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もし在日米軍が撤退したら

2015/05/31 18:12

もし在日米軍が全て撤退したら日本は米軍が抜けた分を自国で穴埋めしないといけませんよね。だとすると今と比較して国防費はどのくらいかかるのでしょうか。

kamimikami
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その他（社会問題・時事）
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hekiyu
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2015/05/31 20:40 回答No.6

単純計算すると、米国軍はお金に換算して２兆円ぐらい。在日米軍に払っているお金が０，７兆円ぐらいですから、差し引き　１，３兆円。そういうことで、約５兆円の今より１，３兆円増えるということになります。しかし、事はそう簡単ではありません。世界最強の米国軍というブランド代、や核武装代という費用も必要になります。これらが幾らになるかは難しい計算です。中国の軍事費は、実質日本の４倍にも達しています。しかも、中国は核武装大国です。これに対抗できる軍事規模、ということになると２０兆円ぐらい必要になるかもです。核武装すれば、そんなに必要なくなるでしょうが。そういうことで、集団的自衛権が現実的、という判断をしたのです。

質問者

お礼 2015/05/31 22:57

一番簡潔に要点をわかり易く書かれていたので大変勉強なりました。やはり今の在日米軍の戦力を日本で再現するとなったら途方も無い金と月日が必要になるんですね。米国では日本にかかる軍事費が莫大なものになっているので軍は撤退させて日本の国防は日本に任せようという声がかなりあるようです。そしていずれはアジアの防衛も肩代わりさせようという声も。うーん、今の日本の流れ的にかなり不安ですよね・・・もし日本が少しでも肩代わりすることになったとしたら消費税増税分なんてあっという間に吹き飛びそうです。

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photoslipper
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2015/05/31 22:07 回答No.9

撤退しても、同盟が切れていなければ、現状維持で十分対応できると思いますよ。外交はそんなに単純ではありません。兵士数が少なくなったから、隣の国から攻められるというのは、戦国ゲームのやりすぎ論です。世界はゲームのような単純な思考ルーチンでは動きません（笑）同盟が切れた場合かつ、中国首脳が「金正恩状態」で、しかも金正恩体制のくせに国力を維持しているなんて場合は、軍事力は足りないかもしれませんが、どちらにせよ相手が金正恩だと、もはやどうしようもありません。金正恩が何かの拍子にキレたら、泥沼の長い長い戦争状態に突入するかもしれませんね。中国を仮想敵国とする人が多いうえに、中国ばかりを基準にしますが、本当に中国が侵略をしたいと思ったら、日本のように手ごわい相手ではなく、周辺に手ごわくない国が多数存在します。そっちを攻めようとするでしょうね。でも、中国はピクリとも触手を動かしませんよね。実際は、そういうリスクを背負うより、経済面で国力を増強し、さらに軍備をより強く整えて、周辺や、果てはアメリカを圧倒し、世界の覇権国家として、周辺国をしたがわせ、外交をほしいままにする、ってほうが現実味があります。基本的に、他民族を攻めて領土をとっても、メリットが少ないですよ。アメリカのように、国をぐちゃぐちゃにして（ぐちゃぐちゃにするつもりはないんでしょうけど）油の利権だけをごっそり奪おうって感じになるのでは？日本には何もないですからね。あえて言えば、アメリカと晴れて対抗できるようになったときに、もし状況が許せば、太平洋を支配したいという意味で、日本をどうにかしようとするかもしれませんが・・・侵略戦争は考えにくいです。晴れてアメリカに対抗できたら、軍事力で圧倒して、日本での発言権を伸ばして・・・ってことを考えるでしょうね。民族ごと敵に回すことを考えると・・・基本的に、楽なほうを選ぶのが人間です。わざわざリスクが高い「侵略」という選択肢は取りにくいと考えられます。相手が100だから、こっちも100用意しなければならないというのは、基本的に間違いです。歴史上にある昔の国は、そういう事をして滅んでいった国もあったような気もします。できるだけの用意をして現状日本はフランスやイギリスに匹敵しているのですから、このいまあるものを使って、どう外交をやりくりするのかってことになりそうですね。どっちにしろ、米国が撤退、つまり同盟が切れるということは、おそらく同時にアメリカも脅威になっていると考えられそうです。仲良く同盟を切るっていうのは結構難しいので。そうなると、今よりも大変な日和見外交を迫られるでしょうね。中国とアメリカを同時に相手ができるほど、いえ、中国一国でも、基本的に日本は並び立てません。高度経済成長、経済大国の幻想を見ている人が多いですが、現実を見たほうがいいなと常々思います。経済大国ったって、別にアメリカから見たほかの先進国は、団栗の背比べですからね・・・アメリカ「おお、うちの1/5まで来たの？　小さくて何もない国なのに頑張ったねぇ、えらいえらい」日本「はい！」アメリカ「まあほかの特に何もないヨーロッパの国も大体1/5程度なんだよね」日本「うっ」程度です。中国と同レベルって、国民が死にます。中国はごく単純なGDP比較をしたとき、アメリカの半分にまで迫っていますからね。そして、軍備を20兆円という試算ですか？　そうするとますます経済が悪くなって、その同レベルがいつまで維持できるか・・・数年たてば、自滅してそれこそ簡単に攻められるようになりそうですね。そんなわけで、アメリカ軍が撤退したら、どう外交戦略をやりくりしていくかが問題になりそうですよ。

