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アンプのヒューズについて、
アンプに付いてるヒューズについてです。 同じ出力のアンプでも、メーカーによって付いてるヒューズのアンペアがまったく違いますが、ヒューズの大きいアンプの方が実際に出てる出力が大きいのでしょうか? よろしくお願いします。
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- John_Papa
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No.3です。 どんなアンプか判ったので追加しておきます。 危惧した『メーカーの仕様書に偽りが無ければ』に引っ掛るアンプでしたね。 ヒューズの定格に係わらず、仕様書に書かれている出力が得られる可能性が低いです。 カーオーディオでは、電源電圧がバッテリーフル充電で14V程度です。 これを効率100%のアンプでスピーカーに出力できれば、オーディオ信号は交流で14Vppまで出力できるという事になりますので、一般的な交流表記では5Vrmsになります。 カーオーディオを家庭用や業務用などカーオーディオ以外のオーディオと同じ表記方法をすれば、 インピーダンス1Ωのスピーカーを接続した場合、5V÷1Ω=5Aですので、5V×5A=25Wの出力ということです。 2Ωスピーカーの場合は12.5Wで、4Ωスピーカーの場合は6.25Wです。 カーオーディオでは慣例的にピーク値で表示されますので、サイン波の電圧ピーク値はRMS値の√2倍ですから、出力は2倍の表記に成り、2Ωで25W 4Ωで12.5Wということになります。 BTLアンプの場合では、この倍の出力になります。 AB級のアンプの効率はおよそ50%ですので、2Ω(または4ΩBTL)ステレオの場合アンプの消費も含めて約10Aになります。 1600Wアンプでも、歪みなく連続して取り出せる出力はこのあたりまでです。 14Vの電源ではスピーカーのインピーダンスを下げる以外それ以上の大出力は取り出せません。 では、どうやって1600Wを出しているのかという疑問が当然あると思います。 簡単なことです。コンバータで高い電源電圧を準備しているのです。電圧が倍になれば理論上4倍の出力が得られます。8倍の電圧にすれば通常時25Wのアンプが1600Wに化ける訳です。 14Vを川に例えれば、8倍の電圧にするのは、川から階段を使ってバケツリレーで上のタンクに水汲みをしているようなものですので、1600W(理論値)を出せるとしても一瞬です。そこで、常時は途切れることの無い川の水(バッテリーから直接の14V)を使っていて、大音量が来そうだという時だけ高電圧に切り替えるという巧みな作業をしているのです。(家庭用のアンプや業務用のアンプでもこの仕組みを使ったものが有ります。省エネになりますし) 電源に入っているヒューズではなく、アンプに内蔵されたDC-DCコンバータの性能とチャージしておくコンデンサの容量に拠る事になるでしょう。(IC化されたアンプでもコンデンサは外付けに成らざるを得ないのですが、それほど大容量のコンデンサが使われてることは無いように見受けます。アンプのケースが小さいので高圧大容量のコンデンサーは収められません。また、大容量だと所定の電圧に達するまで時間が掛かります。高圧電源側は未使用時間に素早くチャージしておく必要がありますので大容量は反って不利になります。) 1600Wをどの程度長く出せるかは、バケツやタンクの大きさ次第で、必要以上の川の広さ(ヒューズの大きさ)には関係有りません。予測切り替えなど上手く作らないと、電力を無駄に消費するだけで出力は100Wクラスのアンプと変わらない可能性があります。曲種にも拠るでしょう。持続する重低音、例えばパイプオルガンとかでは1600Wという性能を全く発揮できません。 バスドラムのドス・ドスとリズムを刻む音などでは特質が活きるでしょう。 一般的オーディオの静的測定方法では測ることができませんので、出力には理論値が記載されます。 それが、ハイパワーカーオーディオアンプというものです。 とはいえ、近年ハイブリッドやEVカー(発進時は3倍圧の42Vで常時は14Vで駆動するそうです)などで、キロワット級のDC-DCコンバータが開発されて来ましたので、カーオーディオも将来的には予測切り替え無しで常時キロワット級の出力ができるアンプが登場するかも知れません。
- tpg0
