- ベストアンサー
成人のアスペルガー症候群の可能性について
こんにちは。わたしは来月短大を卒業する20歳です。今、本当に悩んで悩んで泣きながら書いているので、もし文章が支離滅裂で読みづらかったら申し訳ありません。 わたしは現在、自分がアスペルガー症候群である可能性を、疑っています。事の始まりは就活です。来月卒業だというのに、わたしは未だに内定0という落ちこぼれ具合で、正直なところこんな奴生きる価値もあるのだろうかと就活を続けながらも毎晩1人になると泣いています。 そんなある日、ネットで求人情報を探している途中に、偶然「自閉症スペクトラム指数の自己診断」というページを見つけました。ほとんど興味本位でやってみたところ「自閉症の傾向が認められる」(自閉症の可能性がある)という結果が出て本当に驚きました。そして同時に、ほんの少しだけ、納得しました。 というのもわたしは昔から何をするにも要領が悪く、「おっちょこちょい」やら「ボケた奴」とよく言われており、わたし自身もできないことに対してとても悩んでいました。だからもしアスペルガーだとしたら、端的な言い方をするなら、「障害故に○○することができなかった」というものがあるのかもしれないと思ったのです。 もちろん近年、ネットの診断を鵜呑みにして「自分は発達障害かも」と精神科に駆け込む方が多く、そのような方々の大半は違うらしいのでわたしも最初は信じませんでした。納得するに至ったのは、同じタイプ(質問)の自閉症スペクトラム指数診断を、図書館でたまたま読んだ成人の発達障害に関する本の巻末で発見したのが理由です。そこでも改めてやってみたら同じくらいの点数が出ました。そのときに上記の通りの考えが浮かび、もしかして、と思ったのです。 しかし未だ発達障害に関する理解は浅く、わたしの親も、例に漏れずあまり理解がありません。わたしがそのような可能性があるという話をしても、「でもアスペの人ってのは○○らしいじゃん?」という返答が返ってくる、いわば「自分の子に障害の可能性を認めたくない」感じです。仕方ないと思います。自分の子がそうであるかもしれないなんて考えたくないのが親心なのでしょうから。ですがこの状況が、病院に行きたいというわたしの気持ちを、揺らがせています。 わたしの住んでいるところは田舎で、成人の発達障害を診断して頂ける病院は、県外です。そしてわたしも所詮、ネットと本の結果に怯えて病院へ行きたがる「ネットに惑わされた精神科受診者の方々」と同じ穴の狢ですので、わざわざ県外の病院へ行っても結局アスペルガーではなく本当にただの落ちこぼれなのかもしれません。努力が足りないだけのクズかもしれません。それを認めたくなくて障害という免罪符が欲しいだけという可能性も心のどこかにあるのかもしれません。もしアスペルガーだったとしても、診断を受けたからと言って何が変わる訳ではない、というのもよく分かっています。でもわたしが本気で悩んでいるのも確かです。 発達障害・・・特にアスペルガー症候群の場合、診断には親の同行もしくは親に対する幼少期の自分についての聞き取りがあると聞きます。わたしは最初に書きました通り内定が未だにありませんから保険証も親管理なので、1人で病院へ行くにしてもどちらにせよ親にはバレてしまうのですが、如何せん障害の可能性についての理解というのは説明が難しく、同行も聞き取りも叶いそうにはありません。わたしの思い込みに過ぎないのでしたら迷惑をかけてしまうという気持ちもあります。実際アスペルガーの全ての特徴に当てはまるのではなく、また母親が以前わたしに言った「そうかもしれないと思って診断したら大抵当てはまる」という言葉も、理にかなっていて、事実そんな思い込みが自称発達障害の方々を多数生み出しているのも確かなので否定はできません。 わたしは一体どうするべきなのでしょうか?先程書いたように、全てに当てはまる訳ではなく、むしろアスペルガーの人の特徴から真逆に位置する部分もあります。自分でももう本当に可能性があるのか無いのか、分からなくなって来て、とにかく苦しいです。 以下に、アスペルガー症候群の疑いとして、当てはまった部分を書き出してみます。これらは普通なのでしょうか?それとも異質なのでしょうか? ・曖昧な指示や言葉への理解が難しい 「あれ取って来て」や「今日の授業どうだった?」など、曖昧な指示や質問に対して、とても理解が難しいです。「あれ取って来て」なら、指差した場所に置かれた物体が1つだけでない限り「どれ?」となりますし(普通文脈から分かる状況でも)、「今日の授業どうだった?」なら「どうだったと言われても・・・あと今日の授業ってどの授業?」となります。 ・得意と苦手の差が激しい 例えば教科科目であれば、わたしは非常に国語が得意で、勉強しなくても平均点を下回ったりはしません。