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エアコンの除湿機能について・・
エアコンの設定で、24度「除湿」と28度「除湿」では、除湿の物理的効果は違いますか?
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基本的に家庭用の一般的なエアコンでは冷房と除湿で機能的に大きな差はないのですよ。 先の方が述べられている再加熱の機能の付いたものは別ですが、この機能の無いものでは冷房時と同じように冷凍サイクル自体は動作しています。異なるのは送風の方で、冷房時はできるだけ早く設定温度に近づけるために風量が大きめに設定されていますが、除湿時は温度を下げるより湿度を下げることが目的のため、風量は小さめに設定されます。これは先の方が述べられている飽和蒸気圧の関係で冷却器の温度をできるだけ低く保ちそこに触れた空気をできるだけ低い温度まで下げてできるだけたくさんの水分を除去するためです。 温度設定が24℃とか28℃とかあるのは設定温度以下に室温が下がりそうな場合、冷却能力を下げるまたは停止(この場合多くの機種では送風も停止します。送風のみを続けると冷却器に付着した水分が空気中に戻ってしまうためです)させるという制御をします。 まぁ、基本的には冷房と同じ動作なのですがより多くの水分をとるために風量を抑えて運転するというのが一般的です。実際の話、28℃に設定されていれば室温が28℃程度まで下がると除湿能力も低下しますし、28℃以下ではほとんど機能しないでしょう。より多くの除湿を望むのであれば低い温度に設定する必要がありますが、当然ながら冷房ほどではないけれども温度が下がることも事実です。 まぁ、設定温度に近づくまではどちらの温度に設定しても除湿能力は変わらないでしょう。 再加熱ありの場合は、設定温度にしたがって再加熱機能をコントロールしますので設定温度を保ったままで、設定温度より室内温度が高い場合でも除湿が可能ですが、再加熱のために圧縮して高温高圧になった冷媒(ガスです。通常は室外機に流して放熱を行います)を室内に循環させる機能などを付加する必要があり、構造が複雑で高価になり、小型化も難しいため家庭用の機種ではあまり採用されません。
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- W-164
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そもそも除湿というのは、 空気中の水分は、気温が低くなるほど気体の形で空気中に存在出来ないという性質を利用し、空気の温度を下げて空気中の水分を結露させ水滴の形にする事によって分離します。 つまり、空気の温度を低くすればするほど、空気中の水分は少なくなります。 ただ、エアコンの機種によって、除湿の仕組みが違います。 一つは、強力な冷房機能で空気を冷却し水分を除去した後、加熱機能で設定温度まで再加熱して送風するタイプ。 もう一つは、気温が下がりすぎない程度の弱冷房を続けるタイプ。 前者は、強力に冷却しますから、除湿能力も強力です。 送風温度は、加熱機能で調節しますから、設定温度にかかわらず除湿能力は一定です。 ただし、冷房も強力で、さらに加熱機能も使いますから、通常の冷房より電気代がかかります。 後者は、弱い冷房ですから、電気代はそれほどかかりませんが、除湿能力もそれなりです。 当然、温度が低いほど除湿能力は高くなります。 両方の機能を持っているエアコンもあるようです。
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- nananotanu
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除湿は「その温度になるように」常にエアコンを動かす、ということです。 24度Cと28度Cでそもそも飽和蒸気量が違う、ということがありますが、まぁ、目立って差はないかと。 28度Cでご自身がOKなら24度Cよりは電気代掛からないかもね:除湿効果を上げるために無理して24度C(或いは[逆に]28度C)にするのなら、その必要はないと思います。 補足 〇度Cの設定で冷房を掛けると、〇度より下がるとエアコンは停まり、〇度Cを(自然に)超えたらまた入ります。〇度Cの設定で除湿を掛けると、〇度より下がると『暖房が入り』、〇度Cを超えたらまた冷房入ります。つまり、常にエアコンが動いています。
お礼
ご回答ありがとうございます。
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