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WAIS-3の解釈と適職について
私は、動作性尺度の「行列」について、その分野を活かせる適職を探しています。 しかし、「行列」の 非言語的抽象課題解決力、帰納的推理、空間推理とは一体どんなことなのかが解りません。これらは具体的に何が優れているという事なのか、お教え頂ければ幸いです。 所見によると、視覚的推論が得意、とは書かれていましたが、具体的な職業のイメージが浮かばず、ちょっとピンときません。 また、言語性尺度の「理解」も「行列」と同様の数値(13)でしたが、所謂端的に説明できなかったり、不用意な発言や誤解を与えてしまうといった事で、うまく人間関係を維持できません。見たて・仮説には、この点に関しては生活上の困難・実行機能?と書かれていました。 実を言うと、私は小児てんかんの後遺症?による発達障害(アスペルガーとADHDの軽い合併症、スペクトラム)の恐れと診断されています。 「積木」(4)が著しく低く、次いで「組合」(7)、作動記憶の「算数」(7)「数唱」(8)「語音」(8)です。 これらのせいで、バイトや仕事はことごとく失敗に終わっています。不適切な場所で空回りな努力ばかりして徒労に終わっています。 また、所見には、同時処理が弱く、耳から入る情報を頭の中で処理したりが特に弱い、説明の要点を記憶に留められず、行動が出来ない様子も書かれておりました。これは私も実感しております。 頭の中で沢山の情報をまとめて考えて…と言うのが弱いらしく、ワーキングメモリーの機能が弱いとの事でした。作動記憶の困難や生活上の困難、聞き間違いもあります。 パワーポイントの作成や、議事録作成も苦手です。そんな事言った言わない問題が多々ありました。 「行列」(13)と「理解」(13)、「積木」(4)「組合」(7)「算数」(7)「数唱」(8)「語音」(8)の差があまりにも開き過ぎていて、何が向いているのか… せめて、非言語的抽象課題解決力、帰納的推理、空間推理とは何か? そういったものに繋がる仕事とは何なのか。 自分は得手は一体何なのかという気付きが得られたら幸いです。 参考になるか解らないのですが、IQ/群指数は 言語性(VIQ)98 動作性(PIQ)101 全検査(FIQ)99 言語理解(VC)100 知覚統合(PO)95 作動記憶(WM)85 処理速度(PS)105 です。 宜しくお願いします。
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- vzb04330
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596333194さん、再度の補足、ありがとうございました。 積木模様の低得点については、おっしゃるように、視覚的に全体を部分に分解して理解する能力(視覚認知あるいは空間認知の一部)が弱いことによるものと思われます。 こういう課題では、ご自身で「補助線を引いてみる」などの工夫をなさると良いかも知れません。 あるいは、小児てんかんとの関連があるかも知れませんが、詳細は何とも言えません。 器用/不器用については、手先の細かいことは大丈夫であるのに対して、少し大きな動きを必要とするものは苦手でいらっしゃることも考えられます。 また、段ボールにものを箱詰めするといった単純な作業の繰り返しは、いわゆる「性に合わない」ところがおありかも知れません。 それからプロフィール分析の結果との関連で、最初のご質問文にあった内容について、2回目の回答に書き忘れたことがありましたので、追加させてもらいます。 1)同時処理が弱い これについては、私が行ったプロフィール分析の結果では、弱いとも強いともいえない結果でした。 つまり、これに関わる下位検査の判定が、S(+)とW(-)が入り交じってしまい、判定不能だったということです(+とーは、それぞれ有意に強い/弱いには至らなかったものの、平均から一定の差がみられたという意味です)。 なお、当初のご質問文で、このあとに続いている「耳から入る情報を頭の中で処理したりが特に弱い、説明の要点を記憶に留められず」のところは、作動記憶の弱さの現れですので、検査結果と一致しています。 2)視覚的推論が得意 これは、「非言語的推理」を意味していると思われますが、そうだとしますと、私のプロフィール分析の結果では、弱いとも強いともいえない結果でした。 