自動車メーカーでコンピューターの設計をしています。
ハイオク仕様車でもレギュラーを入れてもエンジンにダメージは有りません。(ただし出力は落ちます。あと若干のノック音が出ますが、これも信頼性には影響のない
レベルです。)
どのメーカーにも共通していますが、
コンピューターはIGをONするとハイオク用の
点火マップで制御をはじめます。
ノックセンサーからの信号を常に監視し、
所定値以上のノックが発生すると
レギュラーガス判定をしてレギュラーマップに
切り替わります。
ただし、その後も所定条件でノックが発生しなければ
ハイオクマップに戻りますし、一旦IG OFFにすると、
あらためてハイオクマップからスタートしますので
レギュラーが無くなれば元に戻ります。
全く心配には及びません。
広い心で許してあげてください。
ちなみに国内のハイオクは100RONですが海外では
95~96RONです。理論的にはオクタン価の違うガソリンを
混ぜるとその中間のオクタン価になります。
レギュラーが半分減ったところでハイオクを満タンに
すれば(100+91)/2=95.5RONとなります。
これくらいのオクタン価であればレギュラー判定せず
ハイオクマップに戻ると思いますよ!
お礼
さすが専門家の方のご意見には納得させられます。 日本全国季節に関係なく、いつでも、どこでも、同じガソリンを給油できるわけないですよね。 ほんとに良い勉強になりました。