「迎え盆」について
宗教カテがないのでこのカテをお借りします。
本日は全国の大部分で「迎え盆」ということで祖霊を迎える行事が行われるとのことです。
引用:AllAboutから:http://allabout.co.jp/family/ceremony/closeup/CU20010801A/
●いわれ
お盆は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を略したもので、旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式で、お正月と同じく重要な行事の一つとされています。先祖の霊があの世から戻ってきて、また、天に帰っていくという日本古来の信仰と、仏教の行事が結びついたものです。
>>>参考
盂蘭盆会:釈迦の弟子であった目連が死んで地獄に落ちた母を、釈迦の教えによって僧侶に食べ物を施し、供養する事によって救う事ができたという言い伝えによるものです。つまり地獄におちて苦しんでいる霊を救うために供養を営むことです。
ここで質問をします(初歩的で済みません):
仏教では死亡した方の「魂」は中陰を経て「転生」するのではないでしょうか。祖先の「魂」も然りでしょう。つまり亡くなった方の「魂」は、中陰にあるか転生したか、あるいは成仏しかたの三パターンではないのでしょうか。
仏教の教えでは「魂」は「呼べど叫べど」戻ってくることは「ありえない」ことになるのではないでしょうか?
祖先祭祀は儒教のもつ「宗教性」の考えだと思います。では、なぜ仏教で「いないものを迎える」行事を大真面目に行っているのでしょうか。
仏教と日本的祖先崇拝という原始的感情の現実的融合といった妥協の産物なのでしょうか?