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補足質問の件 アンプの回路図を拝見しないと分かりません。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ ヒューズのアンペア数は、アンプ回路が必要とする瞬間最大以上の物を用いるので、スピーカーへの出力とは直接関係していません。 つまり、出力自体はヒューズと関係無い。 一般的に、電源を入れた瞬間に、インラッシュカレントと呼ばれ、通常時よりも過大な電流が流れ、その上限以上のヒューズを採用します。(そうしないと、電源を入れた時にヒューズが切れる。) 極端な例では、出力3ワット程度の真空管アンプに、ヒューズは10アンペア、なんていうケースもある。 我が家の半導体アンプ、古い製品で100ワット出力なのですが、電源回路が大きなトロイダルトランスと大容量コンデンサーを搭載しているためか、突入電流が大きく、装備されているヒューズは15アンペア 通常、コンセントから得られる用量は15アンペアなので、定常時に15アンペアを要求しているわけでは無い、という事は明白です。 (アンプには他の機器をつなぐことができるサービスコンセントも有るので、そっちで消費される分も考えれば、アンプ自体で数アンペアだと思われる、出力100ワット×2なので、出力自体は2アンペア相当、効率があまり良くないとしても、倍くらいの4Aくらいまでしか通常使わないハズ。) 突入電流が大きいため、電源を入れた瞬間、電圧降下を起こして他の機器のパイロットランプなどが一瞬暗くなる、チョット厄介なアンプだったりします(苦笑) 電源のヒューズは、アンプを守ると言うよりも、アンプが壊れた時に、より深刻な問題になる事故に発展しないようにする物です。 アンプ回路を守るためには、保護回路などが装備されているのが一般的ですね。
- John_Papa
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こんにちは。 メーカーの仕様書に偽りが無ければ、同じ出力のアンプなら実際に出ている出力も同じです。 ヒューズの定格が違うのは、アンプやアンプの電源方式に拠ります。 特に電源回路にトランスと大容量コンデンサを使うタイプでは、スイッチを入れた際の突入電流が大きいので、アンプの出力に比べて電流定格が大きめのヒューズを使わないと、電源のON-OFFを繰り返すだけでヒューズが切れてしまいます。 また、一般に真空管は半導体より突入電流が大きいです。 突入電流についてWiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%81%E5%85%A5%E9%9B%BB%E6%B5%81 また、ヒューズにも結構多種の規格があります。 上記にもタイム・ラグ・ヒューズ (time-delay fuse) /スロー・ブロー・ヒューズ (slow-blow fuse) という言葉が出てきますが、JIS規格では次のように決められています。 http://fa-ubon.jp/tech/005_200907_vol8_fuse_techno.html 電気店で多く見かけるのは、A種普通溶断形(スロー・ブロー・ヒューズ)ですが、突入電流が少ないデジタルアンプではA種速動溶断型が使われる事が多いですね。 見た目ではわかりませんので、ヒューズが電圧ではなく電流で切れる事を利用して一般的な125V定格ではなくて250V定格のヒューズを使って交換注意を促すメーカーもあります。一般的にスイッチング電源のAC側が100V~220Vに対応してる場合が多いので使用パーツを統一する意味もあるでしょうけど。 尚、D級アンプ・スイッチング電源でヒューズが切れた場合、電源回路かアンプに重篤な故障がある場合が多いです。 一方、真空管アンプとかAB級アンプ等トランス電源アンプでは、大き目のヒューズでも電源のON時の突入電流による疲労で切れていて(管内のヒューズ本体が飛び散らずに ~ と歪んで切れてますね)ヒューズ交換だけで済む場合が多いです。 ということで、過大電流(事故発生)にできるだけ俊敏に反応して欲しいデジタルアンプより、突入電流対策が必要なトランス電源アンプの方がやむを得ず電流許容量の大きなヒューズが付いているのです。 同じ出力のアンプなら実際に出ている出力も同じです。
- tpg0
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こんにちは。 オーディオ・アンプの電源ヒューズは言うまでもなく「電源回路の保護目的」ですからヒューズのアンペア数が大きいほうが電源から供給される電流値も大きくなります。 仮に、定格出力が同じ100WのアンプであってもA級増幅アンプとAB級増幅アンプでは増幅能率が違うので流れる電流値が違いますから、電源から供給される電流値も違うので必ずしもヒューズのアンペア数が大きいからと言っても出力ワット数が大きいとは限りませんが、定格出力に対して歪率を無視した最大出力が大きいアンプなら、最大出力時の音は大きくなり電源ヒューズのアンペア数も大きいものを用いる設計になるでしょうね。
- STAX217A
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大きいです。A×V=W(消費電力)仮に制限電流値(A)を超えるとアンプ増幅回路・焼け・基盤全損危険可能性アリ。
補足
回答ありがとうございます。 現在車用のアンプを二枚持っていまして、一枚がABアンプで最大1600wで35Aが二枚刺さっておりまして、もう一枚もABアンプの最大1600wでヒューズが40Aが三枚刺さっております。 メーカーの違いでここまで差が出るものなのでしょうか? また、この場合35A二枚のアンプの方が消費電力が少なくて済むのでしょうか? (アンプは40A×3枚のヒューズのアンプの方が二三万くらい高いです。)