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まんが家という職業につきたい娘を持つ親から
今年高校を卒業する娘がまんが家になりたいので専門学校へ行くというのです。 親の私とすると「将来への不安{自活してもらいたい」というのがあって応援したい気持ちがあっても「頑張れ」と言えません。 後一つのわだかまりは上の姉は4年制大学の美大に行っているので親の強い口調で「まんが家なんてだめ!」とは言えません。 御相談の主旨として、現実問題として専門学校に出て本当に食べていける程のマンが家になった人はいるのか? 娘への「まんが家を目指す事をやめる」説得方法を教えて下さい。
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青木雄二の本(今手元にないので題名がはっきりしないのですが。)を参考にされたらどうですか。 賞をとってひとり立ちしても壮絶な仕事の仕方で、アシスタントの給料を払うために仕事を続ける状態で、生活できるよになったのは連載した漫画が単行本化されてから、というような話でした。 その、青木の漫画が支持されたのも、豊富な人生経験があったからです。専門学校行って漫画家になろうとしてもアシスタント止まりでしょう。 説得力のない漫画は子供でも見分けてしまいますからね。また、他の仕事を経験しながら自分時間を削って漫画を描き続ける情熱がないなら本物ではないからやめたほうがいいですね。 今は昔と比べていろんなコンテストがあるから、よい作品を描ければ一気に売れっ子になれる時代です。 だからこそ、人生経験が必要です。世間知らずの人間に感動させるだけの作品はできません。
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漫画家になる事はいけないことではないですが、実際のところ、漫画家になりたいという方の半数は、漫画家の苦労を知らないのに、漫画家になろうとしている方が多いです。 漫画家は、世間一般に比べて、華やかな仕事と思いますが、実際はそこら辺の仕事とは比べられないほどキツイ仕事です。 私は、経った数日でしたが、某漫画家のアシスタントをしていたので、そのしんどさを知っています。 その苦労は‥‥↓ ●昼夜逆転の生活になりますので(多分)、陽に当たらない為筋肉が無い体。 ●ずっと座ってばかりの仕事なので、運動不足は勿論、痔になる方も多いとか。 ●手は漫画の描きすぎでペンダコだらけで、腱鞘炎や酷い肩こりで、シップを貼りながら描くんですよ。 ●締め切りに間に合わせる為、徹夜もざらにあります。 ●でも、一番辛いことは、ストーリーを考えなきゃいけないことでしょう。世間一般の仕事なら、与えられた仕事をただこなしていけばいいのですが、漫画家の場合はそうはいかないです。毎月、ストーリーを練っていかなければならないんです。あれは、大変だと思います。あまりに悩みすぎて、病気になる方も大勢います。ひかわ○ょうこさんとか。○樫さんとか‥‥某漫画家さんは、「描けない?ならこの仕事辞めれば?」といわれた経験も有るそうです。 でも、そんな辛い思いをしてまでも描き続けるのは、漫画を描くのが本当にすきなのでしょう。漫画を描き終わったとき、その沢山の辛さが帳消しになるほどなんだと思います。 ですから、娘さんにも、その辛さをお話してあげると良いと思います。 華やかな部分ばかり見ないで、漫画家の現実を知ってほしいです。現実を知っても、それでも、漫画を描くのが大好きだ。と思えるなら、それは進ませてもいいのではないでしょうか? 私は因みにパソコンの講師をしていますが、目は悪くなったし、ドライアイにもなりました。それでも、好きだからそんな辛さ、それほど辛いとは感じません。 ですから、娘さんがもし漫画家になったとして、辛さを凄い辛いと感じたら、さほど漫画を描くことは好きじゃないかも。逆に、それでも私は漫画家を描くのが好き。そんなの辛さのうちに入らない。と思うなら、本当に漫画を描くのがすきなのでしょう。 止めろ止めろというより、やらせてみて、その辛さを実感するのも大切だと思います(勿論、漫画家の苦労を知ってもやりたいと思うなら)。 それに、いきなり漫画家になるのではなくて、最初はアシスタントから始めてみてはどうでしょうか?それだと、漫画家さんのお仕事も分かりますし、辛さも実感できると思います。 実は、私も漫画家になりたかったのですが数日間アシスタントを体験し「‥‥私はこ世界ダメだな」と即思ったんです。現実を知って、アッサリ諦めました。
お礼
早速のご自身に経験を話して頂いて凄く参考になりました。ぜひこの投稿内容を娘にも見せてあげて皆様の生の声を伝えたいと思っています。有難うございました。
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お礼
私も羽陽曲折して今の職業に付きましたので「人生経験」の大切さは大変よくわかります。青木先生の本、今度書店で探してみます。有難うございました。