地図は、メンタルローテーションができる人とできない人の違いが大きく出ますね。
メンタルローテーションは、物を心や脳の中で回転させる能力です。
IQテストで、逆向きになった数枚の絵から、見本の絵と同じものを選ぶテストがありますね。
それがメンタルローテーションのテストで、IQ(知能指数)や脳の能力をみるのによく使われています。
地図の場合、北を上にしたまま(地図を回転させずに)このメンタルローテーションで地図上を進行できる方が、一番に地図の読める方です。
そして、地図を回転させつつも地図があれば迷わないという方が二番、そして、地図があっても迷ってしまう方、地図のどこにいるのかもわからない方…と続きます。
前置きが長くなりましたが、僕の場合はまず自分がそこに至るまでに通ってきた道の記憶を辿ります。
それによって、例えば駅から○○メートル程度直進しただろうとか、XX小学校から徒歩で○分程度歩いたから○○メートル程度進んでいることになるだろうといったことが分かります。
目に見える風景をよく観察して、道の向き、歩道や車線の太さ、交差点などの太さ、建物の形状(土地の形状)などから、だいたいどの辺りにいるかを地図上で見つけます。
前方だけでなく、後方も観察して、大きな建物や目印になるような看板などが無いかも探します。
そして、目的地に向かって進行する時も、移動距離や道の向きを再確認しながら移動します。
今いる場所から北北西(時計の11時の方向)に200メートル程度、交差する道を東北東(時計の1時の方向)に100メートルというように、地図を距離や方向で記憶しながら進行しています。
このような方法ですと、もしも迷っても確実に元に戻れますし、間違えたと気付いた時点で地図上から似た場所を探すことも安易です。
お礼
ありがとうございます。参考にします。