高得点もしょっちゅうありました。反面理数と社会の公民分野は酷く、特に公民分野は政治経済分野である以上日々のニュースやら何やらでいろいろ情報が入って来るのに、未だにわたしの公民知識は小学校レベルです。お恥ずかしい話です。公務員試験を受ける関係での勉強もしたのですが全然頭に入りませんでした。ついでに化学の元素記号の知識も水素と酸素と銅程度しかパッとは出て来ません。昔我が家のトイレには元素記号の周期表が貼ってあり、何年もそれを興味深く目にしていたのですが(トイレには用が無いのにじっと眺めていたときもあります)、もともと知っていた分以外はほぼ覚えていません。 ・自分で立てた計画が実行できない 勉強の計画なりエレクトーンの演奏練習の計画なり、わたしは昔から、自分で立てた計画を無事に実行できた記憶がありません。できるつもりで立てた癖にできないので、またダメだったと自己嫌悪したのは果たして何回だったか、数え切れません。 ・特定の感覚における過敏さ 主に嗅覚ですが、わたしは人間(家族含む)のニオイさえ苦手で、近い距離で会話などする場合は口呼吸に切り替えるのが癖です(鼻で息を吸わないため)。別に香水のニオイや加齢臭がどうというのではありません。我が家で香水付ける人はいませんし加齢臭については自分より年下の人間は関係無いはずです。そんな調子ですから飲食店でのバイトはしたことがありません。好きな果物でも間近でずっとニオイを嗅ぎ続けると気持ち悪くなってしまいます。 ・街中で知人友人に会うのが苦手 1人で出かけていたとして友人を見かけると反射的に隠れます。学校などでどんなに仲の良い子でもそうです。その子のことが本心から大好きでも隠れてしまいます。気付かれないように。何故かと言われると正直困ります。 ・極度の方向音痴と迷子 住んでいる町内においては、山が見える場所では、山を基準にして小学校高学年頃にようやく東西南北を把握しました。山が見えないと住み慣れた町内なのに東西南北が分かりません。 あとよく道に迷います。地図を見ながら歩いて徒歩5分のビルに行き着けなかったり、同じく地図を見ながら歩いて徒歩10分以内の場所へ行くのに、ゴール地点とは反対方向へ向かう道を歩いてみたり。就活や資格試験の際にはなかなか困ります。 ・初めての経験に対するとてつもない不安 初対面の人と話すのはもちろん、郵便局で初めて1人で簡易書留を利用するときなど、何かの初体験に対してとんでもなく不安です。簡易書留なんてそれこそ「簡易書留でお願いします」と言って封筒渡すだけなのに。 ・1人会話(脳内シュミレーション含む) 幼児期のごっこ遊びは多くの子供によく見られますが、わたしは1人でごっこ遊びができました。1人会話です。シンデレラごっこであれば、お姫様役と王子様役と継母や姉役と魔法使いのおばあさん役が全部自分でできるのです。 大きくなってからは、声には出さなくなったものの、他人との会話を本当に喋っているかのように空想シュミレーションしていることが多々あります。 ・すぐボーッとしたり話が耳に入っていなかったりする わたしがテレビを見ている近くで家族が何か会話をしているとします。「ねえあなたはどう思う?」と聞かれます。わたしはそこで「え?何が?」となるのです。耳に音は聞こえています。しかし聞いていない。これが度々起こります。 ・作業中を見られたくない 描き中のイラスト、閲覧中のサイト、書き途中の文章。誰にも見られたくないです。やましいサイトを見ていたりしなくても嫌です。イラストや文章なら人が来たら隠しますし、サイトは常に別タブを開いて、誰か来たらそちらを開きます。 ・興味のある何かに対する執着 寝ようとする→「そういえば○○って何だろう?」→気になって眠れない→結局起きて調べてしまう 翌日まで我慢できません。朝弱いから寝ないと余計辛いのは理解してるのに。 ・特定の数字に対する妙なこだわり 特に2・4・6の数字は何故か無性に好きで今も同じです。昔は謎に奇数嫌いでした。 ・騒がしい環境が苦手 人混みは頭痛がするので行きたくないです。オーケストラの音楽、和太鼓の音も、聞いていると頭痛がします。和太鼓カッコイイから好きなのに。 ・物の位置を変えられたくない 位置が変わると把握に時間がかかります。親が少しだけ部屋を掃除してくれたら、教科書の位置が分かりませんでした、ちなみに教科書はそのとき座った場所の真後ろにありました。 他にも一応あるのですが文字数の関係で割愛させて頂きます。 長々と本当に申し訳ありません。 皆様のご回答やアドバイスをお待ちしています。 なお批判的な回答はご遠慮願いたく思います。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答