が書かれているサイトでできます。ウィーンからザルツブルクまで、普通の片道が24,90ユーロ、座席指定を入れると29,90、WESTbahn Plusだと41,90ユーロです。 3)10月の終わりごろから、天気が悪くなることが多いです。私が最後にウィーンに滞在したときは、11月の頭に雪が降りました。ザルツカンマーグートの方へ行くのであれば、完全な冬支度はしておいた方がよいでしょう。私が行ったのは春なので、この時期行く価値があるかどうかは判断できませんが、起伏に富んだ地形や湖の景観が見どころです。「ザルツカンマーグート 秋」で画像検索をしてみましたが、紅葉も少しあるようで(ウィーン周辺は黄葉がほとんどです)、天気さえよければ十分楽しめるのではないでしょうか。 https://www.google.co.jp/search?q=salzkammergut+winter&hl=ja&biw=1920&bih=954&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAYQ_AUoAWoVChMIpKD41tbGyAIVxR6UCh3eiQoW#hl=ja&tbm=isch&q=salzkammergut+herbst 4)たとえウィーン・フィルが演奏旅行に出ていなかったとしても、定期公演のチケットなどは入手困難です。定期公演が組み込まれているツアーにでも乗らない限り無理でしょう。ウィーンで行われるコンサートの情報は、現地へ行かなくても、観光協会のホームページですべて期間指定の検索ができます。たしか、10月27日~11月5日ということで、1日~3日がザルツブルクでしたね。 10月27~31日までの検索結果 http://events.wien.info/en/?df=10%2F27%2F2015&dt=10%2F30%2F2015&c=1&q=<=-1 オーケストラのコンサートで本格的なものは、ウィーン交響楽団とクリーヴランド管弦楽団の公演です。 フィリップ・ジョルダン指揮 ウィーン交響楽団(コンツェルトハウス) 29日&30日 バルトーク:二つの肖像 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(独奏:ピエール・ローラン・エマール) バルトーク:弦楽、打楽器とチェレスタのための音楽 (バルトークが苦手な人には向かないプログラムですが、エマールの弾くベートーヴェンは一聴の価値があります。) フランツ・ヴェルザー=メスト指揮 クリーヴランド管弦楽団(ムジークフェライン) 27日 メシアン:キリストの昇天 メシアン:天の都市の色彩 リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 28日 メシアン:クロノクロミー リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲 29日 マーラー:交響曲第3番 (アメリカのオーケストラですが、ヴェルザー=メストはオーストリアの実力派指揮者で、長いことこのオーケストラを指揮しています。どれも聞きごたえのあるプログラムだと思います。) 室内楽やリサイタルなら、次のようなものが目立ちます。 ニコライ・ルガンスキー・ピアノ・リサイタル27日(コンツェルトハウス) フランク、シューベルト、ラフマニノフ、チャイコフスキーの作品 ジェス・トリオ(コンツェルトハウス)28日(コンツェルトハウス) ベートーヴェン、ラヴェルの作品 11月4、5日の検索結果 http://events.wien.info/en/?df=11%2F04%2F2015&dt=11%2F05%2F2015&c=1&q=<=-1 シャルル・デュトワ指揮 ウィーン交響楽団(ムジークフェライン) 4日&5日 プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」から ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 ムソルグスキー:展覧会の絵 アルティス弦楽四重奏団(ムジークフェライン) 5日 ハイドン、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲 以上のコンサートが目玉かと思います。11月3日は検索から外しましたが、夕方にウィーンに着いてコンサートへ行く余裕があるのであれば、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の公演があります。しかし、一番充実していると思われるのは、ヴェルザー=メスト&クリーヴランド管弦楽団と、デュトワ&ウィーン響でしょう。 のちほどもう一度追加回答します。
お礼
いつも詳しくありがとうございます。 コンサートですが、Wien着が28日朝 であること、帰国日が5日朝であることから シャルル・デゥトワ ウイーン交響楽団か29・30の ウイーン交響楽団 にしようかな?と思います。クリーヴランド管弦楽団は私の住んでいる州に隣接している州なので、いつか聴けるかな?と思いますが、会場がアメリカのコンサートホールではないので、音が違うかな?と期待も。 ベートーヴェンの散歩道は往復、歩かなくていいことがわかりましたので安心。 一人で、2時間 トコトコはちょっと寂しいですから。
補足
先ほど、11月4日の Charles Dutoir 指揮 ウィーン交響楽団の チケットをとりました。 ドイツ語のサイトで、英語に訳せなくて 一度は”間違っていますよー。” (多分・・・笑)とドイツ語で言われたようで、勘で、(じゃぁ、これかな?)と、再度挑戦。座席の予約ができました。帰国前日の夜なので、睡眠不足になりそうですが 感動を胸に 帰国の途につきたいと思います。Musikverein の黄金のHall で本物の音楽が聴けるだけで幸せです。
