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複雑怪奇なウクライナ情勢について
ウクライナ情勢について分かりやすく解説をお願いします。 調べたのですが、なかなか理解できなかったもので‥。
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ウクライナは他民族国家です。 それで、民族問題と絡んでEU入りを希望している 国民と、ロシア回帰を望んでいる国民に二分されて いました。 ロシア回帰を望んでいる大統領がいましたが、これを 嫌ったEU入り希望の国民が、デモ、暴動を起こして ロシア寄りの大統領を追い出し、 EU寄りの大統領を据えました。 これにロシア寄りの国民が怒った訳です。 選挙で選ばれた大統領を武力で追い出した。 なら、武力で元通りにしようじゃないか。 それで、二派に分かれて争うようになったのです。 EU寄り勢力には、EUや米国が味方し、 ロシア寄り勢力にはロシアが味方しています。 それが現在の状況です。
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- titelist1
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ウクライナの情勢は日本にも参考になります。日本は敗戦によって親米政権が続いています。民主党になっても反米的立場を取りませんでした。沖縄にはアジアをにらむ重要な米軍基地が存在しています。 もし、日本が親中国政権ができたら、米国は沖縄の基地が中国に取られるのではないかと心配します。ロシアがウクライナにあるクリミア半島の海軍基地と同じです。ロシアはそれを心配して半島を占領しました。米国も沖縄の基地を心配して沖縄を占領するかも知れません。沖縄の反米組織は中国陣営に入りたいのですが、米軍基地の存在がそれを妨げていると思っています。だから、新たな米軍基地の建設移転に反対しているのです。
- titelist1
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ウクライナは肥沃な穀倉地帯なので昔から他民族が奪いに来たのです。キエフ公国をモンゴルが奪い、その後ロシア帝国が植民地にしたのです。ロシア革命後の混乱期にドイツが一時占領しましたが、ソビエトが長く支配していました。 ソビエトが崩壊して新生ロシアになる時の混乱に乗じてウクライナは独立したのです。ロシア帝国時代とソビエト時代にロシア人が東部にたくさん住み付いたのですが、ウクライナのロシア人は仕方がないのでじっと我慢していたのです。 プーチンの時代になりロシアは国力がもどり、ロシア帝国やソビエト時代から重要な軍事地域であったウクライナのクリミア半島を占領したのです。この背景にはウクライナが西側ヨーロッパ陣営に入ろうとしたことと関係します。ロシアはこのままでは大事なクリミア半島が取られると思ったのです。クリミア半島はウクライナの領地ですがロシアの海軍基地があるのです。この基地がないとロシアは地中海に軍艦が出られないのです。 この軍事行動に乗じてウクライナのロシア人は本国の軍事支援を受けて東部地区をウクライナから切り離してロシアに編入しようとしているのです。ウクライナから見ると反政府運動だが、ロシアからみたら長く自分達が支配していた土地だと思っています。