適職について、WAIS-IIIの数値的な結果だけから判断するのは難しいところがあります。 WAIS-IIIは、知的能力や認知能力について調べている検査だからというのがその理由の一つです。 それ以外の性格、職業適性といったものはとらえられていませんので、「大雑把にこういう能力を活かせるような仕事」という助言になってしまいます。 よほど認知的な特徴に合っていない職業であれば別ですが、そうでなければ、これまでにお伝えした長所をうまく活用し、一方、短所は負荷を避けたり、長所でカバーする工夫をしたりすることである程度習熟が可能なものもあるかと思います。 あまりピンポイントで、「この仕事なら」とお考えにならず、ご興味や、ご関心、ご経験も踏まえておかんがえになってはいかがでしょうか。 また、適職について考える上で、1つの方法は、質問者様がお嫌でなければ、発達障害者支援センター(都道府県や、政令指定市が設置しています)にご相談になるというものがあります。 もう1つは、職業適性を調べる検査(厚生労働省一般職業適性検査(GATB)などがあります)を受検するということも考えられます。 この検査は、筆記や、作業など何種類かの検査をして、どういう職業に適性があると勧化らレルカを判定してくれるものです。 上記の発達障害者支援センターや、一部のハローワークなどで受検できるのではないかと思います。
- vzb04330
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596333194さん、補足してくださり、ありがとうございました。 1.群指数の結果についての補足 先の回答のうち、群指数の結果について補足します。 言語理解(単語、類似、知識)は、評価点が8~11と、また、作動記憶(算数、数唱、語音整列)は、評価点が7~8と、処理速度(符号、記号探し)は、評価点が10~12と、それぞれ比較的まとまっていました。 したがって、言語理解、作動記憶、処理速度の3つの群指数の得点は、質問者様の能力を適切にとらえていると考えられます。 これに対して、知覚統合では、絵画完成=11、行列推理=13の2つは高かったものの、積木模様=4はかなり低くなっていました。 行列推理の「S」は、下位検査評価点の平均に比べ、統計的に有意に高いことを、また、積木模様の「W」は、有意に低い事を示しています(Sは、“strength”(強い)、Wは”weakness”(弱い)を意味しており、有意差が認められた項目に付す記号です)。 このように知覚統合では、これを構成する下位検査評価点に有意差が認められましたので、知覚統合=95という結果は、慎重に理解する必要があります。 この点について、積木模様だけ得点が極端に低かったのですが、検査場面でのご様子が分かれば、もう少し考える手がかりが得られるかも知れません。 質問者様ご自身では、手本を見て積木で同じ形を作るという課題は、いかがでしたか? どういうところが難しかったのでしょう? これに関連して、処理速度はよくできていましたので、問題はないと思われますが、手先の器用さについてはいかがでしょうか? 2.下位検査の「プロフィール分析」結果 14の下位検査の評価点の高低のパターンから、群指数よりさらに細かい能力を,プロフィール分析という方法によって検討してみました。 その結果は、あくまでも仮説(検査結果から考えられる質問者様の特徴)であり、以下のことがらがご自身に当てはまるか、慎重にお考えいただき、当てはまると思われるものが特徴であるとご理解ください。 1)得意と考えられること ・ことばを使って考えること ・ことばを使って、ある程度長く説明すること ・いくつかの視覚的な情報を頭の中でまとめて理解すること ・本質的なことと、そうでないことを区別すること ・常識や社会的なルールの理解があること 2)苦手と考えられること ・短く、適切に答えたり、説明すること ・試行錯誤しながら、学ぶこと ・注意を集中すること 上にも書きましたが、これらの点で思い当たるところがおありでしたら、それは質問者様の特徴である可能性が高いといえます。 一度お考えになってみてください。 3.支援や、適職についての補足 処理速度の強さだけでなく、2.にあげましたことばの面での強さ(話しことばではなく、書かれたことば)を活かすことも考慮なさることをお勧めします。 4.その他 アスペルガーとADHDの合併がおありと書いていらっしゃいます。 ご自身の認知的な特徴に対して、具体的にどのような対策が取れるかについては、一般向けにも解説書がたくさん出ていますので、一度、そういうものもお読みになるとよろしいかと思います。 大きな書店で、心理学などの棚に並んでいると思います。 いくつかご覧になって、ご自身に参考になることが書かれているものを選ばれるとよいと思います。 私が、よくお勧めするのは、次の本ですが、これがベストということではありません。 星野仁彦著、発達障害に気づかない大人たち<職場編>、祥伝社新書 著者の星野先生ご自身、発達障害をお持ちで、この本にはいろいろと具体的なアドバイスや事例がたくさん載っていますので参考になると思います。