- noname67
- ベストアンサー率39% (86/216)
1)ウィーンからトラムで直接Beethovengan駅下車でスタートの場合、 小径を通って遺書の家、その他を散策し、最後は38Aバスで ハイリゲンシュタット駅へビュンと行き、U4でウィーンへ戻るという 片方向移動になるため、復路は必要ありません。 逆にウィーンからU4でハイリゲンシュタット駅からスタートする場合 駅前からKahlenberg行き38Aバスに乗り 5番目のARMBRUSTERGASSE(アルムブルステルガッセ)で下車。 教会前~遺書の家~ベートーヴェンの小径。小径を全行程散策するか 像あたりで引き返し、グリンツィングのホイリゲ街に行くかは自由。 グリンツィングからもハイリゲンシュタット駅へバスで帰れます。 ご参考までに。 http://4travel.jp/travelogue/10306974 2)どちらでも。既出の他にキオスクやタバコ屋でもチケット購入可。 3)ザルツカンマングートへは行ってないのですが、 私が旅行した年は10月始めのザルツブルグ、ウィーンはさほど寒くなく 長袖Tシャツで昼間はOKでした。1ヶ月でどれだけ気温が違うのかは...? オフシーズンなので交通弁は少し悪くなると思いますが。 昨年の同時期に旅行した方の様子を参考にしてみてはどうでしょうか。 http://tor-i-1ch.hatenablog.com/entry/2014/11/03/064146 4)ウィーンフィルは本当に残念ですね。 オペラ座、アウエルスペルグ宮殿など色々な所であります。 スケジュール&演目、チケット予約は下記でわかります。 https://classicworld.at/vienna/concerts/?p=33&l=6&c=1
お礼
ご回答、ありがとうございます。 アルコールが飲めないので、ホイリゲには行かないと思います。 ブログ、参考になりました。とてもきれいなので行ってみたい気になりますね。現地でお天気をみて、考えてみようと思います。 先日、ドイツで雪が降ったそうなので・・・。
2と3だけ。 ・ウェストバーンはネット予約&決済か、車内で直接車掌から購入が可能です。(割引運賃の場合はネット販売) https://westbahn.at/en/ の英語サイトから購入し、印刷したきっぷを持っておけば、車内改札の際車掌がきっぷのQRコード(2次元バーコード)をスキャンしてチェックします。(座席指定する場合は、きっぷと指定券の2枚プリントアウトが必要です) 予約しない場合は車内で直接購入になります(駅にはOBBの切符しか売っていません)。なお、ネットで座席を予約する場合、2等車は別途座席指定料金がかかります。1等車(Plus)の場合は座席指定料金が含まれている(普通運賃なら始発駅出発数時間前までなら変更も可能)のでネット予約のほうが便利です(1等車の場合、2席並びの窓側になり、通路側の席は販売されません。基本4人ボックス席なので、2人旅ならボックスを独占することが可能です)。 ・日本(関東以南)と比べれば、ザルツブルグは市内でもそこそこ寒いので、湖水地方だと尚のこと寒くなったときの準備は必要だと思います。
お礼
ありがとうございます。 列車はネット予約することにしました。時刻表まででているので、助かりました。 ・服装はダウンのロングコートを持っていきますので、あとはお天気しだいできめよう、と思います。
お礼
無事に帰ってきました。 素晴らしい旅行でした。tasten さんの 回答をプリントアウトして持って行きました。最後はボロボロになりましたよ。(以前のレストラン情報など)時間的に余裕のある旅でしたので、一日一箇所でゆっくり観て回れました。シェーンブルン宮殿ではグロリエッテから横道に入って紅葉の中を散歩。ハイリゲンシュタットではベートーヴェンの散歩道をずーっ奥まで行き過ぎて「遺書の家」に行くのに迷ってしまいました。あまりにもきれいだったので帰りもバスを使わずに歩いて帰りました。 オペラ座は結局31日のバレーをみましたが、チケット、ぼられました。バレーよりも、オーケストラの音の素晴らしさに感激。最後の夜はデュトワのウイーン響でしめくくり。感動のあまり体が震えました。 音が降り注いでくる、音に包まれる、という感じでした。その夜は感動のあまり眠れませんでしたので、睡眠不足でフラフラになりながらアメリカに帰ってきました。Mozartの家に行ったときは「あなたに会いに大西洋を越えてはるばるきました。」と心の中で言ったとき涙が出ました。感情的に忙しい旅でした。(笑) Mozart のピアノコンチェルト15番 Mov.3 の楽譜ですが、今、練習しているソナタが ♪=104で早いので、 ほかのピアノ協奏曲のAndante の曲にしました。 大学の図書館にもなかったのですが、さすが、ドブリンガーです。 Piano solo 用にアレンジしたものがありました。店員さんが一生懸命探してくれました。Helmut Alsdorf という人の編曲でした。ケルントナー道りのEMI でお得なCDを買ってきました。ホテルはスター・イン・シェーンブルグで正解でした。とても、便利でした。あなた様をはじめ、みなさんからいただいた情報のおかげで充実した旅ができました。ムジークベラインは、また、いくつもりです。ズービン・メータとダニエル・バレンボエムが来年の3月に指揮をするんですね。 行きたいですが、4月に日本に行くのでちょっと無理。Tastenkasten はドイツ語ですね? どういう意味なのでしょうか? 長くなりましたが、本当にありがとうございました。今度はChopin とBachをたずねる旅に行きます。