同性カップルに対しての里親認定は良いのか悪いのか
先日大阪府で同性カップルに対してサイト親認定がされてニュースになりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170406/k10010938651000.html
これについて正直、良いのか悪いのか分からないので、情報、ご意見を頂きたくて書かせていただきました。
私個人の考えですが、まず、この決定に対しては反対です。
以前、渋谷区で同性パートナーシップ証明書を出す時に
自分なりに同性カップルに対する権利について考えたことがあるのですが
そもそも、家族という制度自体、男系・女系相続、一夫多妻かそうでないか含めて様々なものがありますが、共通して言えるところは
・子育てを行う場所としての家族
・相続の仕組みとしての家族
どちらもあっての家族制度であるのは変わらないと思うのです。
仮に同性カップルに結婚というものを認めるとすると、カップルの片方が亡くなった時に相続の権利をどうするのかで必ず揉めるでしょう。
その時に、長年連れ添った血の繋がらない相方の方は、亡くなった方の兄弟がもらうはずであった遺産を奪う権利があるのかと考えた結果、それはこれまでの人類の結婚制度の中にあった道理を、同性同士でも異性同士と同じ様に生きてみたいという感情論だけで捻じ曲げると考えて、反対の立場に立つ事にしました。
同性同士愛し合うこと自体は構わないし、渋谷区のパートナーシップ証明書は良い落としどころで賛成派なのですが、「同性カップルは相続に関わることに一切の権利を与えるべきでない」し、そうである以上、子供を持つのは反対派です。
ほかの反対する点として、そもそも条件を満たしている養子を望んでいる夫婦がまだまだ多いであろう状況で
わざわざ同性カップルに養子を許可したのかという理由が明かされていないのが疑問です。
基準を満たしているというのはあくまで最低ラインを超えているという事で
素人考えでは、それらの人の中で、なるべく裕福で、なるべく問題のない家庭に預けるのが真に子供のため制度に見えるのですが、そうでないのは諸事情を考慮して、基準を満たしている人の中から抽選で選ぶような制度になっていたりしていたのでしょうか?
また、上に挙げたような問題は欧米では既に通過した結果、同性カップルの間でも養子縁組が出来ているのだと思います。
ここまでに、どういう経緯を経て認められて行ったのでしょうか?
私個人は今は反対の立場にいますが、相手側の論理、哲学を十分知って反対しているわけではありません。
分かり合うためにはまず知りたいと考えています。
多くの質問を重ねてしまうようで申し訳有りません。
一つ一つでいいので、回答できる事ありましたらご教示いただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。