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たばこの煙をワイヤフレームに置き換える方法
以前フランクステラというアーティストが、 タバコの煙をワイヤフレームに置き換えて、作品に取り入れているのを見たことがありますが、 どのような方法で、煙を3Dに取り込むことができるでしょうか?
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件の作品を探したのですが、彫刻やドローイングしか見つからず、やや外れた回答かも知れないのですが… 3DCGでは硬い(触ったりできる程度の)物体をデータにする方法として、写真技術を用いたものやセンサーやレーザーで位置情報や奥行きなど物体の形状を数値にし、そのデータから3DCGにしています(デジタイズといます)。煙の場合、触れるような物ではないことと、変化しやすいために、前述のような方法は用いられるず、物理的なシュミレーション手法を用いています。パーティクルやボリュームレンダリングなどといった手法が用いられていますが、フラクタル等の数学的な手法を用い、計算された煙の動きをソフトで作り出し、アニメーションや静止画を作成する方法です。現在、映像制作に使用されている代表的3DCGソフトではパーティクル、ボリュームレンダリングは標準でサポートされている場合がほとんどです(煙の表現を追及するために、プラグインという追加ソフトが使われることもあります)。
- 参考URL:
- http://www.oakcorp.net/pyro/
お礼
シュミレーション手法という、全く想像もしてなかった回答をいただき、目から鱗の思いでした。ありがとうございました。 3Dをかじってはいるものの、まだ、パーティクル、ボリュームレンダリングまでは遠い道のりですが、頑張ってみます。 ステラの煙を使った作品は比較的近作なので、なかなかサイトを見つけることが出来ませんでしたが、下記の作品(間違ってるかもしれません)が、それに該当すると思います。 http://www.kemperart.org/permanent/works/Stella,Frank_Cetology.asp