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帯揚げの値段

帯揚げは、布量が少なく、凝った刺繍や織り柄があるわけでもないのに、そこそこ良い値段がするのは何故でしょう。 凝った装飾を施しても、見えないし、締める際に邪魔だろうとは思いつつ…。 帯締めであれば、良質なものは「締めごこちが良い」と聞きます。しかし、帯揚げに締めごこちはあまり求めないと思います。 帯締めほど極端に高価な値付けは、帯揚げにないようですが、一万円前後はします(中国産を除いて)。 みなさんのご意見をお聞かせください。

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  • E-1077
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回答No.2

実は帯揚げ・帯締めは着物を着装する上でとても重要なものなのです。 中でも帯どめは「画竜点睛」といって、最後に目を入れるというくらいに大切なのです。 締め心地は確かにあるんです。 なんでも同じではないですね。 帯枕に現在はガーゼをかけていますが、以前はありませんでした。 本当の意味で帯揚げがそれの代わりでした。 今ではそのガーゼを隠す重要なものです。ないと帯の間からガーゼが見えてしまい、とても見栄えがよろしくありません。 そういった点で、締めやすい、なおかつ処理がしやすいものは、化繊の安いものではないのです。 良いものはしわにもなりにくく、本結びをしても、崩れません。 帯揚げにもたくさんの種類があります。 あまり凝っていませんが、刺繍が施されたもの、 織柄というか絞りのものや、ぼかしがはいったもの、柄付きのものもありますよ。 最近ではスパンコール付きやラインストーンが入っているものなど様々です。 素材も今は化繊か正絹になっています。 綿はありません。なぜか…しわになるからです。それから締めにくい。 着もの自体が正絹がほとんどですので、それにつける帯の素材を考えると、帯揚げも準じた素材にならざるを得ないのでしょう。 しかも、帯の上ですから、正面に見たときに、襟元から帯へ移る目線において重要な中央の位置なのです。 ないとおかしいものなのです。 だから「高い」とは言えませんけれど。 ではなぜに高いのか? 子供服と同じです。 小さくて布も少ないのに、高いですよね。 たくさんのパターンで大量生産できれば安くなるでしょう。 しかし、中国産の化繊ものを除いて、良いものは大量生産しません。よって単価が高くなります。 なおかつ、買う頻度も問題です。 一度揃えたら、次々と買い足していくものではないし、消耗品ではないので、必然的に需要は少ないです。 よって、高くなりますね。 ただの布切れはしではないのです。 反物の余りで作ったりしますけれどね。 同じように半襟もそうなんですけれど。 帯締めも本当に種類は様々。 よって、帯締めと帯揚げはお対で買われる方がほとんどですね。 もちろんばらばらで楽しむこともあります。 今の着物業界の値段のつけ方について、擁護をする回答ではありません。 確かにもっと安ければ種類が揃えられて楽しいだろうなとは思います。 しかし、グラデーションで色をそろえても、きりがない。 よって、そんなに買う頻度がないので、金額は気にしていない。 というのが本音です。

yunoko1344
質問者

お礼

回答をありがとうございます。おおいに納得しました。 帯まくらにガーゼをかぶせない時期もあったのですね。勉強になります。 良質のものは、しわになりにくいという点も、よく覚えておきます。 着物に興味を持ち始めた初心者です。着物や帯は枚数が増えるとかさばるので(リサイクルですが)、購入を我慢。その代わり、小物を買い足して組み合わせを楽しみたいと考えてます。 しかし、なかなか値が張るなあ、何故かしらと感じて、質問させていただきました。どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • dogchibi
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回答No.1

人から見ると、体の横から帯の中が良く見えるので、お太鼓を包んでいる帯上げも結構目につきますね。 ポリエステルだきっとほどけやすくて着崩れしやすいような気がします。シルクはほどけにくいように思います。 値段が高いのは需要と供給のせいかと思います。帯上げにかかわらず市場の競争がないものは高いですよね。もっとみんなが着物を着るようになってメーカー同士で競争が起これば値段は下がるんじゃないでしょうか。でも現実的にはそうならないでしょうね。

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