- vzb04330
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596333194さん、こんにちは。 心理士をしています。 検査結果は、本来は、検査場面でのご様子や、普段の生活、お仕事での状況も踏まえて解釈するものです。 そのため、今回のご質問についても、できれば、検査を受けた医療機関で、担当した心理士の方にご相談していただくのがもっとも良いと思います。 今回は、お示しいただいた数値的な結果だけにもとづいて説明をしますので、以下の内容は、質問者様の特徴を正しく捉えていない可能性もありますので、ご了承ください。 受検された 検査は、日本版WAIS-IIIという成人用の知能検査だと思います。 この検査 は、日本だけでなく、世界でもっともよく用いられている大人用の知能検査です。 まず初めにお断りしますが、こうした知能検査の結果を解釈し、適職などを考える時には、一つひとつの下位検査の結果に基づいて判断することは適切ではありません。 その理由は、統計的に見ますと、一つひとつの下位検査の結果の安定性は、IQや、群指数(言語理解など4つの数値)に比べるとかなり低いものがあるからです。 したがって、個々の下位検査の結果だけに基づいて評価しますと、結果的に誤った判断を下す可能性が高いのです。 回り道にはなりますが、以下の説明をお読みいただき、お考えくださればと思います。 1.結果の見方 3 つの IQ と、言語理解~処理速度の 4 つの群指数の標準得点は、ある年齢のグループの中で平均的な成績を取ったとき、IQ(標準得点)=100 となる、相対的な得点になっています。 IQ、標準得点ともに、90~109 が「平均」と判断されます。 どちらも、80~89 は「平均の下」、90~109 は「平均」となります。 IQ も、標準得点も、「誤差範囲を考えて解釈する必要がありますが、煩雑になりますので、今回の説明では割愛します。 2.IQ 全検査 IQ=99ですので、この検査が正しく実施されているとすれば、質問者様の全体的な知能の高さは、「平均」になります。 測定誤差を考えても、質問者様の知能の高さは、「平均」と考えられます。 言語性 IQ=98、動作性 IQ=101 もいずれも、「平均」のIQです。 言語性 IQ と動作性 IQ との間には、有意差(統計学的に見て、意味のある差)はありませ んでした。 質問者様は、言語的な能力と、視覚的、空間認知の能力の間に差はないと考えられます。 なお、言語性 IQ は、言語的な能力(言葉を用いて考える、言葉を理解し、言葉で表現す る能力)や、学校で学ぶような知識の高さを表しています。 また、動作性 IQ は、視覚的な情報の処理能力や、視覚的(非言語的)な思考力、視覚- 運動能力(視覚情報に基づいて操作をする能力)を示しています。 3.群指数 言語理解から処理速度の 4 つの結果は、「群指数」といいます。 群指数は、言語性 IQ や、動作性 IQ よりも詳しい認知能力を測定しています。 4つの群指数は、それぞれ次のような能力を測定しています(括弧内は、それぞれの群指数を構成する下位検査です): ・言語理解……言語理解と言語表現の両者を含む、言語能力の水準、言語的な思考力の高さを示します(単語、類似、知識)。 ・知覚統合……視覚や、視覚運動に基づく知覚や認知能力。とくにものとものとの関係を捉えたり、細かい部分を全体にまとめて理解する能力、イメージを用いる思考能力を示します(絵画完成、積木模様、行列推理)。 ・作動記憶……情報や、刺激を数秒~数分の短時間、記憶に留めておき、さらに、それらの情報に基づいて、計算や思考など心理的作業をする能力。ここでは、主に聴覚的な短期記憶に基づく(算数、数唱、語音整列)。 ・処理速度……⼼理的作業のスピードや、視覚的な短期記憶、視覚的な作動記憶の能力を意味します(符号、記号探し)。 