noname#208168

2015/05/31 21:37 回答No.8

日本が中国より劣っている点は核を持ってないことと軍事装備は揃っていますが自衛隊が実戦経験がないことだけです。だからいざというときに日本独自でも対抗できるように今憲法改正しているのではないでしょうか？

mrst48
ベストアンサー率9% (303/3050)

2015/05/31 21:14 回答No.7

国防費をどのようなモノに使うか。これまで同様の装備と人員に使うか新しい武器・兵器や装備を開発し、少ない人員で活用するかとかで全く違ってくると思います。少子化と言われる中での国防。自国だけでの防衛って、難しいとも感じますが・・・。

kohichiro
ベストアンサー率21% (306/1447)

2015/05/31 19:15 回答No.5

＞在日米軍が全て撤退したら日本は米軍が抜けた分を自国で穴埋めしないといけませんよね。どうしてですか？その跡地は日本が自由に公園にしたり、思いやり予算を福祉につかったりできます。これも穴埋めというならそのとおりですが。彼らの強大な軍事力を日本の自衛隊が補完するのは不可能ですし、いまさらその必要はないでしょう。中国は米軍が睨んでいたから対抗上膨大な軍備を持たねば成らなかったという理屈も十分あり得ますので、そのぶん中国の脅威が縮小するだろうということも当然考えられます。中国が日本へ攻め込む必要があるかどうかというと、現状ではないといえます。向こうに何のメリットもないからです。偶発戦争(中国軍部のバカの暴発）がある可能性は、米軍が居てもいなくてもあり得ます。そして米軍がその場合役に立つかどうかはなんとも言えません。その場合はどんな軍事力を高めていても日本は滅びるでしょう。そんなIF を前提にしてお互いが敵視し、金をつぎ込むのは愚かなことです。＞今と比較して国防費はどのくらいかかるのでしょうか余り変えることはないと思います。

dragon-man
ベストアンサー率19% (2711/13692)

2015/05/31 18:55 回答No.4

今の自衛隊は憲法9条の制約で装備が限られています。米軍のような敵地攻撃能力がありません。今は日米安保で敵地攻撃は米軍に任せ、自衛隊は専守防衛しか前提にしていません。国内にいて防備だけに専念するのは戦術的に極めて難しい。ほとんど不可能です。米軍が撤退したら、それに代わる敵地攻撃能力を持たねばなりません。それには中距離弾道弾、航続距離の長い戦闘機、爆撃機、上陸用舟艇、空母などが必要です。アメリカの核の傘もなくなるわけですから、核兵器も必要です。小型核弾頭をつけた中距離ミサイルが必要になります。それらを実現するには最低限今の防衛予算の4倍（20兆円）は必要でしょう。それでもすぐ配備できるわけではありません。少なくとも10年の時間が必要です。必要経費は総額２00兆円を超えます。今の日本の経済力では夢のまた夢です。戦後70年、憲法9条をいいことに、アメリカ任せで国防を怠ってきたつけです。