- ベストアンサー
抗生物質は長期間の使用は好ましくない?
膿がたまってたので病院で切開して抗生物質を1週間分貰い飲みました 再発したら嫌だな、と思ったので再診で先生に、また抗生物質出して欲しいんですけど と、言った所本当はあまり飲み続けない方が良いんだけどなぁ、、、 というような事を言われました 結局出してはもらえたのですが、抗生物質は飲み続けると何か問題が起きるのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
抗生物質は、必要な期間、必要な量だけを飲むことが とても重要な薬です。 期間や量が足りないと、効かない。 では、余分な期間や量を飲むとどうなるのか? 副作用の問題もありますが、 「耐性菌」という抗生物質が効かない菌を発生させる というとても厄介な問題が生じます。 また、菌交代という問題も生じます。 耐性菌というのは、抗生物質を使っても死なない菌があると、 その他の菌が死んで、抗生物質が効かない菌だけが残り、 それが増えることで、抗生物質が効かない病気が生じる という問題が起きます。 菌交代というのは、たとえば、AとBという菌があったとします。 菌には、強さがあって、BよりもAの方が強いとします。 Bは抗生物質が効かないが、日ごろはAに抑えられているので、 Bが増えて病気になることはない。 たまたま、Aが増えすぎて、病気になったとします。 抗生物質で、Aを殺して、ゼロにしてしまうと、 Aがいなくなったことで、Bが増えることになります。 ところが、Bは抗生物質が効かない。 (効かないから、Aが死んで、Bが増える) そのBが病原菌となると、効く薬がない ということになり、重病化しやすくなる。 このような現象を「菌交代」と言います。 このように、抗生物質というのは、両刃の刃なのです。 使い方を間違えると、とても厄介なことになります。 また、スティーブンス・ジョンソン症候群という 重大な副作用があることも知られています。 上記の名前で検索するとヒットしますが、 悲惨な写真を見るのが苦手な場合には、 検索に注意してください。
その他の回答 (2)
- kyushuwalker
- ベストアンサー率33% (266/784)
2週間までというのが、一般的なコンセンサスです。 耐性菌の出現が嫌だからです。 しかし、必要な量を必要な期間使わないと、 逆に耐性菌を産むなんてこともありますから、 例外も沢山あります。 結核の薬は6ヶ月間くらい同じ薬を飲みますし、 マクロライド系の抗生剤やST合剤などは、 ずーっと何年も飲むこともあります。 骨髄炎にリファンピシンを長期投与なんて言うのもあります。 ただ、飲み続けない方がいい薬を、 患者に言われて出す医者は最低です。
お礼
最低か、、、なにか不安になりました よい先生かは分かりませんが手術で命を救って暮れた先生なので私からはなんとも言えません 回答ありがとう
http://www.medicos.jp/kusuri/kousei/kousei7.html 他、「抗生物質 副作用」でググってください。 抗生物質は漢方のような存在ではないので 飲み続けていいもんじゃないと思います。 というより、目の前に専門家がいたんですから 先生に直接聞いたほうが良いと思いますよ。 また、安易に薬に頼る、薬を飲めば大丈夫だという意識を持つのは ダメなことだと思います。
お礼
先生に恐縮してしまって 何か聞きたいことがあるのだけれどもきけないということが結構あります でもここで良い回答していただけたので 不安は解消されました ありがとうございます
お礼
めっちゃ分かりやすかったです とても勉強になり 悩み や 持っていた 不安 が解消できました ありがとうございます