質問者様の群指数の結果は、処理速度=105がもっとも高く、誤差範囲を考えると、これは「平均」~「平均の上」にあたる能力でした。 次に高いのは、言語理解=100,知覚統合=95でした。 これら2つの群指数も「平均」の範囲にあります。 一方、作動記憶=85は、もっとも低くなっていました。 作動記憶の能力は、「平均の下」~「平均」と判断されます。 さらに、質問者様の4つの群指数の得点の間の差を見てみました。 これは、質問者様ご自身の中での得意・不得意を見ることになります。 その結果、作動記憶(85)が、他の3つの群指数よりも有意に低くなっていました。 つまり、質問者様は、「 情報や、刺激を数秒~数分の短時間、記憶に留めておき、さらに、それら の情報に基づいて、計算や思考など心理的作業をする能力」がもっとも苦手と考えられました。 また、処理速度(105)は、知覚統合(95)よりも有意に高いという結果が得られました。 言語理解と知覚統合、また、言語理解と処理速度の2つの組合せには、有意差は認められませんでした。 したがって、「⼼理的作業のスピードや、視覚的な短期記憶、視覚的な作動記憶の能力」や、「言語理解と言語表現の両者を含む、言語能力の水準、言語的な思考力の高さ」は、質問者様の中では比較的得意な能力と思われます。 4.解釈のまとめ 質問者様の知的能力は、全体的には「平均」のレベルにあると考えられます(全検査IQ=99)。 ただし、群指数で見ますと、処理速度がもっとも高く、作動記憶がもっとも低くなっていました。 作動記憶が苦手であるため、「聞き間違いがある」「耳から入る情報を頭の中で処理することが弱い」「説明の要点を記憶にとどめられない」と考えられます 後者の2つのことがらについて、質問者様は同時処理の弱さにつなげて書いていらっしゃいますが、それは誤りです。 同時処理能力は、複数の情報の間の関係を理解し、全体としてまとめて理解するような能力や、地図、図形を理解する能力をさしています。 すなわち、「頭の中でたくさんの情報をまとめて考えるのが弱い」というのが、まさに同時処理の弱さを示しています。 また、「議事録作成が苦手」とか、「言った言わない問題が多々ある」のも、作動記憶の弱さが関係しています。 5.支援方針の考え方 4つの群指数の間に有意差が認められましたので、認知能力にアンバランスがあると考えられます。 こういう場合、基本的には、「長所活用型支援」を採用することをお勧めします。 「長所」すなわち、認知能力の中で優れていたところや、得意なところをうまく活かして日常生活を送ったり、それに適うような仕事を選ぶということです。 したがって、「⼼理的作業のスピードや、視覚的な短期記憶、視覚的な作動記憶の能力」の強さをうまく活かすことができないかということをお考えになってください。 また、言語能力(言語理解)も、全体として見れば、平均並みではありましたが、質問者様の中では得意なところといえます。 これら2点の特徴から、いろいろな作業については、習熟すれば速くこなすことができると思われますし、それに向けた学習の過程では、言語的な説明(できれば、マニュアルなどの文章)、視覚的な短期記憶(見て覚える)を使うとよいのではないかと思われます。 処理速度はまた、視覚-運動協応という、目できちんと見ながら何かの作業をする能力にも関係しますので、何かに習熟する際には頭の中だけで考えるのではなく、手を動かしてやってみる、書いて覚えるなどの手段がよい結果をもたらすかも知れません。 「短所」つまり、苦手な能力を訓練で改善することは、かなり困難ですし、むしろ、自信や意欲を失う結果となりがちですので、お勧めしません。 たとえば、作動記憶の弱さは、視覚的な記憶の強さや、メモをするなどでカバーすることをお考えになった方がよいということです。 6.その他 1)行列推理が測定している能力 ご質問の行列推理が測定している能力は、基本的には、「類推的推理、時間制限がない場合の非言語的課題解決」とされています。 「非言語的課題解決」は、視覚的な情報に基づいて、抽象的なことを考え、課題を解決する能力です。 また、「類推推理」は、類似している点をもとにして、他のことがらについて考えることを意味しています。 2)下位検査の評価点 ご質問文には、下位検査の評価点がすべて書かれていませんでした。 作動記憶に関わる3つの下位検査では、算数=7、数唱=8、語音整列=8と、評価点に差はありませんでしたが、知覚統合に含まれる下位検査では、行列推理=13に対して、積木模様=4とかなりの差がありました。 