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投資信託の儲け方について質問です。
- 「投資信託の儲け方について質問です。」
- 投資信託は持ち続けていくと、株価のように基準価額が上がって、その差益で儲けるのでしょうか。
- 再投資される投資信託が一番いいとされていますが、分配金が支払われていない場合はどうなっているのか疑問です。
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二回目です。 貴方の計算どおりです。まず1年目に12万円を投資する。その12万円が10%上がって13.2万円になる。2年目~10年目の9年間は、毎年の投資額が13.2万円になり、9年で118.8万円を投じる。つまり、10年間での投資額は130.80万(=12+118.8)で、投資期間最終日には投資額は132万円(=12*10*1.1)に育つ。よって利益は1.2万円です。 複利とは、借金にたとえれば「金利の上に金利が付く」という現象です。つまりそもそも金利がなければ、複利は存在しません。毎年10%上昇するという過程では、初めに投資した10,000円は、1年後には11,000円(=10,000*1.1)になりますので、利益は1,000円です。次の1年後には12,100円(=11,000*1.1)なので、利益は1,100円です。利益が100円増えます。この利益増が複利です。 分配と言うのは、投資信託からお金を引き出す行為です。よって1年目が終わった時点で1,000円を引き出したら、11,000が10,000円になります。すると2年目の利益が1,000円(=10,000*0.1)になります。1,000円を引き出すしたために、1,100円ではなく1,000円になったのです。 貴方の「分配金が発生して、それを再投資することで複利が発生すると考えていたのですが、分配ゼロでも複利の効果は得られるのでしょうか」という疑問ですが、「分配金が発生してそれを再投資」と「そもそも分配ゼロ」は同じ効果です。前者は11,000→10,000→11,000であり(分配により減った元本が、再投資によって元に戻る)、後者は11,000のまま、です。 最後に。複利の効果を利用すれば、非常に効率的です。年10%で運用すれば、10年後には2.59倍になり、20年後には6.73倍、30年で17.45倍です。倍ばいバイ・・・となります。ちなみにSP500の過去50年弱の利益は年10.47%ですので、年10%の仮定は現実的です。 分配金ゼロが良い。もし分配されてしまったら、再投資で分配金額を投資の世界に戻すが良い。そして複利の効果を余すところ無く頂きましょう。健闘を祈ります。
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- holydevil
- ベストアンサー率39% (121/310)
No1です。 もう少しシンプルに考えてください。 たとえば全く同じ投資先に投資する投信で以下の3つがあるとします。 (1)基準価額がどんどん上がる投信 (2)分配金は自動的に再投資に回し基準価額を抑える (3)分配金は現金として還元し基準価額を抑える (1)と(2)は同じ複利の効果があります。(3)は複利の効果がありません。 ここでわかりにくいのが、(2)のパターンで分配金があるときとないとき があるからです。これは、ファンドの方針だけの問題であまり気にすることはありません。 要はいくら儲けるかだけで考えればよいです。分配金という形を取るファンドは、 基準価額が高くなりすぎたら分配金を出して基準価額を一気に落とすファンドです。 これは基準価額が高すぎると、新規顧客が付きにくいという心理的理由があるためかと思います。 (結局は同じなんですねどね・・・)
- Crusadess
- ベストアンサー率57% (121/210)
こんにちわ。春雨の日に、手短にお手伝いします。 投資信託を一つの箱に例えると、解りやすいと思います。その箱に入っている全ての価格(現金・株・債権・・・)を、総口数で割ったものが基準価格です。つまり、投資信託に10,000円あり、10口とすると、一口あたり1,000円です。これが基準価格です。 株価が上がれば、基準価格は上がります。また分配金は基準価格を下げます。分配金は、まるで箱からお金を引き出すような行為です。箱の中身が減るので、当然に基準価格は減ります。分配金がゼロということは、箱からお金を引き出していないということで、全てのお金を投資中、という意味です。 分配金を利益と勘違いをする残念な人がたまに居ます。気をつけましょう。分配金は自分の銀行口座からお金を引き出しているのと同じ効果です。自分が箱に投じたお金が、グルっと回って自分に帰ってきたのと同じ。意味が無い行為です。複利の効果を利用するためには、資金は常に投資し続けなければなりません。よって分配はゼロが王道です。 分配が止まるには、それなりの理由があります。「株価上昇が(儲けが)足りなかったから」というのが一般的です。「投資方針が変わったから」もありです。なかには儲けがゼロでも、分配をするファンドがあります。これは俗に「蛸足」と呼ばれるもので、元本の切り崩しです。元本の切り崩しなので、投資家にとって利益ではありません。 しかしこの手の疑問は不要です。そもそも分配ゼロが王道だからです。 蛇足ですが最後に、投資信託の手数料情報にも注意しましょう。貴方が興味を持っている投信の手数料は、購入時手数料は2.16%、信託報酬は0.54%、留保額は0.05%です。類似ファンドであるニッセイ外国株インデックスファンドでは、手数料はそれぞれ0.00%、0.4212%、0.00%です。また小生一押しのVanguard投信も類似ファンド(VT)を出していますが、手数料はそれぞれ0.00%、0.17%、0.00%です。手数料は重要です。目論見書を確認しましょう。 健闘を祈ります。
補足
ご回答ありがとうございます。初心者なもので、複利の効果がよく分かっておりません。 例えば、以下のような投資信託があるとします。簡単化のため、信託報酬や税金を考えないでいます。 基準価額:一万円 毎月積立額:一万円 分配:年一回 10年後を考えてみたいと思います。 基準価額が上がらず、分配がなかったケース 積み立てが12か月で10年間なので120万円あります。ただし、基準価額と分配金が出なかったので、これはすべて解約しても利益は 120万(合計)―120万(費用)=0円 このような計算で合っていますか。 二年目1月で基準価額が1000円上がって分配がなかったケース 一年目の12か月で12万円投資して、その後の9年間は1万1千円となった投資信託を購入しているので、利益は 132万(合計)ー130万8千円(費用)=1万2千円 となって、複利の効果は発生しないのでしょうか。 素人考えだと、分配金が発生して、それを再投資することで複利が発生すると考えていたのですが、分配ゼロでも複利の効果は得られるのでしょうか。
- holydevil
- ベストアンサー率39% (121/310)
一般的な投資信託は株価などが上がれば基準価額も上がります。その差益で儲けます。 また、分配金は再投資される投信のほうがいいです。ただ、これは分配ゼロで基準価額を上げるか 分配しながら、基準価額を上げないかはその投信の目論見に書いているはずでどちらでも同じ効果です。 最悪なのは分配金を再投資せず、お金でくれるような素人だましの投信です。 代表的なところではグローバルソブリンで、最近化けの皮が剥がれてきたのか急激に資金が流出しています。 「SMT グローバル株式インデックス」に関しては、確か分配金は再投資だったと思います。(選択できたかもしれません)分配金がないのは、基準価額がそれほど上がらなかったからでしょう。基準価額が上がりすぎると、心理的に新規の顧客が付きにくいというデメリットがあるため、分配金を出して基準価額を落とすというのが投資信託の定石です。個人的にはそんなことしなくてもいいと思うのですが、投信は買ってもらってなんぼの世界ですからね。
補足
ご回答ありがとうございます。 2013年までの数年間、分配金がなかった場合には、投資信託でよく言われる複利の効果は発生しなかったということなのでしょうか。 そもそも初心者なのでよくわかっていないのですが、複利の効果は分配金を再投資することで得られるで合っていますか。基準価額の上げ下げは複利とは関係ありませんか?
お礼
ご回答ありがとうございました。