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MDTでのWindows7マスター編集について
- MDTを使用して既存のWindows7カスタムイメージを変更する方法またはGhostなどのツールを使用すべきかについて質問しています。
- 質問者は支店のIT Infraの運用を行っており、本社から提供されたリソースを現場展開しています。
- 質問者のやりたいことは、本社MDTを使って作成したWindows7のカスタムイメージを支店向けに仕様変更し、パッチ適用と基幹システムアプリのインストールを行いたいということです。
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Windows7のカスタムイメージ(一次カスタムイメージ)からWindows 7 をインストールし、OOBE 画面(ユーザー名入力画面)が表示されたら、CTL+SHFT+F3 キーを押します。すると、「システム準備モード」でWindows 7 が起動しますので、そこで、更新プログラムの適用など、必要な作業をします。 作業が終わったら、「システム準備ツール」の■一般化をチェックし、シャットダウンオプション」で「シャットダウン」を選択して、「OK」ボタンを押します。 この状態のシステムのイメージを作成すると、二次カスタムイメージが完成します。 次のページにその方法が詳述されています。 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1307/12/news062.html 私は、イメージ作成にAIK のimageX コマンドを使用しました。そのために、別のパーティションにもう一つWindows 7 をインストールし、そのパーティションからWindows 7 を起動して、AIK のWindows PE Tools コマンドプロンプトを起動し、imageX コマンドで、install.wim (カスタムinstall.wim) を作成し、一次カスタムイメージを適当なフォルダに展開してその中にあるinstall.wim をカスタムinstall.wim と入れ替え、imageburn を使って、そのフォルダからブータブルイメージを作成しました。 私が実行した手順はつぎのとおりです。参考にしてください。 ------------------------------------------------------------------------------------------ ・マルチブート環境で実行する。 ・あらかじめ、HDD に3つの基本パーティションを作成しておく。 ・Partition 2 にWindows 7 をインストールし、 AIKをインストールしておく。 ・Windows 7 (Partition 2)を起動して、「ディスクの管理」で、Partition 1 をアクティブにしてシャットダウンする。 ・Partition 1 にWindows 7 をインストールする。 ・インストールのとき、Product Key の入力をスキップ。 ・インストールの最終段階で、OOBE 画面(ユーザー名入力画面)が表示されたら、CTL+SHFT+F3 キーを押す。 すると、「システム準備モード」で再起動する。 ・システム準備モードで起動すると、「システム準備ツール」ウインドウが開く。それ以外は一見通常起動した画面と変わるところがない。 ・「システム準備ツール」ウインドウは、作業が完了するまで閉じないこと。 Windows Update などを実行するときPC が再起動するしても、システム準備モードは維持される。 ・Windows Update を実行する。 ディスククリーンアップでロールバック用バックアップファイルを削除する。 ・必要により、アプリケーションソフトをインストールする。 ・カスタマイズが終了したら、「システム準備ツール」の■一般化をチェックし、「シャットダウンオプション」で「シャットダウン」を選択して、「OK」ボタンを押す。もし、再起動してしまったときは すぐにPCの電源ボタンを長押ししてシャットダウンする。 再起動してしまうと、これまでの作業が無駄になる。 「シャットダウンオプション」で「終了」を選択して「OK」ボタンを押し、「システム準備ツール」の動作が終了したら、スタートボタンからシャットダウンしても良い。 ・以後、イメージ作成が終わるまで、Partition 1 のWindows 7 を起動しないこと。 ・MultiBootManager F/D でPC を起動し、Partition 2 のWindows 7 を起動する。 ・Microsoft Windows AIK のWindows PE Tools コマンドプロンプトを実行する。 コメントウインドウが開いたら、次の文字列をコピー&ペーストして、エンターする。 imagex /compress maximum /capture E: F:install.wim "Windows 7 Ultimate" (E: Partitotion 1 のドライブ名、F: install.wim を保存するドライブ名) ・適当なフォルダにWindows 7 インストールディスクの全内容をコピーし、そのフォルダにあるisntall.wim を前項で作成したinstal.wim と入れ替える。 ・ImageBurn でiso イメージを作成する。 ・ImageBurn を起動 ・Source に前項のパスを指定 ・Destination にISO イメージを保存する場所のパスおよびファイル名(拡張子を含む)を指定 ・右ペインのAdvance タブを開き、Windows インストールディスクからブートイメージを抽出し、適当な場所に保存する。 抽出が終わると、「抽出したブートイメージを使うか?」と聞かれるので「Yes」 ※以前保存したイメージファイルを指定してISO ファイルを作成すると、ISO ファイルからブートできないことがある。 ・右ペインのLavels タブを開き、udf のインプットボックスにDVD のVolume Label 名を入力 ・作成ボタン(CD の形)を押す。 ※ 二次カスタムイメージのサイズが4.7GB を超えるとシングルレイヤーのDVD-R にイメージを書き込むことができないので、そのときはダブルレイヤーのDVD-R を使用する。イメージのサイズが8.5GB を超えるときはBD を使用する。 ------------------------------------------------------------------------------------------ 上記の手順では、1台のHDD にマルチブートでWindows 7 を二つインストールしましたが、HDD を2台使った方が手順がシンプルになると思います。 つぎのような手順になると思います。 ・1台のHDD(HDD-1) にWindows 7 をインストールし、カスタマイズします。 ・そのHDD を取り外し、別のHDD(HDD-2) を取り付けてWindows 7をインストールし、AIK をインストールします。 ・Windows 7 が起動している状態でHDD-1をSATA 接続します。 SATA インターフェイスがAHCI なら、接続すると認識されますが、IDE モードだと、接続しただけでは認識されませんので、デバイスマネージャーで、「デスクドライブ」をマウス右クリックして、「ハードウエア変更のスキャン」を実行します。それで認識されます。 ・HDD-2 (Windows 7 をインストールしたドライブ)に対して、imageX を実行して、カスタマイズされたinstall.wim を作成します。 ・以後は、前述の手順と同じです。
お礼
ありがとうございます。十分にリサーチしないまま投稿させていただき恐縮です。 至極専門的な解説に脱帽であります。 順を追って一つひとつ操作してみます。