推測になりますが、質問者様の下位検査の結果においても、評価点にかなりのバラツキがあるかも知れません。 上記の群指数についての結果は、各群指数を構成する下位検査の評価点にバラツキがないことを前提に解釈しましたので、下位検査の評価点に大きなバラツキがありますと、その内容は変わってきます。 以上、お示しいただいて結果から考えられることを書かせていただきましたが、最初に書きましたように、本来は、検査を実施してもらった医療機関で、担当の心理士の方に詳しい説明をお受けになり、また、お困りのことや、仕事、日常生活などについてご相談になる方がよろしいと思います。
補足
お返事頂きまして、誠に有難う御座います。それに詳細に具体的にお教え下さり、助かりました。 まず、お返事の中で「下位検査の評価点についてすべて書かかれていなかった点」について。アドバイスを頂くにあたり、判断材料に不足が御座いまして、大変申し訳御座いませんでした。下記、追加で書かせて頂きます。 【言語性尺度】 単語 11 類似 11 知識 8 理解 13 算数 7 数唱 8 語音 8 【動作性尺度】 配列 11 完成 11 積木 4 (wとも追記してありました。) 行列 13 (sとも追記してありました。) 符号 12 記号 10 組合 7 上記、参考になれば幸いです。 アドバイス頂きました、「『⼼理的作業のスピードや、視覚的な短期記憶、視覚的な作動記憶の能力』の強さをうまく活かすこと」の仕事って、具体的にどんな事があるのか、考えてみたいと思います。 編集職(校正や校閲など?)か、はたまた伝統工芸的な職人さんなどでしょうか。見当違いでしたら申し訳御座いません。
補足
沢山のアドバイスを下さり、本当に有難う御座います。 お話の中で、下記の2点の御指摘についてですが、感想は以下の通りです。 >手本を見て積木で同じ形を作るという課題は、いかがでしたか? どういうところが難しかったのでしょう? 全体を部分的に分解する事が難しかったです。部分のまとまりを、見出す事に手こずりました。全体としての模様を構成する手がかりを見つけるのに難航、成功しても時間がかかりました。 積木が増えると、特徴的な部分を見出すことがもっと難しくなり、制限時間を超えてしまいました。 提示図形に補助線のてがかりがない問題は、お手上げ状態で、全体の形(ひし形?)を見失って、長方形の上に一個の積み木をひし形上に置く行動をしてました。 >これに関連して、処理速度はよくできていましたので、問題はないと思われますが、手先の器用さについてはいかがでしょうか? 手先は「器用」と言われる事もあれば「不器用」と言われる事もあります。 アルバイトでベルトコンベアから流れてくる段ボールにモノを箱詰めしたり、ガムテープで張る作業も、簡単なのに飽きてしまい?雑になってしまいます。ガムテープをナナメに貼ってしまったり…。飽き飽きと疲労感で一杯、と言った具合です。 単純に文字を入力したり、自分に関心のある事にたいして文章を書く、といった工程が少ないものであれば、何とも無いのですが、政治的な思想が強いものや特徴的な物に関する文章は、気分が落ち込んでしまい、手先を動かす以前に気力が全く出ません。 手先の器用さに関して思い当たる事といえば、今のところは、上記のとおりです。 頂きましたアドバイスの中で、適職を考える際に是非「2・3」の御指摘を参考に何か当てはまる仕事は無いか、考えたいと思っております。 適職について当初、質問のトピックスを立てさせて頂きました通り、全く、当てはまる様な仕事のイメージがわきません。 何の仕事が当てはまるのか…など、「13歳のハローワーク」や、資格一覧の厚い本を読んだり、資格を活かす専門職や関連する一般職を色々と考えてみるも、ジェネラリスト向きなものや、あっても「聴覚優位」な仕事が目立ちます。 特徴を踏まえた上で「こんな仕事が向いているかもしれない」とご助言頂く事は可能でしょうか。もし、難しければ、どの様な機関で伺う事が可能でしょうか。 民間企業の人材系ですと、学歴と前職で推し進められてしまったり、大学院時代のキャリアセンターですと、「そういう類の症状を活かしたうえでの仕事は、私自身解りかねます。」と言われてしまいました。 取り急ぎ、明日、本屋に行き、お教え頂きました「発達障害に気づかない大人達〈職場編〉」を探しに行ってきます。是非、今後の日常生活の参考にできれば、と思います。